政治へのとりくみ

政治へのとりくみ

フレ- フレ- さっちゃん ♪

2005-07-29 11:02:38 | Weblog
 フレ- フレ- さっちゃん ♪  

   --突然の拉致拘束暮らし75日間 官憲の横暴はここまで--  
                                池邊 幸惠

  ところで、その昭和天皇記念館のある公園のぐるり(といっても広すぎて、その記念館のある公園の一角だけでしたが)を案内してくれたさっちゃんは、まさにあの立川ビラまき事件で捕まったお一人でした。

 ビラまきに関してだけですが、ききかじりですが、少しお伝えしましょう。

 世の中が、このまますすんでいくとわたしたちもいつなんどき彼女のような目にあわないとも限りませんからね。どうぞ、みなさん心してお読みくださいませ。


  メモしてなくてなんですが、彼女は友達と心の電話相談みたいなこともしていたようです。すると、イラクへの自衛隊派遣がきまると、自衛隊員のご家族からもホットラインに相談の電話がけっこう来るんだそうです。

 そこで、ご近所の自衛隊員の官舎でも同様に悩んでいる方がいらっしゃるのでないかと、自衛隊イラク派遣反対のビラにその人助けの電話のホットラインも書いてその自衛隊の官舎の郵便ポストにビラをまいたのが、2004年1月17日。
 
  これまでにも何回もまいてきたけど、つかまることなど全然なかったそうです。

 ところが、1カ月以上もたって、忘れた頃の 2月25日の 朝6時半ごろ。
 突然ドンドンドンとドアがたたかれ、のぞくと警察です、逮捕にきたと。
 寝耳に水なので、あけなかったらドアを壊して入ってきたそうです。(警察こそ、家宅侵入罪建造物破壊罪だよね)

そして、家宅進入罪の容疑で逮捕にきたと言われても、さっぱりわけがわからなかったそうです。
それから、2・3時間 部屋はあらされ、住所録からPCのソフトから紙切れまで、すべて書類関係は持っていかれてしまったそうです。

 そして、連行される時に大家さんに言っとかなきゃと、部屋にもどしてもらって、友達に警察につかまったよ・・・といくつか留守電にいれるので。せいいっぱいだったそうです。

 それからずっと75日間、もちろん家にも帰してもらえず、留置場からそのまま拘置所暮らしに、会えるのは、弁護士さんだけ、 電話もダメ、手紙もすべて検閲、弁護士さんとのやりとりはあけてはならない規則なのに、それらも全部みられて、プライバシ-の侵害だらけ。

 狭い独房で、日もささず、風も感じられず、ずっと明るいままで自然がこれっぽっちも感じられないので気がへんになりそうだったそうです。

  やっと、5月なかばになって、大枚150万円!!!の保釈金を払って出してもらえたそうです。 しかし、それから裁判ですからね。もし、保釈金がなかったら裁判が終わるまで、ずっと刑務所暮らしだったろうってそんなバカな!!!

 え、刑が決まるまでは容疑者でしょうが、
 無罪になったら、何らかの補償・弁償はなされるのでしょうか。
 無罪になって保釈金だけはかえってきたそうですが、

一緒に逮捕されたピラまきの他の2人も
 一人は公務員、一人は福祉関係のサ-ビスの長だったそうで、急にいなくなっててんやわんやだったそうです。とにかく、有無をいわせず、拉致拘束されて、外部と連絡もとれないのですからね。これがこじつけの市民いじめいびり拉致誘拐脅迫でなくてなんでしょうか。
 
そして、あろうことか警察は住民がうったえたということにしようと、その訴状を自分たちで作って(捏造!!!)、それを自衛隊の官舎に持っていき、自衛隊の家族の方たちに署名だけをさせたんだそうです。

 まさに警察によって捏造された犯罪です。警察自身がつごうの悪い人をわざわざ罪をつくりだし、陥れるという不埒なことをしているのです。

 官舎の人たちにとっても、一体なんのこと?だったじゃないかしら、そんな郵便受けにビラはいつもいっぱい入ってますからね、ピザ屋から自衛官の募集から・・・そんな自衛隊派遣反対のビラなんておぼえてもなかったんじゃないかしら。

 そんなそもそも途方もない捏造話しですから、もちろん無罪になりました。
それでも、官舎の隊員の家族による証言には、「これが嵩じて白い粉でもまかれるようになったら困ります」との証言まであったそうです。

  しかし、無罪を獲得するまで、さまざまな集会や話し合い弁護士との取り組みや保釈金などお金がかかり、もちろん仕事もできずとにかく散々な目にあわされたそうです。ほんとうにこれこそ権力の横暴と濫用による被害です、まさに官憲による捏造犯罪です。

 それでは、それを仕立てた検察はおとがめをうけたのでしょうか??

 いえいえとんでもない!!!

