 | 輪るピングドラム キャラクターソングアルバム |
| トリプルH | |
| キングレコード |
ということで、なんとなくハマってしまったアニメ『輪るピングドラム』のキャラクターソング、「トリプルH」によるアルバムをiTunesで衝動買いしてしまいました！まぁ、ネットだと2000円なのでCD買うよりは安いので、オススメではありますけどね。原曲はリアルタイムで聴いたことのないロッカー石橋凌率いたバンド「ARB」の名曲を作曲家、橋本由香利氏がカバー、編曲したもの。しかーーし、この編曲がなかなか上出来でアニメの世界観にフィットした感じでなかなか悪くないでございます。
さて、サントラを振り返ってみると、トラック1の「ROCK OVER JAPAN」は『輪るピングドラム』で高倉陽毬（ひまり）ちゃんが「変身」時に流れるなかなかロックな名曲！トラック2の「イカレちまったぜ！！」もカラオケで歌いたくなってしまった乗りのいい名曲ですねー。個人的に編曲がいいと思ったのは（原曲知らないんですがｗｗ）、トラック4の「魂こがして」！こちらもエレクトロロックっぽい編曲が良い感じです。
一転してトラック5「ダディーズ・シューズ」は、ピアノソロで始まる意表を突いた展開に橋本氏のセンスの良さを感じます。若い娘ちゃんが「おやじの靴は……」と歌いだすだけでシュールなんですけどね（笑）トラック6「Private Girl」もボサノバ調！？で始まって途中からロック調に変わる名曲。トラック8「朝のかげりの中で」はややスローテンポなんだけど、映画『キル・ビル』で聴いたようなBGMが印象的。いわゆるウェスタン調ってやつですかね。こちらもピアノ伴奏が渋いトラック9「灰色の水曜日」、そしてトラック10「HEROES 英雄たち」も名曲ということで、全部名曲やんてことなんですが、やはりARBの原曲がいいということなんでしょう。まさかアニメサントラにカバーされるとは思っていなかったところが、目の付け所の良さを伺わせます。
肝心のアニメ『輪るピングドラム』は、あっという間に最終回が昨年末に放送されていちおう半分以上はカバーしたんですが、1回観ただけではよく分からないので、再度見直す必要がありますなぁー。個人的には最後までストーリーを引っ張ったアメリカのドラマ『LOST』っぽい印象が強いんですが、違うかなぁ！？
【収録トラック】
1. ROCK OVER JAPAN、2. イカレちまったぜ！！、3. BAD NEWS(黒い予感)
4. 魂こがして、5. ダディーズ・シューズ、6. Private Girl、7. HIDE and SEEK、8. 朝のかげりの中で、9. 灰色の水曜日、10. HEROES 英雄たち
輪るピングドラムED 灰色の水曜日/トリプルH
作中では結成されることのなかった、あの幻のアイドルユニット…!!
作中で登場する「トリプルH」というアイドルユニット(陽毬・ヒカリ・ヒバリ)によるミニアルバム。作中ではきしくも結成されることのなかったユニットが満を持してのリリース!収録楽曲は全てアーティスト「ARB」のカバー。もちろん、1話オンエア時に話題沸騰したあの「ROCK OVER JAPAN」も収録！
『輪るピングドラム』
病気の妹・陽毬(ひまり)の命を救うため、謎のペンギン帽の命令により「ピングドラム」を探して奔走する冠葉と晶馬の兄弟。自身の運命を信じて日記に書かれた出来事を実現しつづける高校生・荻野目苹果。鳥好きの生物教師と歌劇団の女優。それぞれの運命は輪(まわ)り出した……。幾原邦彦監督による華麗なるミステリー『輪るピングドラム』。
※ウィキによると、『ARB（エーアールビー）は、石橋凌を中心とした日本のロックバンド。1977年に結成、デビュー曲は「野良犬」（1978年10月25日）。1990年に一度解散するが、1998年に新メンバーにより復活した。2006年3月、石橋の脱退により活動停止している。ユニコーン、甲本ヒロト、真島昌利、JUN SKY WALKER(S)、福山雅治、ニューロティカをはじめ、数多くのミュージシャンに影響を与えた」そうです。石橋凌といえば、俳優のイメージが強いのですが、もともとはロックなミュージシャンだったんですね。
