モブ×乱馬漫画からのひとコマ。

2014-06-27 01:06:30 | らんま1/2


Chicoです。

友人サークル様の乱馬総受け本にモブ×乱馬漫画描かせていただきました。
乱馬受けのBLを描くのは初めてだったので緊張しました;;

山で修行中に同じ歳の男の子と出会い、なんとなく関係を持ってしまって
どんどん快楽にのめり込んでいく、というとんでも悦楽的な内容です;;

お見かけの際はどうぞよろしくお願いします。


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この先は長いので、一旦折りたたんでおきます。
プライベートな話なので興味がある方のみどうぞ。


日曜に、亡くなった親友の旦那さんから連絡がありました。
そして水曜にお会いして、お互いの近況などお話させていただきました。


実は私は、親友の治療法をめぐって、
以前とても失礼なことを旦那さんに言ってしまったことがあるんです。


基本カナダはホームドクター制です。
また公共病院を受診する場合は全て国が負担してくれます。
医療費は全て無料です。

なので、公共病院は時間がものすごくかかります。
検査するだけでも数週間待たされることなんてザラです。
また日本のような会社の検診制度というのがありませんので、
気付いたら病気が進行していたということが多いんです。

カナダの医療水準は世界的にも高く、最先端治療も進んでいて、
それが無料で受けられるというのはとても良いことだと思います。

でも医療を受ける体制は平等ではないと思います。

ホームドクターは自分で探さなければなりませんし、
お目当てのドクターが新規患者を取らないということもあります。
腕の良い医師は報酬の高いアメリカに行ってしまうことも多いです。

そして、アメリカでの治療は自由診療なので色々と融通がきくのですが、
カナダは無料診療なのでマニュアル的だったりするんです。

私のホームドクターをしてくれている医師は
大学の頃からのアメリカ人の親友で、アメリカの病院に勤務しています。
もちろん、医療費は無料というわけではありません。

でも友達だからというのもあるとは思いますが
気軽に色々と相談できるし、いつも細かいことまで気にかけてくれます。
何より本当に腕が良くて、素晴らしい医師なんです。


私は以前、親友の旦那さんに私のホームドクターに
セカンドオピニオンを受けてみては?と言ったことがあるんです。
そして、もし高額な治療費を気にされているのなら、
私が援助させてほしいとお願いしたんです。

カナダの場合、ガンなどの専門医にかかる場合は
ホームドクターの紹介状がないと診てもらうことはできません。

親友のドクターが良くない医師だということではありません。
ただ私は親友がもっと色々な治療法を試さずに
緩和ケア病棟に入院していたことがどうしても納得できませんでした。

もっともっと生きたいと願っていた親友が
ただ終末を待つだけというのが辛くて我慢できなかったんです。

けれども、私のセカンドオピニオンの提案を
旦那さんはただ迷惑そうに「無理だよ」とお断りされました。

当然だと思います。

治療中の患者にとってセカンドオピニオンを受けることは
とても躊躇してしまうことですし、もし同じ結果だったならば
ホームドクターやドクターが紹介してくれた専門医に対しても
後ろめたさや申し訳なさを感じてしまうからです。


私は水曜にお会いしたときに、
あのときは事情も考えず、傲慢なことを言ってしまって申し訳なかった
と謝罪しました。

でも、実はあのときの提案は本当はとてもありがたい申し出だった、
もう少し早い時期だったならばお願いしていた、
そして、なぜ自分にはアメリカで治療をさせてあげる経済力がないのかと
親友の夫として情けなく思ってしまった、とても恥ずかしかった
とのお返事をいただきました。

まさかこのような返事が来るとは思わず、とても驚きました。

そして、カナダの医療制度のデメリットを感じました。
ホームドクター制度、医療費無料制度は素晴らしいと思います。

でも検査にさえ時間がかかる、
ホームドクターに遠慮してセカンドオピニオンを求めづらい、
また、お金がなければ治療法さえ選ぶことができない…。

様々な要因が重なって、
もしかしたら親友はまだ生きられる命を縮めてしまったのだろうか…。

今となっては分からないことなのですが、
そう思うと、もっともっと私にできることがあったはずなのにと
後悔ばかりが頭に浮かんでしまうのです…。


旦那さんはお引っ越しを考えているとのこと。
なので最後にお別れを言いにきたんだ、とおっしゃっていました。
親友がいない今、もうきっとお会いすることはないでしょう。

私はまだ親友の死から立ち直れずにいます。
親友へのこの思いは一生続いていくと思います。

でも立ち直って生きていかなければいけません。
人生を無駄にすることは、親友に対して絶対に許されないことだから。

そして今回でこの親友について書くことはお終いにします。
この痛みも全部受け止めて、前に進んでいこうと思います。

私が忘れない限り、彼女は私の中でずっと生き続けます。


最後に。

親友のために使おうと思っていたお金を、
ガン治療センターとガン患者団体に全額寄付させていただきました。
少しでも多くの人のためになりますように…。

とある支えになってくださった方ともお話させていただいたのですが、
どうして医療が発達してるのにガンはなくならないのでしょうか。
本当に、悔しくて悔しくて仕方がありません…。


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