 みなさん、ここでさらにこの事実を知って 憤ってください!  無罪の彼ら3人を捕まえた検事は、栄転して、霞ヶ関に行ったそうです。

 そして、彼は、そこでも、こんどは 君が代騒動で、やはり誰かを送検して裁判所送りにして、しっかりと手柄をたてたので、また次へと栄転なさった。つまり、送検するだけで手柄となっていくのです。

 その件が無罪か否かは関係なく、ウソでも!捕まえただけで出世ができるのです。なんという警察・検察でしょうか。

 それに、実は無罪と分かっていても、俺達は働いているぞという、仕事のない公安関係者のアリバイづくりにも利用される。それは、有罪と分かっていても、証拠不十分で無罪とされたオウムの議員関係者の遅まきの逮捕にもみられましたね。結局世間の批難をかわすだけの”できレ-ス”の形だけの逮捕劇でもちろん無罪、権力と司法がむすびつくとまさにやりたい放題ですね。

  本来ならば捕まえた人が事件が 無罪になったら、その検事たちにはなんらかのお咎め、お叱りがあってしかるべことでしょう。 ところが、いまの小泉の治世では栄転です・・・。

 それは、もと陥れられた元公安部長 三井 環さんの 本でも そのことが書いてありました。
  
 さように、司法も行政も全く癒着し腐りきっているのが分かります。 またそのけしからん検事の名前は 嵜坂(さきさか)とかいったそうですが、また庶民のネットワ-クの背任リストにきちんとあげておきましょう。

 さあて、なにもないだだっ広いだけのような公園になぜ50億円もかかるのでしょうか?大変にあやしいですね。(地下基地でもつくったのかもしれませんね)
 何階だてでもない、一階だけの地下室みたいな記念館とやらに、どのようにしたら、14億円もかけれるのでしょうか。

 国民の血税のうちの、とほうもないお金が みるみるまに闇に吸い込まれていくのがみえます。 これこそほんとうに怖い話しです。現代の怪談です。自民党政権というヌエのような怪物が日本全土を覆いつくし、国民の血を吸い上げてはびこっているのです。

  兵庫県の山奥にこのごにおよんで、またまたなんの意味もない巨大な体育施設、運動場?が作られているそうですが、これはもう、戦争を念頭においた基地づくりみたいですね。あぶないあぶない。

 わたしたちはそれをずうっと許してきたのです。ですから、議員と官僚は検察司法まで抱き込んで、やりたい放題ばかりして、私腹を肥やすことばかりにかまけてきたのです。

 わたしたちは、国民に知らせないでほうぼうで起きているおかしな事柄をしっかりと追求していかねばなりません。隠しごまかし、それがいつまでも通用すると思ったら大間違いです。

 今わたしたちは、その税金を吸い込む闇の下から大きな声をあげ、光となって照らしてゆかねばなりません。
 闇に勝つには、公明正大であり、公平であり、信頼であり、情報公開であり、本当の自由と博愛こそ、その無謬の闇を打ち破れるものだと思われます。

 自ら光を発せれるためには、自分自身で立ち上がらねばなりません。

 さっちゃんは、戦っています。あの拘置所での辛い日々にも、裁判の長い戦いにもめげないで、まだ戦っています、頑張れ、さっちゃん、市民は庶民はみんなはあなたの味方です! 

 9月には、控訴審だそうです、検察が控訴したそうです。10月には、昭和天皇記念館が開館されるでしょうから、その時に騒動を起こさせないために、検察は控訴したのでしょう。ただのビラまきにですよ、姑息で卑怯なやり口です。
 ほんとうに日本の検察・司法は死んでしまったようですね。

 国立昭和天皇記念館を開館させてはなりません。そこは、

 ”15年戦争を多くのアジアの人々に日本の一般国民に謝罪する贖罪記念館” へと転換させるべきものです。

 今すぐできなくても、いつかはきっとそうなります、たしかな希望を持ってわたしたちはすすんでいきましょう。


恥を知れ! ごまかしでかためた昭和天皇記念館!!!

2005-07-29 10:27:59 | Weblog
  恥を知れ! 昭和天皇記念館!!!          報告 池辺ゆきえ

 先週の東京行きで、立川に行ってきました。
 そして、<50億円>もかけたという基地の跡地の昭和記念公園の一部の<<昭和天皇記念館>>のある今園のまわりをぐるっとまわってきました。

 広い 元立川基地もアメリカ軍が去ってからは、3分割されて、一角は民間に払い下げられ駅前につづくビルやマンション群がたち並び、一つはその広大な昭和記念公園。 もう一つは、公園のむこうに隠すように自衛隊が基地にしているそうです。

そして、その公園はもともとはフラットな土地だったのを表からは、記念館を隠すように盛り土をし、自然の丘を模して起伏や森を作っています。向こうの方に野原と木があるのですが、実は記念館の屋上の緑化だそうで、その下に14億円の税金をかけた記念館がほとんどしあがっており、壁面緑化のみどりも育ち、みどりで覆い隠そうという魂胆らしい。これから内装だそうです。

 もちろん、その14億円は国民の税金、国土交通省が建設主体で、「昭和聖徳記念財団」がその展示を担当することになっています。

  http://www.f-showa.or.jp/2_jigyo/1_kinenkan.html
http://sosidan.exblog.jp/

ぐるっと周囲を歩いてめぐってみたのですが、一部のすきもなく目の細かいみどりの網で中はほとんどみえません。それに、道からすぐは盛り土がしてあって、その会館はすぐには見えないよう隠されているようです。

この国営昭和記念公園ができたときも なぜ昭和いう名なのか?と、反対運動があったそうです。それから最近、この記念館反対の運動がはじめられたそうです。しかし、立川市でその反対運動に参加してくれる議員さんは一人だけだそうです。
 「いらない宣言運動」の提唱者の一人、さっちゃんが案内してくださりながら、いろいろ話してくださいました。

そして、公園を横切る広い道の交差点の角には、むこうの自衛隊の基地を隠すようにも、記念館の入り口あたりを見張るようにも、立川の警察署と警視庁直轄の警察とが向い合っての大きなビルをしめています。
 案内のさっちゃんと、歩いてゆくうちにも、2人以上の警官が自転車にのってくるのに何回も遭遇しました。5・6人のグル-プもありました。

