高原のバーベキューは、すばらしい景色を背景に始まります。
陽は落ちてはいませんが、西の山に隠れます。
東には、十勝平野が広がり、空は少し黒ずんだ雲が流れていきます。
天気が持てばいいけど・・・・
サポーターチームの準備が進められる間、子どもたちはマーガレットの花畑の中を遊びまわっています。
ネギは、もう完全に士幌のオヤジです。
バーベキューの火おこしは、彼の仕事です。
頼もしい仲間の一人です。
サポーターたちが準備してくれた、焼きそば、ソーセージ、焼肉、鳥のから揚げ、いかのリング焼き、そして北海道のとうもろこし・・・・
どれもこれも、大好物ばかり
子ども達も満足げにほおばります。
空は次第に暗くなっていきます。
まだ暗くならないうちに、キャンプファイヤーを始めなければなりません。
子ども達が、自分たちで、まきをくみ上げます。
そして、今年がラストイヤーのみほが点火します。
ラストイヤーは中学3年生。
来年からはサポーターとしての参加になります。
7年間参加し続けてきたみほにとっても、感慨深い瞬間です。
見事に点火された焚き火は、空に火の粉を巻き上げながら、強く美しく燃え続けます。
子ども達は、グループごとに集まり、最後の夜のシェアをはじめます。
4日間の思い出。
明日が来れば、それぞれの家路につきます。
もしかしたら、これで最後になるかもしれないかかわりです。
なかには、涙を浮かべる子どももいます。
さぁ、4日間かかわりを持った友達に、ありがとうを伝えていこう。
どんな小さなことでもいいよ。
○○ちゃん、あのときに、たすけてくれてありがとう・・・
○○ちゃん、いっしょにいてくれてありがとう・・・
○○ちゃん、笑顔をいつもありがとう・・・
君たちのコトバで、一人ずつ伝えていこう。
グループで話し合いが始まります。
ニコニコしながら伝える子どもがいます。
伝えられて恥ずかしそうにしている子どももいます。
伝えながら涙している子どもがいます。
自分を承認する言葉をきいて、涙にあふれる子どももいます。
そんな彼らを見ているだけで、ボクの目頭が熱くなります。
ふと見ると、もう空は真っ暗です。
でも、黒い雲は消えて、知らぬ間に、白い月が浮かびました。
キャンプファイヤーの炎と、月と、子ども達・・・・
ボクは、なんとすばらしい瞬間に立ちあえているんだろう。
こうやって、真剣に関わりあった子ども達が、大自然に見守られながら、最後の夜を感謝の気持ちですごします。
グループで話し合った後は、一人ずつの承認です。
イントラから一人ずつ伝えられる言葉に、微笑を浮かべる子ども、
涙をこらえる子ども、
みんなそれぞれの素敵な笑顔を見せてくれるのです。
○○ちゃんと一緒に体験できてうれしかったひとぉ!
ボクが大きな声でたずねると、
ハーーイ!
と、子ども達の声が、高原に響き渡ります。
子ども達がいっせいに手を上げる瞬間に、ボクの身体にデンキが走ります。そして、胸に熱いものがこみ上げてきます。
涙にあふれます。
承認されている子どもは、というと、誰もみな、きらきらと目を輝かせています。
全員の承認が終わると、焚き火の「おき」を囲んで、みんなが一つの輪になります。
きょうここにいられたこと
友達と、真剣に4日間冒険したこと
また会いたい仲間ができたこと
そんな思いを胸に、イントラやサポーターたちに、子ども達が一人ひとり感謝の気持ちを伝え始めます。
イントラやサポーターたちは、子ども達を一人ひとりハグします。
子ども達も照れくさそうに、ハグを返します。
17年前に、ボクがこの士幌高原で初めて子ども達とキャンプファイヤーを終えたとき、一人号泣したことを忘れません。
なぜ、泣くのかもわからなくなってしまうほどに、感動したのです。
しゃくりあげながら泣いたのは、子どものころ以来です。
だれかれかまわず、ハグをしながら、「ありがとう」を繰り返したことを今でもはっきりと覚えています。
大自然 士幌高原 ヌプカ オヤジ イントラ サポーター そして子ども達、ここに送り込んでくれた子ども達のパパやママ
すべての人たちに、心からの感謝があふれてくるのです。
そしてまた、来年、必ず帰ってくるよ
そう伝えながら、最後の夜が終わります。
さぁ、明日は最終日。
大事なミドルネームの実習が待ってます・・・
陽は落ちてはいませんが、西の山に隠れます。
