日高茂和ブログ・のほほん書斎

つぶやきのような、ぼやきのような。

手で拾えるゴミは拾いましょう。

2009年04月30日 | のほほん所感
今回の寸言採録は、友人M君から聞いた言葉である。

「手で拾えるゴミは拾いましょう」

Mが小学生の時の先生に、たびたび指導された言葉だそうである。

あたりまえのことといえばあたりまえのことなのだが、気づいた時に何気なく実践できているかというとヤヤ自信がない。

しかし、これはわかりやすくて、とてもよい言葉だと思ってよく思い出す。

髪の毛一本といえども、手で拾えるものだ。

それを、マメに取り除けるかどうかで、ずいぶん身の回りが変わってくることだろう。

要は、瞬時瞬時を大切にしなさいということにつながってくると思う。

これは、人生のさまざまなことに通じると思う。

たとえば時間。

誰もが等しく同じ24時間を生きていく人生にあって、意識して上手に時間とつ

きあってしたいことをしたり学びたいことを学んだりして瞬時瞬時を充実させる。

油断しちゃいけませんよ、という教えのように思えてきた、M君が語った思い出話である。



さわぐな。

2009年04月25日 | のほほん所感
「最低の人間」発言撤回 草なぎ容疑者逮捕で鳩山総務相(朝日新聞) - goo ニュース

前回に引き続きニュースから。

ハダカで街頭をうろうろしてはイケナイという法律は、明治期の米欧並の「一等国」をめざす維新政府によってつくられたという。

明治以前の絵巻や絵、また、幕末の庶民の写真をみれば、女性も胸をあらわにし、男はふんどし一本というのをけっこう見かける。

日本人はそうした民族だった。

たしかに草なぎ氏の場合は職種や行動の影響力からして油断が過ぎた。

日本人は酒の上での失敗におおらかな民族だといわれる。

それも民族性であり、他国人とくらべて良いも悪いもイチガイには言えない。

今回の事件。

無理やり見せたくないものを、さー拝め!と見せたわけではなさそうなので、正義ヅラして非難轟々はかえって噴飯モノである。

ヨレヨレ・ヘベレケ会見大臣は日本の恥をさらし、国民を裏切る犯罪を犯したサイテーの行為だったが、人間味を垣間見せて、あやまちに対し毅然と記者団の前に現れた草なぎ君は世間に明るさと元気と勇気を与えてくれたように、小生は思っている。

ビールが活きないよ!

2009年04月17日 | のほほん所感
東京で仕事をしていたころ、同業者と出先で一緒に仕事をした帰りに、遅くなったから晩飯を食べてから帰ろうということになった。

駅の近くの大衆中華の店に入った。

ビールと餃子をそれぞれ発注した。

ビールはすぐに出てきたが、餃子がなかなか出てこない。

連れの男が我慢できずに厨房に声をかけた。

「餃子が来ないとビールが活きないよ~!」

連れの男は、Hさんという、日本人の多くが知っている、幕末に新撰組の幹部だった人の一族の血を引く方だった。

豪傑肌のユニークな男のことを時おり思い出す。