25℃

このくらいの陽気がずうっと続くといいんですが

亜熱帯だというのに旧正月前後のあの寒さには参ります

暖房設備が小さな電気ストーブしかないせいもありますが

一年中夏の国から戻ったこともあり 香港の冬はほんと憂鬱です

それにしても暦というのはすごいなぁと毎年凍えながらも感心してます

旧正月というのは旧暦で毎年変わりますから

１月の末の年もあれば ２月の真ん中とかになる年もあります

でも

一番冷え込む時期はやっぱし 旧正月の前後なんです

２００６年は １月２９日がお正月です プルプル

日本からのおみやげ

「日本茶とか海苔とかお饅頭とかはなんだかねぇ」

とか 聞きますが

日本茶も海苔もお饅頭も我が家では歓迎です

友人にはいろいろお願いしてスーパー巡りして来てもらいますが

予期せぬお客様からは 予期せぬお土産を頂くことがあります

朝 キオスクで買った雑誌とか お土産ではなく ただ『要らなくなった物』も

嬉しかったりします

最近頂いたもの

唐草のハンカチと和菓子と印籠

なぜに印籠なのか。。。

でも 娘は大喜びでした

「ぉぉ 本物見るの初めて」

本物なのか

懐かしさ

最近のお菓子のオマケはむか～しのグ○コのオマケとは違って

かなり凝ったものばかりですね

大体がどっちがオマケかわからないし。。。

オットと娘はこの食玩にはうるさい人たちで 出かければ必ずと言っていいほど

その手のお店へ行きたがります

香港には日本の玩具やフィギア 食玩 雑誌などを扱う個人の小さなお店が

まるまるビルの数階部分を占拠している場所もあり

そこには鉄人２８号や鉄腕アトム かなりマニアックなプレミアものまで

並んでいておそらく日本での販売価格の倍近くするそれらのものを

リアルタイムで接して育った私たちとは違う単なる外国の文化に過ぎないのに

こんなに受け入れられると言うか 惹かれる彼らは全く不可解です

先日

友だちと遊びに行った娘が帰宅して

「おかぁちゃん こんなん知ってる？」 と言って並べ始めたのは

学校で使った机と椅子 ランドセル 給食袋 そして 給食一式

「すっごーい なつかしい～」 と しばし 驚き笑いが止まらず。。。

机と椅子は同じですが ランドセルなど背負ったこともなく

給食も未知の世界の娘と しばし 懐かしむ昭和のかほりでした

京劇

トラムに乗って１５分くらいのところに

かなり古い感覚のままの街並みがあります

北角 ＮＯＲＴＨ ＰＯＩＮＴ という街ですがそこにこれまた

時代から取り残されたような古臭い劇場があり そこは

たぶんですが 香港で唯一 京劇を上演しているところだと思います

夏の前だったと思いますがその劇場が閉まるという噂が広がり

あっというまにしまってしまいました

「こんなことなら一度行っておけばよかったな」

と オットは言っていましたが

やはり惜しむ声も多かったようで 閉館のお知らせが改修工事のお知らせに

変わり 夏が終わる頃には再び再開されました

いまだに足を運んではいませんが。。。

冬間近

暦の上ではとっくに冬なんですがここ数日やっと

長袖を着るようになった感じなのであまり実感がありません

今日も仕事のオットは濃い緑のＴシャツに半袖のシャツを

羽織っていたので

「寒くない？」 と聞いてはみましたが

「寒くない」 とのお返事だったし まあ まだ 浮きまくるほどには

季節外れでもないのでそのまま見送りましたが

４０も半ばを過ぎた男の服って難しくなりますね～

仕事でスーツ とかならまだしも ラフなスタイルって困ります

夏は何でも絵になりますがこれから重ね着の季節には

凝り過ぎて ヨン様になってしまっても笑えるだけだし

キース・リチャーズにもなれないし

かなり前にヨコスカで買った 地味派手なスカジャンも

数年ワタシが来た後 一昨年からは娘専用になってしまって

もう こういうのは着られない歳になったのねと実感。。。

さてと 世のオッサン間近兄ちゃんたちはどんな着こなしをしてるのか

午後から本屋さんへＧＯです

こめ・コメ・お米

