セキブログ

このブログは関根家(2013年2月時点:4名になりました!)に起きた事柄をただ書くだけのブログです。

bloodthirsty butchers 「kocorono」 (1996)

2006年05月30日 | レビュー風
はっきり言って、このCDを聴いて僕は大好きだったバンドをやめました。毎日毎日、酒飲んで大爆音でこのCDだけを聴きまくって、バンドやめる事にしました。もう、だめだと思いました。自分じゃないな、と思いました。そう、自分じゃないと思いました。すごく泣きました。でも、それでもいい、と感じました。今も、泣き出しそうです。

当時の僕の目指した音楽の到達点があるなら、そこを折り返して提示された音でした。もう、どうしようもない格好良さです・・・。

ぐちゃぐろぐひゃんー、わけの解らんことが世の常ですが、それが音に鳴っていて聞いてるだけで狂いそうです。かっこいい。
爆音に埋もれて聞き取るのがやっとの歌詞、必至の思いで聞き取ると、無意味な歌詞。しかも、歌詞ノートは透明な文字。カッコいい。
そして、「BIG MUFF」!
知らない方が多いと思いますが、僕もBIGMUFFでした。こいつはもう最強のエフェクター(ギターの音を変える機械)、足の裏で踏んだ瞬間からギターが凶器になる最終兵器。もちろん、男気満点のかっこよさ。。

とにかく、僕は今日も「6月」で涙を流し、「7月」でドラムを叩き、「8月」でギターを掻き鳴らします。

ほんと、傑作。 
好きなCDはたくさんあるけど、こいつは自分のことぐらい好き。決して上手くはないけど、最高です。

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