「江戸しぐさ」についての新聞記事を読んだ。
そのなかで、江戸の稚児の段階的養育法(江戸しぐさの知恵袋)というものがあった。
「三つ心、六つ躾(しつけ)、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」
~三歳までに人間の心の糸をしっかり張らせ、六歳までに躾を手取り足取りまねさせる。九歳までにお世辞のひとつも言えるくらいの挨拶ができるようにする。十二歳には一家の主の代書ができるようにする。十五歳で森羅万象が実感として理解できるようにする。~
昔は、十一歳から十七歳くらいで元服(成人を祝う儀式)をしたそうだが、それにしても今とは大分違うように感じる。
単に長生きになったからではないような・・・。
電車を先に待っている人がいてもお構いなしに割り込んで乗ってしまう人や、電車の車内で携帯電話を使って平気で大声で話してしまう人。
たまに見かけるけど、結構、若い人よりいい大人がやっていたりする・・・。
段階的養育法は、今の時代、子供じゃなくて大人に必要なのかもしれない 。
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