空から空へ

空に向かって、空から向かって。
立ち止まったり、歩いたり、ステキなこと、素敵な出会い、語りたい。

桜だよりも

2006年03月31日 | 日々
家の前には、公園があって、桜がいっぱい。
まもなく、一面桜色に染まる。
まだつぼみは膨らんではいるが、もう少し。
でも来週には、満開だろう。
この桜を見る時は、いいところに住んでいるなあと思う。
ここ数日は、気候が不順で、嵐のような風が吹いたり
異常に寒かったり、体がびっくりするような日が多い。
こうやって春は来るのかしら。

明日から、4月。
新学期、新年度、気持ちを新たにもって陽気にいこう。
忙しさも、しだいに落ち着く頃だ。
楽しいことを考えよう。


豆腐バー???

2006年03月30日 | 日々
田舎モンです。
「豆腐バー」って?

豆腐料理を出すバーですか?
まさか
豆乳みたいなカクテルばっかりのバー???
それはないか

精進料理的なメニューのヘルシーなバーかしら?
でもネーミングが「豆腐バー」って!
興味シンシン。
でも、ここいらへんではないわなあ

ちょっと、ひっかかった単語でした。
遅れていてすいません。
今度
都会へ行ったら、行ってみようかしら。

WOWOW観劇ネタがつづきます。「決闘!高田馬場」

2006年03月29日 | お気に入りの人
大絶賛の作品だから、今さら良かったって言ってもねえ。
なんて
「よかった」
「楽しい」

♪ぱぱぱぱぱぱぱパルコ歌舞伎♪♪
  テーマそんぐ???が

「歌舞伎???って」
生歌舞伎は、たった一回のみ観劇経験有り。
特に嫌いではないが、敷居が高い。
三谷歌舞伎「決闘!高田馬場」は、面白い。
やはり笑いが随所にあるせいか、入りやすいな。
ご存知中山安兵衛の「高田馬場」
へ行くまでの長屋の人たちとの、話かな。
染五郎はかっこいいです。
笑いを取りながらも、かっこよさも忘れない。
上手い人なんですねえ。

びっくりするピンクの中津川祐範(市川染五郎二役)
笑えました。ツボツボ

あとは、おウメ婆さん(市村萬次郎)
いいですね。うまいですね、すきですね。
初めて知った歌舞伎役者さんですが
いい感じで、歌舞伎と三谷作品のほどよい加減が出てました。
たらたら書いてしまいそうなので今日のところは、ここまでにて。ペコリ



 


「贋作 罪と罰」まだつづき

2006年03月28日 | お気に入りの人
すいません。
また書きます。ちょっとだけ。
野田秀樹「贋作罪と罰」のつづき

(三条:松たか子)「彼のいる方角と書いて彼方っていうのよ。
          私はあなたのいる彼方を思って待っているわ」
(才谷:古田新太)「お前は待っているんじゃない。俺が待っているんだ・・・」

彼方という言葉が、これほど切ないとはじめて感じた。
ここのセリフと「松たか子」の表情が好きです。

彼方にある自分の真実。
安らかな自分の居場所。
「罪」と「罰」が語られる。

25日に放送のあった「決闘 高田馬場」も書きたいのに
WOWOWはやるなあ。
コクーン歌舞伎も放送決定ですから。


「贋作 罪と罰」つづき

2006年03月27日 | お気に入りの人
野田・MAP「贋作 罪と罰」について
ううーん。「松たか子」につきるかな。
感想を書いてみたいと思わせるほど、彼女はよかった。
TVで見るという不自由はあったけれど、その不自由さを超えて
あの迫力となんと表現すればいいのかな「切なさ」。

設定も見事だったかもしれない。

幕末の尊皇攘夷の気運盛んな頃の時代。
ラスコーリニコフを三条英という女性に仕立て
ソーニャが「才谷梅太郎(坂本龍馬)」とする人物の浮き上がらせ方。

三条英が「松たか子」
才谷梅太郎が「古田新太」

「松たか子」の切なさ、「古田新太」の豊かさ。
どちらも演じることが、これほどの迫力を見る者に与えるのかと思わせたその力。
あんなに速くセリフを喋るのに、速ささだけでなく
そのセリフの数々が、はっきりこちらに伝わってくる。
演劇の魅力なんだな。
野田さんの芝居自体ほとんど知らないので、この舞台装置にも驚いたが
あの不思議な(観客が舞台の周りにいる、四方が観客席)空間を忘れるほど
その場面・場面で役者に引き込まれる。