そして、ひとめぐりして、記念館へ向う公園の入り口のかどにあるファミレスの2階にあがると、記念館が一目瞭然でした(笑)。

 記念館のテ-マは「緑と平和を愛した昭和天皇」です。

しかし「いらない宣言・・」の人たちの言うところでは、
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戦後の全国の植樹祭で、裕仁がたった一本をお手植えするのに植樹会場建設のために、どれほど多くの野山や森が切り払われてきたことか。
また、そのことを14億円もかけて宣伝することでしょうか。
 
 また、平和を愛した (・・・開いた口がふさがりませんね・・・)
 あのアジア全域に渡る侵略戦争をはじめたのは裕仁が開戦の詔勅をだしたのです。彼は「大元帥」としてその責任があるはずで、みなは彼を神と思わされて「天皇ばんざい」と声をそろえて叫びながら尊い生命を捨てさせられたのです。今北朝鮮が「将軍様マンセ-」と言ってるように。

 そして、戦後もその責任をとらないままにきているのです。

 この記念館は国によって建設されています。戦後60年をして、国の初めての公式見解が、この「みどりと平和を愛する昭和天皇記念館」なのです。
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 この昭和天皇記念館が、世界にむけて発信できる戦後60年の反省と贖罪の総決算でしょうか。
 あの忌まわしい15年戦争の記念とすべき館でしょうか。
 いえ、世界にむけてだけでなく、国民にむけて正々堂々と説明ができることでしょうか。

 日本の為政者たちはなんの反省もせず、依然として軍国靖国に神である天皇に洗脳されたままです。
 
 わたしは日本人として、とてもとてもとても恥ずかしいです。
 ドイツが戦後60年間、どれほどの苦悩と苦闘しながら、あのナチズムによるホロコ-ストをはじめ、戦犯の追求と戦後処理や謝罪をしてきて、60年目にむけて10年いじょうもかけて、たいそうな記念館をたてて、この5月にの式典で、これで戦後は終わったと、はればれとした顔で首相が宣言をし、世界に向けての声明を出していました。

 それに比べ、日本は 軍国靖国へのそろっての参拝のまま、今ふたたび軍国へ向う物議をかもしだし、アジア諸国のまゆをひそめさせる行動をとって恥じない政権なのです。
 先のアジアアフリカのバンドン会議50周年記念式典でも、その歴史も知らず恥知らずにも小泉は借りてきた挨拶しかできないなさけない姿がいくら平和と謝罪をしゃべっても、どの国も国民とてもけっしてだまされはしません。

  そんな恥ずかしい日本を嘆くメディアが一つもないとは、

  この国のテレビメディアもメイン週刊紙もすべて、死亡届けがだされているのでしょう。

  このままでは、国民も同罪、まもなく世界から日本の死亡届が出されることでしょう。 

 わたしたち庶民は、昭和天皇記念館を恥じるものです。もう、洗脳から解き放たれる時です。

 そして、この公園と一緒で50億円もかけたといわれている昭和天皇記念館を ”15年戦争を多くのアジアの人々に日本の市民に謝罪する贖罪記念館” へと必ずや転換させねばなりません。

 今すぐにはできなくても、きっとそうなります、わたしたちはたゆまずその希望に向ってすすんでいきましょう。

 もう、国民は洗脳から自分自身を解き放つべきです。


「昭和天皇記念館」建設阻止団
       立川市富士見町2-12-10-504
FAX:042-525-9036
       E-mail:iranaisengen5@yahoo.co.jp
       カンパ 郵便振込み:00180-6-703515 「いらない宣言」宛
 

共謀罪法案阻止の院内集会の報告

2005-07-28 23:26:00 | Weblog
共謀罪法案阻止の院内集会の報告     2005.7.21

                       丸山南里 ・池邊 幸惠 


文責: 丸山南里

7月21日12時から第2衆議員会館大1会議室で行われた共謀罪に反対する国会議員が主催した院内集会に、庶民のネットワークから今回はセバスちゃん、原田信三郎、丸山南里、関西のHさんの4人が参加してきました。
この院内集会は民主党員や共産党員や社会民主党員などの一部の代議士が呼びかけたものです。法務務省の官僚によって作成され、今年の〔第159回〕国会に提出される予定の共謀罪法案に反対する集会です。

法務省の官僚が作ったこの法案の名前は「罪の国際化および組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法などの一部を改正する法律案」
というものです。私が第1会議室に到着した時にはすでに井上哲士さんが共謀罪という法案がなぜ悪法であるかを話していました。

私が気がついた箇所を以下にご報告いたします。

2番目の松野信夫さんの報告:

南野法務大臣は共謀罪についての質問に自分で答えることができずに、法務省官僚〔事務次官だったと思うが?〕に教えてもらいながら答弁しているので、時間がかかりすぎて共謀罪の実質審議がほとんど進んでいない。

南野法務大臣は「この共謀罪は日本政府がすでに批准した国際条約に基づいて、法務省官僚が作成したもので、犯罪者集団に適用するのが目的である」と答弁している。しかし、法務省官僚が作成したこの罪法案はすでに批准された国際条約のとおりではない。

法務省官僚(法務省の事務次官だったと思う?)自身が「この共謀罪法案が日本の法律案としていい加減なものであること」を認め、
「この共謀罪法案は修正やむなし」と答弁している。

