自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

あの子はもう帰ってこない

2014-04-19 06:16:46 | ひとり言
結論が出ました。


あの子は、もう帰ってきません。


自宅のPCのことです。


「お客様、ハードの損傷でした。修理を希望されるのであれば、ハードを変えれば修理は完了いたします。しかしながら、お客様のデータはすべて消去されてしまいます。長期保証に加入していただいておりますので、費用はかかりません。いかがいたしましょうか?」


最後通告とも思われるこの電話は、覚悟はしていたものの、かなりのショック。


「原因はなんですか?」


「申し訳ございませんが、わかりません」


「でも、まだ2年しかたっていないのに、ハードが壊れるなんて、、、、」


いくらじたばたしても、もう帰っては来ないわけです。


ボクがなんとか言えたのは、


「修理をお願いします」


これから約2週間、あのPCは、新しい命としてやってきます。


いつのまにか、「PCを手放せない生活」になっていて、この便利さが、ものすごく不自由さを兼ね備えていることを想い知った体験でした。


共依存や相互依存という言葉がある。


アルコール依存症などの問題を抱える家族が、その依存症の家族の面倒を見る。


そういった状況の中で、自分が必要とされることで、自己価値を見出そうとする依存状態を言うのですが、なんだかそれに似ているような気もする。


相手がいなければ、自分の価値がないような関係ということである。


手放せないものとしてのPCは、PCにとっても負担だろう。


「依存」ではなく、なんとか「パートナー」として大切に扱えるように、自己訓練をしなければない。


ともかく「バックアップ」という当たり前のことから始めなければ。。。。



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