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のほほん書斎(日高茂和)

小川の辺  (映画)

武士として生きるということは、主に対して忠義でなければならない。

上意とあらば、時として、その忠義のためには竹馬の友と斬りあわなければならず、

助太刀するものが自分の肉親であるとしても、その肉親と対峙しなければ

ならない。

・・・・・

現代の組織人にも共感を覚えるジレンマの物語を、淡々とした映像と演技が

さらりと描いている。

音楽もあいまって、胸に迫る。
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