法務省官僚の答弁自体があやふやで〔いい加減で〕、「どのような話し合いをすれば一般市民が逮捕されるのか?」

という質問にたいして、逮捕される犯罪の名前を列挙させたところ、話し合いをしただけで逮捕されるような犯罪は、最初は550種類、それから614種類、さらに615種類と口から出まかせのように答弁し、現在では619種類の罪が共謀罪として認定すると最終答弁している。
質問されて答弁に詰まった法務省官僚〔法務省の事務次官?〕が挙句の果てに「にわかには断じがたい」と言って責任逃れをした。


郵政の民営化を企てる小泉とその取り巻きの内紛により、タキという名前の法務省副大臣が外されたために、
「法務省副大臣を欠いた段階での法務委員会での共謀罪審議しない」と言う理由により、法務委員会での共謀罪法案審議は遅れている。

法務委員会で十分に審議も行わずに自民党員と公明党員がこのような共謀罪法案を強行採決して国会に提出し、国会でもこの共謀罪法案強行採決をする可能性は少なくなった。しかし、奢れる自民党員と公明党員は何をたくらんでいるかわからないから油断はできない。

3番目は水岡さん(労組を経験した代議士)
4番目は照屋さん(沖縄からの代議士)
5番目は稲見哲男さん(大阪からの代議士)
6番目は近藤正道さん
7番目は遠野さん
8番目はトウモンさん

これ以外の衆議院の代議士たちや、われわれのような市民からの発言があり、
マスメディアが自民党や公明党の政府に追従する報道をして、好戦的な世論形成に貢献していることが指摘された。


丸山南里の感想:

1週間前に衆議院会館で民主党代議士1人と民主党代議士秘書1人を訪問した。
「多数決こそ日本の民主主義だ」という誤った考えがいつのころからこの国には広まったのだろうか?

政府の委員会でも、国会でも何も分かっていない自民党員と公明党員が多数決の暴力で民主主義を踏みにじってきたのを我々はこれまでにいやというほど見てきたのだ。1週間前に我々が衆議院会館に訪問したときは民主党議員自身がこの国の未来に希望を失っているようにさえわたしには感じられたのだった。

「この共謀罪法案がどんなにいい加減なものか?」については法律家ばかりでなく、また庶民の立場からも指摘されている。

庶民同士が意見を交換し、他人を理解することにより自分を深く理解し、自分の周りの弱者に対する愛情によって支えられた庶民が団結することによりはじめて、自由と公平と友愛という近代社会の道徳に基づく民主主義が実現できるのではなかったのだろうか?

今の政府と自民党員と公明党員を嘘つきだということを一般市民(選挙民)は見抜いている。
この共謀罪法案を作った法務省官僚は市民が政治家を嘘つきだと見破っていることにすでに気がついているにちがいない。

それでもこのような法案を国会に提出する彼ら法務省官僚の心理は何なのか?
法務省官僚が作成したこのような落第答案のような共謀罪改正案を国会で強行採決できると自民党員と公明党員がタカをくくっているのななぜだろうか?

ここで、わたしたちは国鉄労組を壊滅させたことを自慢する後藤田正晴という自民党員を持ち上げるのは止めよう!加藤紘一を岩波書店の雑誌「世界」がいくら持ち上げても、加藤紘一が日本の神は山岳信仰だとして

「天皇家は人間と自然を結ぶ役割だ」と日本の化学研究学者を集めた学会で言い放ち、
森善朗とたちとそのような思想を共有していることを自慢した事実を見るとき、
私はヒットラー政権の下でドイツ民衆を騙したベルリン大学教授や聖職者たちの偽善を思いだす。

イラクを旅行中に殺された青年を自己責任だと切り捨て、
大量破壊兵器によってイラク民衆の大量虐殺を幇助した小泉のイラク派兵を支持するかつての左翼活動家たちがいる。

これらの転向した左翼活動家たちが小泉を支持することが法務省官僚を勇気づけているのではないか?

共謀罪という学生の落第答案のような法律案が法務委員会に提出され、
そこでは南野法務大臣はこの共謀罪の意味を理解する能力が不足していることは明らかになっても、南野は法務大臣を続けている。南野というこの専門違いの元助産士に法務大臣という職務を任せていることは納税者である国民にとって幸せなことだろうか?


池邊 幸惠の報告

 2005年 7月21日 正午~1時、
 衆院第2議員会館の第1会議室で、
「共謀罪」に反対する超党派国会議員と市民の集いの院内集会が開かれました。

わたしと、関西の古くからの友人Hさんとは、隣の参議院会館で朝からNCの税財政の若林議員の秘書さんからいろいろお話をうかがっていたので、ついつい席を立てず、ちょうど、集会が半分終わった頃に着きました。先に南里さんと原田さんが聞いておられました。まあ、広い部屋はすっかり立ち見となっており、熱気にあふれ、席は100名の予定だったらしく、それをかるく30人は越えていたでしょう。
 
 正面には、呼びかけ人の国会議員をはじめ、自民・公明党以外の14人の議員が並んでいました。土井たか子さんも右から3番目ぐらいに顔がみえました。
 私たちが行くまに、議員たちがそれぞれの共謀罪への思いと政党のとりくみや、国会の審議情勢を報告されたり、法務委員会の様子の報告、そして共謀罪を廃案に追い込もうと闘う意欲を強く訴えておられたようです。

