俳句甲子園というのがあります。
毎年松山市で行われます。
なぜ松山かというと、正岡子規のふるさとなんです。
ですから、松山は俳句が盛んなんですよ。
高校生がチームを組んで、一句対一句で勝敗を決めていき、トーナメントで勝ちあがるというものです。
先日NHKで特集が放送されました。
俳句で勝負するなんてどうやってと思いますが、一種のディベートの要素もあって
お互いその句について批評し合います。
例の俳句を作ってから、ちょっと俳句って面白いと思っていまして聞きかじっています。
この番組面白かったんですよ。俳句甲子園はもう8回になるんですが、当初から知ってはいましたけど、まああんまり興味はなく、
今年もあるんだなぐらいしか感じていなかったんですけど。
すごい。こんな高校生がいるんだ。ほんと甲子園ばかりに感動している場合じゃないぞ。
こんなに生き生きしている十代がいるんだ。
感性もするどいし、言葉に対しても優しい。日常の中にこんなに言葉に想いをのせている時があったかなって思いますね。
うらやましいな。
今年は開成高校と下館第一高校の決勝戦でしたが、開成高校の優勝でした。
涙、涙、の優勝決定の瞬間でしたが、そんな瞬間をもてた彼らにちょっと嫉妬。
来年は見に行こうかな。
で、一句ご披露
野分すぎ、濁流の中、緑葉舞う
(台風14号の後) おそまつ。