建物の大きさから考えますと 冷房・暖房の能力的にはかなり余裕をみてあり 大体半分のエアコンを稼働させれば建物内では快適に居られる程になっています 費用はかかりましたが 建物に対して倍のエアコン能力を用意しその稼働を電気とガス等で半分ずつ賄えるようにすることを「ハイブリッドシステム」と言うそうです
車でハイブリッド車と言っているのも ガソリンと電気の両方の力を使うからです
そしてこの建物はGHPだけでも 電気だけでも賄えるようになっております 昨年の夏の節電時期には平日はガス(GHP)によるエアコン 土日休日には電気によるエアコンにしておりました この時期でも同じようにしております
もちろん事の始まりはあの震災です 新ホールは3/11の時点で建物の外装が終わり内装もかなり進んでおり 近いうちにエアコン工事の予定でした もちろんすべて電気によるエアコンでした 震災翌日の土曜日 月曜日からの計画停電の話が進んでしまい 通夜及び葬儀にエアコンが使えないかもしれないという事で必死に考えた物が偶然にも「ハイブリッドシステム」と呼ばれるものだったようです
当然3/11の頃はそんな事 全然知りませんでしたが大慌てで確認したところ機器の手配もスムーズに済み 順調に設置できました
しかし今後の課題があります GHPも一切電気がいらない訳でなく 本当に停電になってしまうと残念ながら動きません そこでその少量の電気を発電機で賄えるように考え いろいろ試行錯誤しています 実は大体 形はできておりまして完成しましたら またあらためて報告致します
※ 以下の写真はGHPの室外機になります エアコンの室内機は外観上 電気もガスも変わりません

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しょうぶセレモニーホール・瀬田花屋
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