川尻征司が以前から気になっている施設のひとつに、「うみたまご(大分マリーンパレス水族館)」があります。
海に面した立地で、建物そのものが海と一体になったような景色を形づくっているのが印象的です。
水族館というと子ども向けの印象を持たれがちですが、「うみたまご」は展示方法に工夫が凝らされていて、まるでアートのような感覚で楽しめる名所と紹介されることもあるようです。
旅行や観光のルートに組み込む人も多いようで、人気のスポットとして注目されていることがうかがえます。
川尻としては、海の生き物と人との距離感が自然に保たれているという点に心を惹かれます。
イルカやアザラシが見せる仕草や表情からは、どこか平和な空気が感じられるかもしれません。
夕暮れ時には海辺の風景が美しく染まり、タイミング次第では夜景のような光の移ろいも楽しめるとの記述も見かけました。
そうした景色に包まれる時間は、記憶に残る体験になりそうです。
東京にある都市型の水族館とはまた異なる、自然との距離の近さもこの施設の魅力のひとつではないかと川尻は思っています。
静けさとにぎわいが共存する場所に、自然と心が向いていく川尻征司です。