
友達は捨てられるのに
ちょっとしたモノが捨てられない女
エスカレーターでこける
人間が怖い。
怖くて怖くておびえ続ける女
常日頃悪口さんざん言い放題、
感謝のかの字もない、そんなんでも
最後には涙流したり、ありがとうと言う。
手紙や寄せ書きには感動の文字が連なる。
人間は弱い、その時々に発する言葉が嘘で最後の気持ちが本当なのかもしれない。
だけど、だけど、そんなふうに見れない。
そのギャップが怖い。
良い人が少し悪いことしたら
所詮こんなことするヤツだったんだ。猫かぶりだ。
とか言われる。
悪いことばかりしてる人がちょと良いことしたら、
良いヤツだったんだ、こういう一面もあったんだって
すごく好感を持たれる。
それでいい。かもしれない。
でも、そんな人間が怖い。
ホームで電車を待つ男、平気で痰を吐く
電車が到着したら、順番を無視して
こんな女を押しのけて電車に乗り込み、座席を確保。
こんな女、そんな男を見て
嫌な男と思う。
こんな女なのに。
何もできない女、いっちょ前に
イライラしている。
本当は人間は美しい
素晴らしい
だけど、日常に埋もれる不平・不満ならいい、
悪口・心無い言葉・罵り・嫌味
そんなものが溢れかえっていて、
怖くて仕方ない。
言葉が暴走する。
美しさは、醜さがあってこそ存在するものなのなら、
それでいいはずだ。
こころの底に素晴らしいものがあれば。
それでいいはずだ。
それでいいはずだ。
それで。
なのに、
怖い。
言葉は強くて、重くて。
怖い。
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