 どうも、法務委員会での、共謀罪の質疑は、南野法相のしどろもどろの答弁で審議がまったくすすまず、伸ばし伸ばしになってきているように聞きました。法案の内容もあいまいのままだそうです。
 また、政争によって、法務副大臣が罷免されたとのことで、これもまたもたついている要員だそうでこのまま廃案になればいいのですが。

 しかし、わたしの思うには、あの共謀罪と並んで最初に書いてあった<<サイバ-規制法案>>ですか、ネットの規制や立ち入り、メ-ルの盗聴追跡OKあたりの、個人のプライバシ-侵害OKみたいなあやしい内容のものについてはどれほど審議をされたのでしょうか。これらの制限は難しいといっても、それらも共謀罪どうように、何もしてもないのに、メ-ルい゛やりとりしただけで犯罪であるなど証拠につかわれてはほんと大変ですね~~~それこそ、捏造も簡単でしょう! というのが、わたしの懸念とするところですが、その点はどうなっているのでしょうか?どうも話には出てきていなかったようですね。


 あと、遅れて法務委員の小林千代美議員が挨拶をしていました。彼女は前回訪問の際の秘書さんの話しでは、平和憲法を守る意見だとおききしました。どうように遅れてきた円より子議員は、現在の監視社会化へ向う背景には、国民自らが安全と安心のために監視を強めてほしいと願っている風潮があるのではないか、この風潮を改めなければ、互いに監視しあう統制国家へとどんどん向いかねないというふうに話しておれらました。

 そして次には、それぞれに活動をしているらしい10人くらいの市民の方々からの発言があいつぎました。それはいずれもわたしたちを元気づけてくれる取り組みの数々でした。ある方は自分一人からこの昔の治安維持法ともいえる共謀罪を阻止!ただその思いだけではじめて活動をはじめましたという方もいらっしゃいました。

 共謀罪の対象犯罪は質問の度にふえていくそうで、現在では619にも達しており、このような広範な適用によって“行為の処罰”という刑法の大原則が“思想を処罰する”ものになってしまうと、その危険について日弁連の弁護士の方も話しをされていました。

 そして、このような恥ずかしい法案が二度と出てこないようにしっかりと廃案にすべきだという声が高かったですね。

 しかし、この会場にあふれる熱気、二度とあの戦争への”思想統制”への道はたどるまいとする・・・ゴリ押しの自民党と公明党に対抗する、まともな感覚の議員や市民たちがこんなにも熱くなって、共謀罪阻止に動いていることに(わたしたち庶民のネットワ-クも動いています)まだまだ日本の政治はまっとうな方向へとむかってゆけるのではないかという、新たな希望がわいてきた思いでした。

 しかし、まだまだ共謀罪がこんなにも紛糾していることを、多くの市民のみなさんご存知ないようですね。その夜の原宿の星川さんの講演会は関西の僧侶のHさんにMDに録音してもらって、じつは、わたしは、公共平和ネットワ-クの関係のJJ(日本自立)プロジェクトのセミナ-というのにいってみたんですよ。

 そこでの体験もまたお話してみたら、とてもおもしろいと思うのですが。
 まあ、終わってからみなで二次会にいって、昼間の共謀罪の集会の話しをしたら、そこの10数人のどなたもご存じなかったんですよ、えっ、ほんと!? という悲しき事態でした。もちろん、ていねいにどんなものかを説明させていただいて、みなさんびっくりして、怖いですねえと分かってくださいましたが、まだまだ知られていないんですね。

 ほんとうにメディアでもほとんど、テレビではいっさい!!!!とりあげられないですもの。
 絶対に報道規制がされていますね、小泉の腹心のあの汚職の秘書官のしわざでしょう。そういえば、竹中さんもなにかしでかしてたようですが、権力の中枢の人がこのような権力をわたくしする姿勢では、その下も仲間も押してしるべしですね。

 いずれにしろ、郵政民営化で喧しい裏で、ほんとうに怖いものは、そうっ~~っとしのび寄っている、とつくづくと権力側のきたなさが感じられたことです。

 はずかしいぞ日本! ふざけるな日本! これでいいのか日本!




庶民のネットワ-ク 民主党議員に訊く 2005.7.5

2005-07-09 11:30:31 | Weblog
民主党議員に訊く 2005.7.5(火曜日) 庶民のネットワ-ク 池邊幸惠 ・丸山南里
  http://homepage1.nifty.com/ikenoyuki/sho/next.html

この日の午後は、<郵政民営化法案>の採決でした。亀井・綿貫たち自民党造反組みの力及ばず3票足りないままで法案は通過した。
わたしたちは、その慌しい中、衆議院議員会館で、午前中は知人の紹介で、仙谷由人さん(民主党政調会長・当選4回・東大・元弁護士)の政策秘書さんとゆっくりお話させていただきました。そして、午後採決が終わって、お疲れの山内功さん(法務委員会理事・当選2回・中大・元裁判官)からもいろいろとお話をきかせていただきました。

○仙谷由人議員の 政策秘書Rさんに<共謀罪>についてきく。

   ・批准する条約との関係で共謀罪が作られる。
   ・証人買収罪を新設している。
   ・立法事実の不在・・実行行為なくして罪に問われるのは問題だ
   ・対象・適用の解釈があいまい・・国際的越境性の組織的犯罪集団の関与のみにされるべき
   ・’99当初は共謀罪は不可能とされていた。