小説「罪と罰」を理解するには、西欧文学(文化)に必ず必然となる「神」という
存在をしっかり置き、その中でしか「罪」と「罰」を語れないのだけれど
野田秀樹「贋作 罪と罰」は、むしろその「神」ではなく、もっと本質の「人間」を感じさせた。
「神」の存在ではなく、人としての存在。
三条英の慟哭は、誰にでも沸きあがる「慟哭」ではないのか
「罪」にその身をさいなまれながら、「才谷」によって救われるその切なさが
「罪と罰」のラスコーリニコフよりも、はるかに私には理解できる。

ほんといいんですよ「松たか子」。
切なく、凛々しく、すっくと立っていて。
うまいって、このことかという感じですね
生で見たかった、と一言。




ドストエフスキー

2006年03月26日 | 読書
昨日から、ドストエフスキーをちょっと読み出した。
これ
結構面白い。
昔、読んだはずなのに、まったく覚えていない。
登場人物の名前が初めて、見る名前なんだけど

記憶が確かなら、読んだはずなんだけどなあ。
ラスコーリニコフ
ソーニャ
ぐらいは記憶にあるが、あとはまったく覚えていない。
ほんとに読んだのだろうか?

プリヘーリヤ・アレクサンドロヴナ
ドゥーニャ
マルメラードフ
カチェリーナ・イワノヴナ
スヴィリガイロフ
ポルフィリー・ペトロヴィチ
レベジャトニコフ
アリョーナイワノヴィナ

あーああー
ロシアの名前は、言いにくい。書きにくい。覚えにくい。
って、高校生の頃友達としゃべったことを思いだした。
当時は「ソ連」って言ってましたけど。

19世紀のサスペンス小説と思うと構成は分かりやすいと相方の弁。
なるほどサスペンス物ねえ。

当時は、だらだら長く饒舌な小説だと思っていたし
ラスコーリニコフの苦悩など、ほとんど理解できなかった。
今も彼の苦悩には共感もできないし、ソーニャの純真も理解できない。

読むことが苦痛ではないことに気づく。
割とよく頭に入るし、面白い。
何故か?
疑問?

ではすこしの間、この疑問の中に浸って見ましょう。
16歳の頃に、もう一度かえって。

春を感じる一日と

2006年03月25日 | 日々
この週は、忙しさもあってちょっと体調不良。
ストレスもあるのか、原因不明の腹痛と倦怠感。
やっと休みになったので、朝からのんびりし、午後はちょっとお散歩。
ぽかぽか暖かい日差しをあびて、とっても心がくつろいだ。
桜ももうすぐかな。
歩いて行く川べりは、ささやかに色づいている。
見上げると
白い木蓮が目の前いっぱいにひろがって
やっと空や風を感じることができた。
ちょっとウォーキングもかねて足早に歩いていたんだけれど
すこし、立ち止まって
すこし、深呼吸して
すこし、のびをして
春の一日は、私に私を感じさせた。

今日は楽しみにしていた「決闘、高田馬場」も見ました。
楽しめました。
また感想は書きますね。
先日ちょっと書いた野田MAP「贋作 罪と罰」は、とても自分にとっては良かったので
もうすこし書きたいのですが
再度見ようとすると、ちょっと機器の調子が悪く
近くの電気店に入院。
なんとなく
高校生の時、苦労して読んだ「罪と罰」を取り出してきました。
こんなに長い小説だったけ。

『お立ちなさい!いますぐ、すぐ行って、十字路にお立ちなさい。ひざまずいて、まず、あなたが汚した大地に接吻なさい。それから四方を向いて、全世界におじぎをなさい。そしてみなに聞こえるように「私が殺しました!」と言うのです。そうしたら神さまが、あなたにまた生命を授けてくださいます。‥‥』
と、ソーニャが言うが
高校生の時は、よくわかっていなかった。
その時は、この大作を読みきることで精一杯だったし、
読んだという達成感だけが残ったような気がする。
今、別の意味で「罪と罰」の言葉が印象に残ることに気づいた。
すこし、読み返しています。



