日高茂和ブログ・のほほん書斎

つぶやきのような、ぼやきのような。

ピットインのグッズに関われたこと

2017年01月29日 | のほほん所感
縁あって出会ったピットインの☆氏が、ピットインのオリジナルマグを送ってくださった。
作成の相談を受けて、リクエストどおりのことをできる最適な業者さんを紹介しただけだが、ささやかな専門知識がお役にたてて嬉しいのと、十代のころ、東京に行ったら必ず行きたいとの憧れの場所だったピットインのグッズに関われたことも人生上の奇跡のような気がする。大好きなピアニスト板橋文夫の林栄一とのピットインでのライブ盤に私の「イエイッ!」の声が残っているのも憧れの結果の記念。
さて、コーヒータイムだ。

「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」

2017年01月27日 | のほほん所感
昨日、仕事仲間と吞んだ時の話題が映画や文学に及んだが、人それぞれの興味の対象を知り、かつ語るのは刺激的だと思った週末。
・・・マイブームという言葉を作ったのはみうらじゅんらしが、俺のここ数日のマイブームは「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」をYOUTUBEで聞き比べすること。

渡辺京二箸「逝きし世の面影」を読了

2017年01月20日 | のほほん所感
幕末と明治初期の訪日外国人の目を通して描かれた各身分階層の日本人の姿を描いた渡辺京二箸「逝きし世の面影」を読了。
びっちりと約600ページにおよぶ記録は読みごたえある大著だった。
インターネット時代を生きる私であるが、祖父の親は江戸時代を生きた。
藩政時代のなごりのものものが残っていた生家の環境からか、当時の日本人の姿にはとても興味が尽きない。
当時の日本人の姿から、現代の日本人の姿を社会学的な視点で理解するよすがともなる読み方ができた。
興味深い、発見と確認の多い読書となった。

五島福江藩の武家屋敷と竹中直人と私の縁

2017年01月09日 | のほほん所感
竹中直人の数代前の母方の先祖が北陸の出身で絵師として五島福江藩の藩士身分にて召し抱えられていて、福江に住んでいたことがテレビで放送されたとのことだったので、後日WEBで調べてみたら、その先祖の名前は長谷川平三郎という人だった。
自宅にある幕末の福江藩の武家屋敷の屋敷割りを見てみたら、なんと私の先祖の屋敷があった場所と道を一本隔てて隣同士だったのでびっくり。
自分が生まれ育った家からもすぐ近くでなので急に竹中直人に親しみが湧いてきた。
(長谷川屋敷跡は、福江小学校の裏側・天理教教会の前付近です。石垣が残っていましたが、今ではどうなっていましょうか?)

漱石を再読

2017年01月05日 | のほほん所感
1月5日に生まれ、49歳で死んだ漱石の作品を、今年は月に1作くらいのペースで読み返すことにした。
晩期の「門」を再読したが、若い頃読んだときとは響いてくるものがまるで違う。
人の世と人の心への視野の広がりを、風情とともに楽しみたい。

たちまち竜になりぬべき

2017年01月02日 | のほほん所感
暮れに近所で飯を食っていたら、隣のお客さんが「もーいーくつ寝ーるーとー」という童謡の世界は死語の世界だという。
今では子供たちは凧揚げもコマまわしもまり突きも羽根突きもしないからだと言っていた。
も学校では教えてないとは思うが、僕はかねがね「鯉のぼり」の歌詞が死語の世界だと思っていたので確かにそうだなと思った。
もっとも「死語」というのがふさわしくはないのだが。
「鯉のぼり」の歌いだしの「イーラーカーの波と雲の波」の甍と言う言葉は高校生でもなんのことか即答できる人は少ないのではなかろうか。
ましてや3番の「たちまち竜になりぬべき」なんぞは国文科の学生でも正しく口語訳できないのもけっこういるのじゃないかと思うのだが。