寝不足です。
アー面白かったって、まだ上巻のみですが。
「女教皇ヨハンナ」ドナ・W・クロス 阪田由美子訳(草思社)
世界史での、伝説の女性。
読み始めたら、あんまり面白いので、止められなるひさしぶりの本。
9世紀という恐ろしく因習と偏見との時代の教皇が女性だったという伝説。
塩野七生さんの著書で、その伝説は知ってましたが
この本では、その伝説を生かして、女性にとって闇の時代に
知識を得ることの喜びを知った少女が
聡明さと向上心で、その闇の時代を生きていく物語。
9世紀とはいえ、女というだけで
学ぶことも、考えることも、取り上げられたということ。
それは、その後の歴史でもも続いていき、子供を生むという役割以外には
なんの期待はされなかった女の歴史。
埋もれて行った女そのものが、描かれているようです。
でも、背景ではなく、ストーリー自体が、ひきつけます。
女教皇ヨハンナ。
男装して修道院に入り修道士として名声を得。
男性と恋に落ち。でもその学識でついには教皇になり、教皇行列の最中に出産してしまったという女性。
その後は殺されたといいます。
女は知識や学問を持たなくていいとされた時代。
魔女裁判が普通に存在し、「変わった女」「学問がある女」「役に立たなった女」
が簡単に魔女とされ、火刑になっていった時代の伝説。
こんな伝説があることが、女の願望では。
学問をし、恋をし子供を得る。
当たり前で、そのどれもが当然手にできるはずなのに
そのどれもが許されなかった時代に、その時代の最高位の教皇が
「女」だったという伝説こそ「女」の望みだったのでしょうか。
それにしても
すごい時代ですね。
文字を読めるというだけで「魔女」よばわり。
感じたまま純粋に生きることを望む。
いつの時代にあっても、その姿勢だけで誰もが美しい。
あーこれから下巻です。
でも、明日お仕事に差し障るから、今日は適当なところで寝よう。
アー面白かったって、まだ上巻のみですが。
「女教皇ヨハンナ」ドナ・W・クロス 阪田由美子訳(草思社)
世界史での、伝説の女性。
読み始めたら、あんまり面白いので、止められなるひさしぶりの本。
9世紀という恐ろしく因習と偏見との時代の教皇が女性だったという伝説。
塩野七生さんの著書で、その伝説は知ってましたが
この本では、その伝説を生かして、女性にとって闇の時代に
知識を得ることの喜びを知った少女が
聡明さと向上心で、その闇の時代を生きていく物語。
9世紀とはいえ、女というだけで
学ぶことも、考えることも、取り上げられたということ。
それは、その後の歴史でもも続いていき、子供を生むという役割以外には
なんの期待はされなかった女の歴史。
埋もれて行った女そのものが、描かれているようです。
でも、背景ではなく、ストーリー自体が、ひきつけます。
女教皇ヨハンナ。
男装して修道院に入り修道士として名声を得。
男性と恋に落ち。でもその学識でついには教皇になり、教皇行列の最中に出産してしまったという女性。
その後は殺されたといいます。
女は知識や学問を持たなくていいとされた時代。
魔女裁判が普通に存在し、「変わった女」「学問がある女」「役に立たなった女」
が簡単に魔女とされ、火刑になっていった時代の伝説。
こんな伝説があることが、女の願望では。
学問をし、恋をし子供を得る。
当たり前で、そのどれもが当然手にできるはずなのに
そのどれもが許されなかった時代に、その時代の最高位の教皇が
「女」だったという伝説こそ「女」の望みだったのでしょうか。
それにしても
すごい時代ですね。
文字を読めるというだけで「魔女」よばわり。
感じたまま純粋に生きることを望む。
いつの時代にあっても、その姿勢だけで誰もが美しい。
あーこれから下巻です。
でも、明日お仕事に差し障るから、今日は適当なところで寝よう。