   ・対象となるのは4年以上の刑になる犯罪に適用される。
       600以上の犯罪が対象とされる
   
   ・4月20日に南野法務大臣は他の案件で 「人々の内心 思想を処罰してはならない」と答えているが、共謀罪はまさにそれを犯すものである。

   ・捜査の手続きがあいまいであること。共謀を実証する捜査がエスカレ-トするだろう。
   ・刑法と法務のアンバランス 予備の処罰とする構成要件があいまいである。
   ・日弁連も危ないとして民主党にも言ってこられました。
   ・民主党は、津川祥吾議員らが作業チ-ムを作って追求している。

 など、共謀罪に関する大変に丁寧な説明をいただき、目のつけどころは、わたしたちと同様であることがよく分かりました。
 
 また、話のあいまに「民主党は自衛隊のイラク出兵にも反対しているし、民主党は恒久平和のための法律案や、戦後保証のための調査(従軍慰安婦・シベリア捕虜・台湾の方々)等もおこなっている。」などもお聞きしました。
 「民主党は宣伝がヘタだといわれてます・・・」とも、でもそれはマスメディアがまったくの体制翼賛だからじゃないですかと私は申し上げました。ですから、わたしたち庶民のネットワ-クはそんな偏った体制翼賛の報道でなく、わたしたちが直接うかがった真実のところだけをできるだけ忠実にみなさんに伝えていこうと考えていますと伝えました。
 最後に私のために兵庫県の各民主党議員たちのリストをみせてくださり、各議員たちの様子の説明等をていねいにしてくださいました。
 Rさん、大変にお疲れのところをほんとうに有難うございました。会見は共謀罪のことを主としてお話をうかがわせていただいたのですが、しかしながら政策秘書さんとしての難しい立場、そのハ-ドワ-クの一端をうかがいしることができたようで大変に勉強になりました。Rさん、どうぞ、これからも仙谷議員さんとともに日本のまっとうな政治のために闘ってくださいませ。
 わたしたちも応援させていただこうと思っています。

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 ○山内 功 おさむ 議員にきく。

 衆議院議員会館内の喫茶室のテレビで郵政法案の採決の様子を見ていたわたしたちに、採決が終わってすぐ、山内さんの秘書さんから電話がきたので、さっそく会いにおとずれる。2階の部屋は庭もみえてこころなしか広く感じられる。山内さんは採決の後でお疲れのご様子なのに、心よく辛抱強くわたしたちにお話ししてくださいました。しかしながら、さすがに元裁判官、じぃ~~~っと、まじまじとこちらをみつめておられるその眼力の鋭さには感心いたしました。

 「この共謀罪は国際条約で要求されたとおりのことを現在の日本の法律に書き換えたものです。」

 「人としゃべることが行為である、話しあうのが行為であると自民党は言うんだ、それは全くの屁理屈なんだが、自民党にそこまで言わせたこっちもよくなかったかもれない」

   選挙について話し合う自民党員も共謀罪に問われるのではないか?と聞くと
 「反対派が選挙で話し合うことを犯罪としても、味方が選挙で話し合うことは犯罪にしないことを続けられると平気で思っている」
 「もう4回も継続審議のままだから、こんどこそ、通すだろう」 と、今回で必ず通ってしまうだろうというあきらめの表情がうかがえれた。
 また「国際会議での共謀罪についての審議内容を外務省に求めると、つごうの悪いところをすべて墨で塗った資料しか貰えなかった」と、これにはびっくりさせられた。
  
  この法案が制定されたあとでどのようなことになるか?という問いにたいして、
 「これは国民が怖気づき、萎縮させるという効果があるだろう」
 「しかし、民主党が政権をとれば、すぐに廃案にしますよ」 とも言っておられた。

  また「連合(日本労働組合総連合)が民主党を頼りとしない」とか、靖国参拝についても自民党だけでなく民主党内にもそのような会があると言っておられた。しかし民主党だったらアメリカのポチにはならないとも。が、小選挙区制は変えない、これからは2大政党制だと言われた。

 このたびは大阪出身の藤村修議員のご紹介で、法務委員会の理事の山内さんにお会いできてたことを感謝申し上げます。そして山内さまから実際に法案が成立するまでの様子等いろいろとお聞きできて大変に勉強になりました。
 山内さまには本当にお疲れのところをおつきあいくださり、心から感謝もうしあげます。どうぞこれからも庶民のため日本のまっとうな政治のために頑張っていただきたいです。それと、是非とも政権をとられて、政権と癒着することのない独立した清廉な司法に戻れるよう、庶民の味方となれる心ある政治と司法になれるように頑張っていただきたいと切に思われました。若きホ-プ山内さん、期待しています。
 
                                               (報告 文責 池邊)    
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池邊幸惠の感想:
 
 思うに、市民団体も本当の敵はなんであるのか、民主党への叱咤激励もよいが、真の敵はどこにあるかをわたしたちはしっかりと自ら考えねばならないだろう。しかしながら、民主党にも頑張っていただき、まずは、これまでの60年間の金権腐敗の大元の自民党を倒し、政権交替へと歩をすすめていきたいものです。

また、わたしたち庶民は、わたしたちの小さな声の通る方法をもっともっと模索すべきだろう。 政治がもっと身近なものになれば、心ある議員さんたちにもめぐりあえ、庶民の心からの願いも通じるかもしれない。 

しかし、今のままの、三権癒着の腐敗アメリカのポチのままの政治ではとうていダメに思われます。だからそこには、政権交替なり、新しく庶民の政党、弱者の味方になる政党づくりという受け皿を作り出すことも考慮にいれていき進んでいきたいとたいと思わます。