東には、十勝平野が広がり、空は少し黒ずんだ雲が流れていきます。
天気が持てばいいけど・・・・
サポーターチームの準備が進められる間、子どもたちはマーガレットの花畑の中を遊びまわっています。
ネギは、もう完全に士幌のオヤジです。
バーベキューの火おこしは、彼の仕事です。
頼もしい仲間の一人です。
サポーターたちが準備してくれた、焼きそば、ソーセージ、焼肉、鳥のから揚げ、いかのリング焼き、そして北海道のとうもろこし・・・・
どれもこれも、大好物ばかり
子ども達も満足げにほおばります。
空は次第に暗くなっていきます。
まだ暗くならないうちに、キャンプファイヤーを始めなければなりません。
子ども達が、自分たちで、まきをくみ上げます。
そして、今年がラストイヤーのみほが点火します。
ラストイヤーは中学3年生。
来年からはサポーターとしての参加になります。
7年間参加し続けてきたみほにとっても、感慨深い瞬間です。
見事に点火された焚き火は、空に火の粉を巻き上げながら、強く美しく燃え続けます。
子ども達は、グループごとに集まり、最後の夜のシェアをはじめます。
4日間の思い出。
明日が来れば、それぞれの家路につきます。
もしかしたら、これで最後になるかもしれないかかわりです。
なかには、涙を浮かべる子どももいます。
さぁ、4日間かかわりを持った友達に、ありがとうを伝えていこう。
どんな小さなことでもいいよ。
○○ちゃん、あのときに、たすけてくれてありがとう・・・
○○ちゃん、いっしょにいてくれてありがとう・・・
○○ちゃん、笑顔をいつもありがとう・・・
君たちのコトバで、一人ずつ伝えていこう。
グループで話し合いが始まります。
ニコニコしながら伝える子どもがいます。
伝えられて恥ずかしそうにしている子どももいます。
伝えながら涙している子どもがいます。
自分を承認する言葉をきいて、涙にあふれる子どももいます。
そんな彼らを見ているだけで、ボクの目頭が熱くなります。
ふと見ると、もう空は真っ暗です。
でも、黒い雲は消えて、知らぬ間に、白い月が浮かびました。
キャンプファイヤーの炎と、月と、子ども達・・・・
ボクは、なんとすばらしい瞬間に立ちあえているんだろう。
こうやって、真剣に関わりあった子ども達が、大自然に見守られながら、最後の夜を感謝の気持ちですごします。
グループで話し合った後は、一人ずつの承認です。
イントラから一人ずつ伝えられる言葉に、微笑を浮かべる子ども、
涙をこらえる子ども、
みんなそれぞれの素敵な笑顔を見せてくれるのです。
○○ちゃんと一緒に体験できてうれしかったひとぉ!
ボクが大きな声でたずねると、
ハーーイ!
と、子ども達の声が、高原に響き渡ります。
子ども達がいっせいに手を上げる瞬間に、ボクの身体にデンキが走ります。そして、胸に熱いものがこみ上げてきます。
涙にあふれます。
承認されている子どもは、というと、誰もみな、きらきらと目を輝かせています。
全員の承認が終わると、焚き火の「おき」を囲んで、みんなが一つの輪になります。
きょうここにいられたこと
友達と、真剣に4日間冒険したこと
また会いたい仲間ができたこと
そんな思いを胸に、イントラやサポーターたちに、子ども達が一人ひとり感謝の気持ちを伝え始めます。
イントラやサポーターたちは、子ども達を一人ひとりハグします。
子ども達も照れくさそうに、ハグを返します。
17年前に、ボクがこの士幌高原で初めて子ども達とキャンプファイヤーを終えたとき、一人号泣したことを忘れません。
なぜ、泣くのかもわからなくなってしまうほどに、感動したのです。
しゃくりあげながら泣いたのは、子どものころ以来です。
だれかれかまわず、ハグをしながら、「ありがとう」を繰り返したことを今でもはっきりと覚えています。
大自然 士幌高原 ヌプカ オヤジ イントラ サポーター そして子ども達、ここに送り込んでくれた子ども達のパパやママ
すべての人たちに、心からの感謝があふれてくるのです。
そしてまた、来年、必ず帰ってくるよ
そう伝えながら、最後の夜が終わります。
さぁ、明日は最終日。
大事なミドルネームの実習が待ってます・・・
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