日本あちこち、ぼっち旅

指定難病患者です。
行動できる範囲で日本各地への旅を試みています。
謎解きにハマり中。

報徳二宮神社(小田原)

2016-09-25 21:27:28 | ぼっち旅徒然
先日出かけた小田原城のすぐ近くに、報徳二宮神社がありました。


せっかくなので足を運んでみたところ、いくつかの発見がありました


私はこの神社について全く予備知識がないまま訪れましたが…
中に入って見覚えのある、懐かしい像と遭遇

ここは、二宮金次郎(尊徳)を奉った神社なのでした

神社の鳥居は赤いのに、ここは緑。

どういう意味があるんでしょうか?
ググってみても明確な理由の記述を見つけることができませんでした。
その場で聞いてこなかったことが悔やまれます…

この色の鳥居がある神社に行くことがあれば、由来をきいてきますね。
神道的に緑色は聖なる領域を表しているようです。

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道の緑性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/09 15:42 UTC 版)
神道の緑性(しんとうのりょくせい)は、樹木を神格化し、森林を聖域とすることに象徴される
社会における神道の緑化の機能を表現する言葉である。
それは近代以降、新たに神道の聖地となった皇居の杜や、明治神宮の鎮守の杜が
都内に残された最大の緑地であるということに典型的に見ることができる。
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社務所の雰囲気がちょっと幻想的な感じで素敵ですね。




こちらは御朱印です。


天保の大飢饉(1833年に始まり、1835年から1837年にかけて最大規模化した飢饉)の際
当時の小田原城の藩主、大久保氏の命により二宮尊徳が城内の米蔵を開き
米が人々の手に渡ったことにより、小田原11万石の領内から一人の餓死者も出さずにすんだそうです。

素晴らしい危機管理能力!
私はあの像のイメージしか知らず、「仕事をしながらしっかり勉強に励んだ偉い人」程度の認識でした。
他にも多くの功績をあげ、小田原の地を支えてきた素晴らしい人でした。



「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」
という言葉が掲げられていました。
そうですよね‥経済は大事。
お金がないと人を救うことすらできない。
その通りですよね。
お金を稼いで、正しく使う。
とっても大事なことです。
勉強になりました。

そして境内には絵馬がいっぱい。

「嵐のコンサートチケットが手に入りますように」
「嵐の5人に会えますように」
というようなことが書かれた複数の絵馬があり、最初はなんのことやら…
でしたが少しして
「二宮繋がりの願掛けか!!」ということに気が付きました。

な~る~ほ~ど~
嵐ファンの願いがここに集まっているわけですね。
さしずめ隠れスポットなのかな?(私が知らないだけ?)
尊徳さんの後利益…あるといいですね

散策していたらおしゃれなカフェを発見!
そこで二宮尊徳さんが召し上がっていた食事を現代版にアレンジしました。
というメニュー 呉汁(ごじる)があったのでオーダーしてみました。
ついでにご飯とセットにしてみました。

一見ご飯とみそ汁というシンプルなメニューですが…

魚の炊き込みご飯は薄味で美味しかったです。
味噌汁は鰹節たっぷり。
煮豆と納豆、たっぷりのネギや三つ葉や生姜で風味がたっぷり。
芋や大根、油揚げも入ってとっても健康に良い内容。
私にとってはかなり贅沢なメニューでした。
お茶もとっても美味しかったです