朝は娘のお弁当用なので仕方なく日本米ですが

夜はもうずうっと タイ米です

香りがイヤという人が多いのですがウチでは炊けるときの香りが好きです

ジャスミンの香りと言われていますが確かに日本米の香りとは違いますね

「おいしそー」

って思うんですが。。。 スキかキライかで印象の違いは大きいですね～

手巻きやうどんと合わせておにぎりとか以外は毎晩タイ米なんですが

タイ米も沢山種類はあって これはだめだわ ってのもありました

『金象』 のブルー・ラベルがダントツの美味しさだと思います

日本米と比べるとかなり軽いので夜には向いていると思います

少し水を少なめにして 赤ワイン・黒コショウ・醤油・白胡麻

を合わせて炊くととっても美味しいです

しょうがないんだけどね

先日 買いました

BO○Y SHOP で 『ブラジル・ナッツ』の香りのボディ・バター

忘れもしません その二日後

帰宅したオットが言いました

「去年 買えなかったボディ・バターさ 今年も売ってるよ あとで
買いに行こうか？ 一個 ６５ドルだってさ」

ワタシが買った日は一個 １０９ドルだったなぁ

「あさってからなら ６５ドルになりますよ」 って

言ってくれるはずないか。。。

悔しいから また ２個買ったというか 買ってもらいました

思ってた通り 彼が気に入ったのは

『ココナッツ・ミルク』 と 『マンゴー』 でした

蟹雑炊

結構涼しいと言うか 少し肌寒くなってきました

半袖じゃ もう変って感じです

トンローワンあたりでも長袖のシャツかその上にもう一枚

羽織ってる人が多かったです

もう11月も半ばを過ぎたんですものね

ここはまだクリスマスの雰囲気じゃなく年々イルミネーションも

クリスマス・ツリーも少なくなりその準備も遅くなっているような感じで

不景気の影響なのでしょうがどんどん中国に染まっていくような気もします


今日は夕方にトラムに乗って日系の居酒屋へ行きました

オットもワタシも飲めない人なのでお目当ては 『蟹雑炊』です

この冬は何度も足を運ぶことになりそうです

つるべ落とし

部屋に差し込む陽射しの長さが少しずつ伸びていたことに

気がつくのは随分日が経ってからだったりします

それほど忙しく過ごしていたわけでもないのに

床に落ちる朝の陽射しを指でなぞりながら

「ねエ こんなところまで陽が差し込んでいるわ」

出社まえのオットに話したのが先週のコト

気がつけば

南の国での不摂生を償うかのようにこの街へ来てからの３年間

月に一度の散髪と週２のジム以外 残業もせず真っ直ぐ帰宅するオットが

インターホンを鳴らす頃にはすっかり陽が落ちている

季節に流れがあるようにワタシたちの生活も少しずつかたちをかえてきたんだね

そして それぞれの最後の日まで留まることなく変わり続けるものなら

その時々にからだにもこころにも添えるワタシたちでありたいと

長くなった夜に思ったりする。。。

もう添えないわ と 泣き続けた千の夜があったとしても

今夜はカレーよ

今日はオットが日帰り出張で中国へ行くということで

帰りのフェリーの時間によっては９時を過ぎるかもしれないと

出掛けに言っていました

それじゃあってことで 早くても遅くても良いように

「じゃあ 今夜はカレーよ」

こてこて日本のカレールーで家庭の味にしました

しばらく 御無沙汰していたのでオマケにロティも焼きました

子どもの頃 おウチで作るカレーライスはそれぞれのおウチで

すごく感じが違っていたように思います

ウチは商店をやっていて母も忙しかったし家庭的というよりは

よそ行きの人だったのでワタシは全くと言っていいほどに家庭の味ってモノが

ない家庭に育ちました

ほとんど店屋物か仕出し弁当 外食ばかりでした

友人が来るとウチの豪勢な食卓に驚いてくれましたが全て料理屋からの

お取り寄せだったし

だから オットの母の味がワタシにも母の味なんですが。。。

まぁ そんなウチでもカレーライスだけはやはり母の味でした

それに比べるとワタシのカレーは作るたびに違うなぁ と

今夜また実感