 そして、今の民主党には、かつての当初の!社会党ように、現政権に本気で敵対する気概があるのか否かが各労働組合などには強く問われているところではないでしょうか。 民主党もいろんな意見があってまとまるには大変そうですが、是非がんばって次期政権をとっていただきたいものです。

 しかし、たとえば、政治屋の家系の鳩山が改憲をより強く述べ、松下政経塾卒が小泉政権と後ろで握手しているようなそぶりは、なにをかいわんやという感じを受けたりもします。民主党の顔はやはり庶民には向いていないんじゃないかしらと疑問を持ちたくなるような。 

 政治に失望している多くの庶民にとっては、そのような疑惑のままでは、とても民主党へ新たな希望のわいてきようがないかもしれません。
もし、民主党が庶民の政党であるというなら、本来の自由・公平・博愛をめざす本来の民主主義を標榜するならば、もっと今の一党独裁の 自民党政権 との <<違い>> を毅然とした態度ではっきりと示してほしいです。

庶民にとって魅力ある希望のもてる政党へともう一息の変身をしてほしいように感じられます。

 しかしながら小選挙区制の死に票を惜しむ気持ち、あるいは修正審議をやめてしまう民主党を責めずにはいられない庶民のやり場のないせっぱつまった気持ちを分かっていただける、そんな庶民の声なき声が本当に分かっていただける、そんな民主党になっていただけたらいいのになと強く思われたことです。

 郵政委員会も大変でしたが民主党は審議拒否をしてたたかっていたようですが、 
一体、審議というものは、自由活発に論議できてあたりまえのものではないのですか?共謀罪に関する法務委員会でも河村たかし委員の発言はないんです、と河村さんの秘書さんが言っておられました。
 
 一体委員たちを誰がどういう基準で選ぶのでしょうか、法務委員会には、社民党や共産党からは一人も入っていません・・・これってとてもおかしいですよね!民主主義の本質から全く逸脱しているんじゃないですか!!!本来、反対する少数意見を多数意見のものが、よく理解して話し合い、修正をしながら互いに理解しあい歩みよる・・・、それが真の民主主義の第一歩ではないでしょうか。 

 しかし、どうもこのようなもとから偏った理事たちが選ばれて政権につごうよくすべてが決められていく<<できレ-スの委員会>>で、法案審議も形式だけでろくな討論もされないまま通過のようです。すべては官僚のシナリオどおりに進められているのでしょう。 そして少数意見は委員会でも述べられることなく全く無視されたまま、多数決の数のゴリ押しで可決されてしまう。 

 そして本来議論されるべき議会でも、

気のぬけた用意された文言のみで追及も途中止めのままに終わり、そして結局は党拘束のままに自民と公明のおみきどっくりの多数決のままに、右に偏った法律がどんどん決められてゆく。そこには、か細い庶民の願いも希望もかなうかけらもないようにみうけられた。

 とても自民党を訊ねる気にはなれないけれど、民主党さんには、もっと国民の大半の実状に目をひらいてほしい!そして味方になってほしいとわたしには思われます。

 吸い上げた税金にたかって喜んでる人たちのための政治でなく、吸い上げられてあえいでいる貧乏ひま無しの、追い込まれて餓死や犯罪や自殺さえしかねない庶民の実態を、虐げられた国民の実態を、しっかりと見その声を感じてほしいと思われます。

 このように怪しげな委員会・・・政治が一色であるわけがないでしょうに、委員会の時点からほぼ権力一辺倒に統制され、真剣な審議・討論どころではないという立法府の自民党独裁にあきらめくたびれ腐った様子が、このたびの議員さんたちのお話しを聞いてうかがい知れました。

 今国民の目から隠れて、実質このような偏った密室の委員会で行われているといえる日本の政治は、決して決して真の民主主義などとはいえない、全くのまやかしであると私には思われます。

このまま単なる数の論理と金と声の大きさと力技で押し切っている現権力の横暴のままでいいものでしょうか。なんともなさけない日本の政治の貧困が、このたびの議員さんたちへの訪問で垣間見れたようにわたしには感じられました。

せっかくの野党議員の庶民にとっての良い意見ありがたい提案を封じている自民党は、けっして自由な民主主義政党ではない独裁政党といえるだろう、そして、それを演出しているのは官僚という、どうしようもない、エゴイストの集団たちなのだ。

庶民のみなさん、ヘタな組織は個のみずみずしさをつぶしてしまいます。
庶民はこれまで、これといった組織はありませんでした。ですから、これからは一人一人が輝いく星となって、ネット・網の目のごとくに手をつなぎあって、大きなパワ-としていかなければ、いつまでたってもごまめの歯軋りだとわたしたちは思っています。

みなさん、もっと政治に感心をもって、近所の議員さんたちを訪ねてみませんか。そして一人一人が政治を話しあうことで自ら考えていきましょう。

                             池邊幸惠   http://homepage1.nifty.com/ikenoyuki/

   
丸山南里の印象:

民主党の規約や政策に是非「自由・公平・友愛」という民衆の心を持っていただきたいです。
民衆が、民主党の公約にそれが実感できる時、これまで政治家・政党に幻滅し選挙に行かなかった
4000万人の民衆は民主党を支持するのではないでしょうか?

