見出し画像

セコい将棋オヤジ

第45回朝日アマ将棋名人戦首都圏ブロック予選

11月20日 蒲田将棋クラブで開催された

朝日アマ将棋名人戦首都圏ブロック予選会

東京23区から7名

神奈川県、埼玉県、千葉県から各6名
多摩地区から1名

計28名の都県代表が、
7つの代表枠を争う予選会です。

結果は以下のとおり



1組は元奨励会三段の岡井良樹さんが代表。
長谷川大地さんとの決勝戦の棋譜を採譜させて
いただいたが、完璧な指しまわしで感想戦
だけでなくソフトで解析しても長谷川さんの
どこが悪かったのか良く分かりませんでした。
岡井さん強すぎ。本番の優勝も有力です。

2組は波乱は起きず
順当にプロ入り編入試験挑戦中の小山怜央さん。

3組は本命の木村孝太郎さんが、まさかの
敗戦で、木村さんを破った伊藤さんに勝った
山本悠介さんが代表。
ここが最後までもつれました。
山本悠介さんは神奈川県予選会に2度参加。
八代弥先生とのvsもこなし、
神奈川県予選会の主催者としては、
一番嬉しい代表獲得。

4組は元奨励会三段が3名のブロックを
本大会出場者で最高R点所持者の
関矢寛之さんが制す。


5組も3組同様、本命 菊地裕太さんが、
敗れて、菊地さんを破った添田さんに勝利した
鈴木シャウトさんが代表。

6組は、下馬評通り、奥村雄太さんと
小泉卓也さんの決勝となった。
奥村雄太さんが制した。
奥村さんは、昨年ブロック予選1回戦で、
小山怜央さんと対戦して、
優勢な局面を築きながら、
あの局面は相手が小山さんじゃなければ、
絶対に勝てた。と言わしめるほど
よもやの一手で敗れた。
これが、ブロック予選で同県対決を
止めるきっかけになった。
思い通りに結果が出て嬉しい限りです。


7組は全国大会の上位常連。
小林康太郎さんが制した。

神奈川県代表は7枠のうち3枠を獲得。




千葉県代表は2年連続で1枠も獲得できなかった。

有力視された、藤田さんが、1回戦で
関矢さんと、7組でも太田さんが決勝戦で、
小林康太郎さんにと、
組み合わせが悪かったのもあるが、、

まあこれ以上は言わないようにしましょう。

代表選手も最年長が31歳の小林康太郎さん。

平均年齢は27歳と20代後半が最も多い。

都道府県予選から見て来ましたが、
どの対局もどこが悪いのか分からない将棋が多く、
ネット対局とソフト研究の成果で、
競技レベルが急速に向上し、

一昔前のトップレベルの方が、
実力を維持するのは中々厳しい時代になっている。

そんな印象も受けました。

アマチュア将棋大会がかなりの部分縮小される中で、
全国大会が都道府県予選→ブロック予選と
体系的に開催されて、
今や朝日アマチュア将棋名人戦が、
アマチュア将棋大会の最高峰。
と個人的に思っています。

スポンサーの朝日新聞社さんに感謝。



名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「将棋」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事