贋作 罪と罰

2006年03月23日 | お気に入りの人
本年1月WOWOWに仮加入した。
目的は、三谷幸喜の「12人の優しい日本人」を見るため。
まあ、それを見ればあとは解約だな、なんて思っていたら
舞台がどれもこれも見たくなるラインナップ。
3月25日は、やはり三谷さんの歌舞伎「決闘、高田馬場」の中継まである。
結局、契約継続。
なかなか舞台を簡単に見に行かれない地方在住者には、やはりありがたい。
野田さんの作品が多く放映されている。
時間的になかなか見られないが、やっと「贋作罪と罰」を見た。
収穫だった。
特に野田さんの作品が好きというわけでもなかったし、
どちらかといえば、ミュージカル作品が好きだから
入り込めないかもしれないなと思っていましたがね。
主演は「松たか子」
「古田新太」「段田安則」とか名のしれた出演者。
「松たか子」って、特に好きでもないし、嫌いでもない女優さんだったんですけど
よかったですね。
「松たか子」の表情や、セリフのギリギリな感じが、TVなのに引き込まれました。
舞台作品をTVで見るって疲れるんですけど、なかなか集中できなくて。
この作品疲れませんでした。
舞台設定は変わっていて、観客席が舞台を取り巻くように配置されていて、
その意味するものは分かりませんでしたが、その設定がだんだん違和感なくなって来る感じが
自分の感度の集中度なんだとわかると心地よくなります。
「松たか子」
ちょっといい女優さんだと分かりました。
ゆっくり感想後日書きます。

ドラマ話が続きます。アンフェア!

2006年03月21日 | お気に入りの人
アンフェア最終回でした。
以前に書いたように、職場で犯人あてイベントがあるので真剣でしたが。
 はーずれ!!
 残念!!
犯人は安藤(瑛太)でした。
まったく犯人じゃなさそうで、でも前回からちょっとおかしいな?なんて思ったんですけど。
はずれちゃった。
最期はもっと個々の事件の細かいバラシが欲しかったけど
構成上はなかなかあんまり説明っぽくなると面白くないし、
こんな感じでしょうか
「蓮見」が何故犯罪を犯したのかの理由がよく分かりませんでしたね。
最期まで「雪平」はかっこよかったですね。
篠原涼子さんはコミカルな演技もうまいけど、こういったものも見せますね。
途中から見始めましたが、結構ハマリました。
水曜日、職場での話題が楽しくて見ていたような気がしますが、
最後までだまされて、心地よかったですよ。
私の思った犯人は誰かって。
そうなんです。
私は「薫ちゃん」(加藤雅也)にして、投票箱に入れたんですけど。
なんか、犯人っぽかったことないですか?

明日、職場では盛り上がるでしょう。
あたった人いるかなぁ??

「神はサイコロを振らない」が終わりました

2006年03月19日 | お気に入りの人
 ‥‥それでも私は信じている。
 どうしようもない出来事に出会ったからと言ってやり過ごさず、
 きちんと向き合うことで、何かが変わる。
 402便が10年後の世界にやってきた、
 あの10日間が、私を変えたように・・・。

ちょっとお気に入りだったドラマ「神はサイコロを振らない」が終わりました。
ちょっと忙しかったので、やっと録画を見ました。
爽やかに終わりましたね。
風の音とともに、10年後の世界にやってきた402便の乗客は、消えてしまいましたが、
バカみたいな話に終わらなかったのは何故でしょうか。
出演者はみんな、それぞれ存在感がありました。それぞれに。
あり得ない話が、あり得ない終わり方をしましたが、それでもなんとなく
爽やかにそしてちょっとだけ切なく、あっさりと終わったので満足でした。
ヘンな風に、後日談が出てこなくて、ヤッチ(小林聡美)ときく坊(武田真治)のふたりが
前向きに今を歩いているラストがなんにもなかったようで、
何か変わったようでいいラストでした。

屋台のラーメン屋のおばさんに「もたいまさこ」さんが出演はご愛嬌でしょうか
山本太郎クン、ますますいい男になりましたね。
いい役でした山本クンらしくて。
ちょっと、この間「ダブリンの鐘つきカビ人間」で堪能したラーメンズの
「片桐仁」クンがでていて楽しめましたし。
ただ明るくて、綺麗ごとかもしれないけれど友情がストレートに描かれていて、
久しぶりに爽やかなドラマでした。

小林聡美さんの現在上映中の映画「かもめ食堂」見たいですね。
小林さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんの個性派の出演で、舞台はヘルシンキなんて、
どんな風な空気感なんだろう。
この地方では上映はムリでしょうね。
DVDまで待たないとだめかな。