民主党員が「自由・公平・友愛」などの「近代社会の道徳を持つならば、
民主党は庶民を代表していると言えるでしょう。

私たちは国粋主義の道徳を求める庶民ではなく、近代社会の道徳を求める庶民のネットワークになりたいと思っています。
平気で嘘をつく政治家に幻滅している日本の多数の民衆はこれまで分断されたままでした。
それというのも巨大マスコミが政府の宣伝機関としての役割をしているからです。

テレビや新聞のお笑い芸能人(テリー伊藤)だけでなく、政治分析の司会者(田原総一朗)が
ことごとく現政府の宣伝広報の道具となっていると、民主党議員はあきらめているんじゃないでしょうか。

しかし、わたしたち庶民はあきらめません。
しっかりとわたしたちの目からみた身近な情報をありのまま伝えていきたいと思っています。

とくに法律家だったという山内おさむの言葉は私の胸に悲痛に響いてきた。
山内議員はこの国の暗黒の未来を見越しているのかもしれない。
数分前に郵政民営化法案を通過させたことが彼を憂鬱にさせていたかもしれないが、
山内議員が語るのを聞くと、まさにこの国で急激に自由が失なわれようとしていることを感じないわけにはいかない。


丸山南里の感想

思うに、自由民主党が自由を守り、民主主義を実践する党だというのは全く幻想だったようだ。
そして公明党が公平さと平和を求めていると言うのは嘘だったのだろう。

郵政民営化によりこの国に残っている最後の国民の資産のとりでも崩壊寸前、
低所得者民衆の富(貯金)が日本とアメリカの有閑階級に移行する体制に着手してしまったといえるのだ。

幼少時代が必ずしも裕福ではなかったと自著本で告白している竹中平蔵は
「株で稼いで、高級マンションを購入してどこが悪いか?」と嘯いている。
しかし竹中平蔵が株で稼いだとき、竹中は公平な競争をしたのだろうか?
竹中平蔵が公平な抽選を経て超高級マンションを手に入れたのだろうか?

民衆の富のほとんどが、一部のエリ-トいわれる有閑階級・官僚・大企業幹部や外資に
偏って不正に移行されてしまうことを犯罪としない社会がはたして公平な社会であろうか?

このような現在の体制を維持することに汲々とし、あるいはあきらめてこのような体制を受け入れざるを得ないとしている
既成の政党に民衆は幻滅しているのではないか?

巨大マスメデアが支配体制の宣伝機関になっているから現在、巨大マスコミは
情報伝達機関しての自らの地位と役割を自ら捨ててしまったことに気がつくべきです。

分断された民衆に情報を供給し、民衆の自由と民主主義の権利を回復し、
公平な社会を求める方法を探っていきたい。
民主党員山内おさむには私たちのこの思いが伝わったような気がいたしました。


参考:
現在の法律を使うだけでも、適用次第では街頭や学校であなたや私のカバンやハンドバックの中身まで検閲
することができます。私の学生時代の1970年代には装甲車3台と警察機動隊100名が
屋外広告物条例違反という罪状1枚で1人の寮生を逮捕するために
国立大学学生寮を取り囲み、我々寮生全員が検問され、カバンの中を検閲されたことがありました。

この寮生は警察のブタバコに40日間のも閉じ込められた後で釈放されましたが、
21歳でブタ箱に閉じ込められた心の傷のために精神を病み、とうとう学業を修了できずに、退学いたしました。

あれから30年たった現在ではどうでしょうか?

国立山形大学では理学部物理学科素粒子論教授や山形大学学長が山形大学寮自治会を監視し、
寮生のノートを寮事務員に盗ませようとしたことが寮生に発見されました。

山形大学側から雇われた清掃員の窃盗行為を阻止しようとした学生を、逆に山形大学側は
「学生が事務員に暴力を働いた」と言いがかりをつけ、学生を逮捕しブタ箱に40日ほど閉じ込めたのです。
(http://www.doroten.net/参照)
しかし、学生のノートを盗ませた山形大学学長は裁判所へ証人喚問もされずに、学生はブタ箱に閉じ込められ
無き寝入りです。

横暴な極右翼自民党員と無邪気な大学教授学者先生は若き学生の視点を持てないのです。
では、現在の既成の政党は若き学生の視点を持てるでしょうか?

我々は民主党員がこのような学生から信頼されるときになってはじめて
日本は民主党の理想する民主主義が根付くのだと思います。
若き学生をいじめるような社会は、労働者民衆にとって親切な希望の持てる社会といえるでしょうか?

http://ac-net.org/rss/item/29525

http://university.main.jp/blog2/archives/cat83/index.html

http://chiyomaru.hainori.com/view.cgi?2006

http://www.miri.ne.jp/~wsf/cyberaction/bbs/float.cgi?bbs=main&thread=30925002845&last=50



庶民による政治への取り組み

2005-07-09 11:21:28 | Weblog
このプログは 庶民のネットワ-クのトピのひとつです。

  http://homepage1.nifty.com/ikenoyuki/sho/next.html

 そして、ここでは、庶民による政治へ実際のとりくみを載せていきたいと思っています。
どうぞ、さまざまな取り組みをお知らせください。庶民のネットワ-クのBBSにお知らせください。あるいは、池邊のメ-ルにくださってもけっこうです。
             http://homepage1.nifty.com/ikenoyuki/

 わたしたち庶民がどんなふうな取り組みをし、何を知ったか、学んだか、さまざまな体験と思いを皆で共有して、前進するパワ-にしてまいりましょう。

 今、政治は、ますます庶民から乖離して、雲の上で勝手なことばかりして、わたしたちに隠し、だまし、一方的にわたしたちを痛めつけるばかりです!!!

 わたしたち庶民は声をあげ、実際に動いて、そしてネットワ-クして、わたしたちの願いを政治において実現していけるパワ-をつけていきたいですね。