久しぶりに実家に行き、兄夫婦といろいろ話して来ました。
中でも心が痛かったのは、
実家と親しかったYさんが亡くなったとの事。
103歳というお歳だから、寿命を全うされたのだろうと思います。
私もよく知っている人でしたが、
90代の後半に、もう一人暮らしはできないからと、
娘さんが暮らしている東京に引き取られ、それ以来はお会いすることもなかったのですが。
東京の娘さんとも若い頃はよく知っていました。
Yさんの娘さんから、実家の兄の所には、時々連絡があったそうですが。。。
何度か『もう危ないです・・・』と言う連絡があったようですが、
何度か持ち堪え、103歳まで・・・
兄が言うには、人が逝くっていう事は大変な事だと・・・
Yさんの娘さんは、私より少し年上。
もう70代ですが、90代後半から103歳までの間のYさんの介護が、
本当に大変だったろうな~~と思います。
90代後半で東京に行かれる時、もう足が悪くてやっと歩けるような感じでした。
でも、家事を一人でやっていたのです。
もうすぐ100歳という頃、Yさんは東京の娘さんの所に行かれたのです。
子供に面倒をかけたくないと思っても、
結局一人で生活できなくなり、葬儀も火葬も自分でできないのだから、
最後は、施設や病院、そして子供の世話になるんだな~~と思わせられました。
その事があって、私は、70歳を目前にして、
以前どこかで手に入れた、簡単な『エンディングノート』を書きました。
延命治療をどうするとか、お葬式は家族葬でできるだけ簡単に・・・などなど・・・
そしてお墓の事も・・・
私の実家は神道なのですが、婚家先は仏教なので、
その辺はあきらめて、私も婚家先のお墓に入る事は仕方ないと思っていました。
でも、実家の神道の方で、信徒やお墓の後守りがいない人などが入れる
いわば、縁のある人が入れる共同のお墓を作っているという話。
私はすぐに、『じゃ~~そこに私もお願いしたいな~~』という気持ちになりました。
なんか、姑さんと一緒のお墓に入らなくていいんだ~と思うだけで、心がスッキリ・・・
まだ具体的には何も決まっていませんが、なるべく早く決めたいと思います。
息子や娘にも一応言いましたが、『書いておいてよ~~』と言われました。(苦笑)
コロナ禍でいつどうなるかわからない今の世の中。
自分の最後をどうして欲しいか・・・と決めて子供たちに言っておかないと
どうしたらいいのか迷うのは子供たちだから、
今の時点での一応の希望を書いておきました。
またもっと生きられれば変わってくるかもしれませんが・・・
費用の面も、財産は残してあげられないけど、夫婦二人分の葬儀代位は用意しておくから・・・と。。。
一応決めて書いておけば、自分も一安心して、
後は、余生の日々をできるだけ楽しく過ごすことができる気がします。