クビを賭けたビンタ

先日、ニッポン放送を聞きいってしまった話

某小学校の男性教員２８歳。熱中時代の北野先生みたいな人。
日ごろからイジメはいけないことだと子供たちに言い聞かせていた。
ある日、数人が一人の子をイジメていた。クラスの他の子供も見てみぬふり。
そこをその先生が目撃した。
先生は子供たちを叱った。
「イジメてる子も悪いが、止めさせない子も悪い。
今度やったら、先生は君たちを叩く。そして先生は先生をやめる」
もう二度とイジメはしないという約束のはずだった。
ところが、子供たちは冗談だろうと思って、また同じ子をイジメていた。
それを、またその先生に見つかった。
先生は約束だからと、クラスのイジメられてた子以外全員に、
泣きながらビンタをした。
そして、そのまま校長室へ辞表を提出に向かった。
事の重大さに気づいた子供たちは、泣きながら先生を追った。
「先生、ごめんなさ～い」「先生、もうしませ～ん」「先生、辞めないでぇ～」

とはいえ、生徒に体罰をしたということで、先生はひとまず３日間の自宅謹慎。
その間に、生徒から事情を聞いた親たちが、先生の辞職撤回を求める
署名活動をして、３日間でほぼ全員の保護者の署名を集めたんだそうな。

先生の体罰は、一時の感情の高ぶりからのものでなく、愛情をもって、
子供たちにイジメのいけないことをわからせるための行為だったんだと・・・。

結局、子供たちは、保護者の方々の「また、先生に教わりたい」という
内容の署名の数々に辞表は撤回され、復職できたんだそうな。

ほぼ、こんな内容の話。

体罰を容認、奨励するつもりはないけれど、
この先生の行為を体罰と定義してよいものだろうかと思いました。

それにひきかえ、オウムを万引きしてつかまった教員。
「買いたかったけど、お金が足りなかった」だと、
全くバカヤローな先生にはあきれる。

前出の先生には、熱中時代からぬけだしたような先生のままでいてほしいね。