Easy Does It

ロックについてゆる~りと語っていきます!

Yeah!突き抜けろ!the Feeling!

2006-07-29 21:51:14 | UK!
The Feeling /Twelve Stops & Home
UKの音楽ってのはホントはやりがころころ変わる。それでも毎年それに反発するようにポップなメロディを鳴らすバンドが出てくる。
反発してるかは分かりませんが、今年はThe Feelingの一人勝ちでしょう、僕の中では。

一体こいつらいくつだよ?ってなもんの確かな演奏力と上手くピアノを混ぜたポップの黄金律をいくアレンジ。「Fill My Little World」なんかはかなりそれが顕著に表れた曲なんじゃないかと思う。

前半はかなりしっかりしたポップソングが続く。4曲目「Kettle's On」はUKチャートでも2位だかになった名バラードらしい。
ここまでしっかりした曲が続くと欲が出てキラーチューンがほしくなるってもん。
The Feelingはやってくれました。8曲目「Love it when You Call」こりゃ良い!
この曲は突き抜けてます。どうしようもなく元気にさせてくれます。
サビもすぐ覚えちゃったし!後半のギターソロなんてDarknessっぽい演奏に思わずニンマリ。

直球の曲は疾走感のあるものから、ミドルテンポで軽い気持ちで聴ける曲もあり、バラードは歌い上げる曲やしっとりとした曲もある。さらにキラーチューンもある。なんてこった!

ギターポップの名盤

2006-07-17 00:37:14 | Discreview
Teenage FanClub/GrandPrix
ギターポップってどこからどこまでギターポップなんだろう?
かなり幅広く使われてますよね。
まあジャンルの境界はその人自身が決めるものだと思っているので、その人によって決まるんだと思います。

僕の中でギターポップはTeenage Fanclubです。学生の時、ベスト盤に出会い「The Concept」を聴いて、「なんたる名曲だ!」と思ったのを思い出します。
ソフトなヴォーカル、きれいなコーラス、なのに熱いギター!
「I didn't want to hurt you~」に完全にヤラれてしまった訳です。

で、名盤「GrandPrix」なんですが、これを抑えておけばグラスゴー系のギタポはもう卒業してもいいんじゃないかってくらいの大名盤ですね。
あ、「The Concept」が入ってないか。

珠玉のポップソングの目白押しです。キラキラしてます。晴れです、ぴっかぴかの。
ギターが歌ってますくらいの勢いの演奏がこのぴっかぴか感に一役買ってます。

「About You」は一回聴けばメロディを口ずさめるし、「Sparky's Dream」は3分間ポップに必要なものを全て兼ね備えていると思います。
オルタナっぽい「Mellow Doubt」は置いといて、イントロのギターで虜の「Don't Look Back」に、さらなる名曲「Neil Jung」とフックの効いた曲がめちゃ多い!
個人的には「Sparky's Dream」が大好きです。
後半、泣きの「Tears」と終盤の盛り上がりが良い「Discolite」にバラード「Going Places」でもう十分満足なのに、「I'll Make it Clear」があるんだもの!反則ですよ、反則。

ああ、こんな地面からまっすぐ伸びたポップソングもっと聴きてえ!

夏だ!

2006-07-16 00:46:58 | US!
the Thrills /So much For the City
夏に聴く音楽と言えば、何を思い浮かべますか?
あ、ビーチボーイズは別格ということで!
まあ最近だとJack Johnsonとかのゆるーりとしたサーフミュージックとかあります。もちろんそういうのも僕は結構好きです。でも、こういうのって「夏の暮れの音楽」ですよね。じゃあ「夏の最中の音楽」は?

僕はもうスリルズ!
ジャケでもう良さが伝わります。
このサウンドと声、唯一だ!太陽がとっても高いですね!

「Santa Cruz」の高揚感は素晴らしい!このヴォーカルの声もなんかセクシーでメロウで良いんだよなあ。「Big Sur」のコーラスも良いですねえ、常夏だあ。
そんで名曲「Din't Steal Our Sun」

…最高!なんだこの展開は!このメロディは!こんな曲がなぜ作れる!?
短い曲の中に緩急が盛り込まれていて転調したりするのですが、メロディとコーラスが死ぬほどメロウ!
このメロディに飛び上がるもよし、身を任せるもよし!

これは夏の音楽史に残る名盤としてロック史に残してほしいです。


もう少しロック寄りなセカンドもかなりオススメ!


なんでだ!

2006-07-08 19:40:35 | UK!
ASH/Intergalactive Sonic 7''s
全く幾つになるまでこれを聴き続けるつもりなのか…。
ASHです。
最初は嫌いだったんだよなあ、なんか若くてハイプっぽくて。
でも、なぜか今i-podのトップ100には結構入ってる。
そんなに名曲って感じの曲はあんまないと思うんだけど、聴いてて飽きないんですよね。勢いとパワーが気に入っちゃってます。
今回取り挙げたのは、そんな彼らのベストアルバムです。

とにかく畳み掛けです!
ASHというバンドはそれなりにアルバム毎に色はあるものの、コンセプチュアルな部分はないといっても良いと思うし、1曲1曲で良さを感じることができるので、ベストを聴くのに適しているバンドと言えると思います。

いきなり「Burn Baby Burn」「Envy」「Girl From Mars」「Shining Light」と続けられたらもうかなりエネルギー注入されちゃった感じで、テンションもグッと上がります。ポップなメロディーながらもノイジーなギターサウンド、それをうるさく感じさせないセンスがとてもとても好きです!
他にも「Kung Fu」「Angel Intercepter」「Walking Barefoot」などの青春ソングもばっちし抑えてあって素晴らしいですねえええ!

僕は「Sometimes」がかなり好きで、よく聴いています。

まだASHを攻めてない方、ぜひ敬遠せず聴いてみてください!