ひむかの生活文化研究所ブログ

真面目に笑い、楽しむ組織の話題を綴るブログです。

えっ?ケンカをやめて???

2013-03-31 | お知らせ

心ゆさぶるトゥルーストーリーにて

当ブログ管理人の英樹くんの取り組みが紹介されました。

御覧になられた方もいらっしゃったと思いますが、

町を思う彼の取り組みが、

鍋合戦に繋がるまでの展開がドラマ化されていました。


個人的には

「ケンカをやめて!町おこし秘話」

というタイトルに目を奪われました。

「ケンカをやめて?・・・・。」

このタイトルだと彼がケンカを止めたような印象を受けます。

流れとしては、確かにそんな展開だったのですが、

私にとって、彼のキャラは

ケンカをする人間であり、

止める人間というイメージはないのです。

彼と行動すると、

今でも無意識に周囲にいる人を観察し、

(ケンカになるような人はいないか?

 もし吹っかけられたらどうするか?)

と考えてしまう私がいるのです。

もちろん本当にケンカになったことはないのですが。


<若干の内容を紹介させて頂くと>

宮崎・川南町は人口2万人に満たない小さな町。

しかし、農家と漁師の関係が悪く100年にも及ぶ確執があった。

農業関連の部署に所属していた河野英樹さんは

いろいろなイベントなどを提案していたが、町の人は乗気ではなく

「いろいろ提案するけど、自分の手を汚さない」と言われてしまった。

改めて町のことを考えてみると、避けて通れない問題が農家と漁師の確執。

そこで、せめてもの交流の場として考えたのが、

それぞれの自慢の家庭料理を持ち寄っての集会だった。

農家側からはなんとか了承をもらったが、

問題は自分と接点のない漁師側だった。

意を決して申し出たがなかなか とりあってもらえず、

何度も足を運び、仕事の手伝いも申し出た。

夜中の3時からボランティアで手伝い、1日もかかさず半年間手伝いをした。

なんとか実現した交流会では、

お互いが敵と味方のように座り絶えずピリピリした空気だった。

そこで河野英樹さんは「このままでいいのか」と思いを語った。

2度、3度と続いた交流会で次第に打ち解けあっていった。

こうして生まれたイベントが「東児湯鍋合戦」という鍋のイベントで、

目玉は海の幸と山の幸をふんだんに使った鍋。

このイベントは役場からの予算はなく、今も地域再生の取り組みが続いている。

~番組紹介より~

この画像はドラマの一場面。

どう見ても目が笑ってないですね。

でもとてもいい人に見えます。そうです。いい人です。

番組では紹介されなかった深い話もたくさんあります。

涙なしには聞けない(笑い過ぎて涙がでる話を含む)も数多くあります。

ドラマはどうしても美談になってしまう所もあるでしょう。
でも彼は全くもって美男子ではありません。
そこは否定しながら見て欲しいものです。

しかし、

「小さな頃からケンカを止められていた不器用な男が、
 
 人と人を繋げる男になった。」

こんな物語であることも事実です。


英樹くんへ

この調子でどんな事があってもケンカをするのではなく、

人と人を、

そして地域を繋げる男でいて下さいね。

今後の平和な君を願って



合掌・・・。





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