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のほほん書斎(日高茂和)

スマイル・・・板橋文夫のピアノが精彩を放つ

板橋文夫ファンとして、迂闊にも重要なアルバムを所持しそこねていた。
森山威男カルテット1980年録音「スマイル」だ。
5曲収録中の3曲までが板橋文夫作曲。しかも名曲「渡良瀬」が初出。5曲目が「グッドバイ」
という豪華さ。これで森山威男のリーダー作だから面白い。
10年ほど前、森山威男が自身のコンサートの大きなステージ上で、森山カルテットの事実上の音楽監督は板橋だったと語ったのを聞いたことが
あったが、まさにそのことを表したアルバムだ。
このアルバムの魅力に、4曲目「スマイル」がある。
私は、「スマイル」がチャールズ・チャップリンの作った曲だということを近年知った。曲自体も素敵だが、このあるばむではアドリブで展開していく構成、とりわけ
板橋文夫のピアノが精彩を放っている。弾いている姿が目に浮かぶ。涙が出るほどよい。
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