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のほほん書斎(日高茂和)

一里歩く

佐賀県嬉野と長崎県彼杵の県境には、江戸時代の「関所」の跡がある。
旧長崎街道にあった俵坂の関所跡がそれだ。
いつもは車で通過するだけなので、関所跡の説明の看板も記念の碑もゆっくり見たことがなかったが、いつか見て見たいと思っていた。
今日は運動をかねて、バス&徒歩で関所跡見学にレッツゴー。
家から4キロ離れているのは確認していたので、往復で8キロ。長い坂道でもあり、さすがに2時間歩くのには根性を発揮できず、行きは路線バスで行き、関所跡を散策した後歩いて家へ向かった。
関所跡の碑は、当時の建物の門柱を使ったものという。当時の遺構としては「コレヨリ北佐嘉領」の碑があるのみだった。周囲は茶畑と棚田と、田から転作した大豆畑。
今でいえば海外旅行の時に経験する出入国の手続きといったところであろうか。小心者の私は、経験するたびにハラハラドキドキしてしまうのだが、かつてここを通った小心者たちも、きっとハラハラドキドキしたことだろう。
帰路の一時間は大汗を覚悟してタオル持参で出かけたが、風がとても涼しくさわやかで、額に汗することもタオルを使うこともなかった。
あっというまに秋の風だ。


コメント一覧

のほほん
歩く・さるく・健康。
絵月夜さん、mitsukoさん

めったに、連続5分以上歩かないという、実に不自然な暮らしをしています。

歩く速度でモノを見ないとどんどんアタマも体もココロも退化していくという、恐るべき自覚症状を、歩いてみて痛切に感じています。

末広町さん

黒川、湯布院は、近年地域一丸で主に女性をターゲットにつくってきた温泉リゾート地なのに対して、嬉野は古くから男の遊び場的歓楽地であるのが、成熟した現代の消費者にはかなり物足りなさを感じさせているのでしょう。そして、宿場でいで湯があるという、わざわざ呼ばなくても客が来ていた時代の驕りも影響しているのかもしれません。
末広町
嬉野温泉の課題
先日、初めて、嬉野温泉を訪問しました。

温泉街があって、温泉の街という雰囲気は少しだけありましたね。

長崎新幹線は嬉野を通るようになるらしいですね。これって、温泉街にとってよいことでしょうか?

関東で九州の温泉地で行ってみたいところのアンケートをとると、だいたいのものの上位は

「黒川温泉(熊本県)」

「湯布院(大分県)」

上記のどちらも交通の便がいいところではありません。上記の温泉地は街ぐるみで景観を統一するなど、並々ならぬ努力をして、その温泉風情を醸し出しています。



嬉野温泉はこちら関東の人に聞いても九州出身者や温泉ファンでないと知らないと言われます。関東の人でも憧れの温泉地として、「行ってみたい」と思わせるように、九州でも有名な温泉地である嬉野温泉の今後の努力に期待したいものです。
mitsuko
いい季節です。
9月になって風も少し爽やかになった気がします。

歩くと車で通過していては気が付かないいろんな事を発見出来ますよね。

私も小さい秋を見つけにちょっと歩いてみたくなりました。
絵月夜
知らなかった・・・
嬉野住民になって一年ですが、まだまだ知らない事がいっぱいあります。のほほんさんみたいに自分で行動しないといけないですね。
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