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与一から出て来た生き物の記録

奇妙な生き物。早朝の自宅ガレージ奥の「与一」の中から、様々な働きをする者たちが生まれています。その有様と効能の記録です。

みなみとすずの毎日大冒険・9 「すずの”目力”とみなみの優しさ」

2011-06-27 09:38:51 | みなみとすずの毎日大冒険

        



みなみすずの毎日大冒険


Young  man  be not  forgetflu  ob  prayer  .



 


「すずの”目力”とみなみの優しさ」


すずの”目力”は保育所でも話題となっているようだ。 いわゆる、「めんちを切る」。 生まれてすぐの頃からそうだったが、最近ますますその「にらみ」に”迫”が出て来たように思う。 自分の意にそぐわない事を言われると、相手が先生でもお父さんでも取りあえず睨む・・・。



写真ではその決定的瞬間が上手く撮れないのだが、大人がちょっと”引き気味”になるくらい「ギロッ」という感じ。 


これは一瞬しか見せてくれないが、かなりのインパクト。 このすずの”目力”に対等に張り合っているのが、お兄ちゃん=みなみの”しゃべりパワー”だ。



みなみの写真を撮ると、ちょこまか動き回るのでついついピンボケしてしまう。 彼は動きながらも”ずっとしゃべって”いる(笑)。 どこかへ出かける時は常に、行きも帰りも(笑)・・・。 何かを常に解説し、常に物語っている。 お父さんも「しゃべり」だが、おまえ程ではない・・。 とか言うと「”おまえ”ちゃうで!みなみやで!!」。 「ほんなら、みなみ!」。 「”みなみ”ちゃうで!おにーちゃんやで!!」・・・・。と、ここから始まってしまう・・。  これは最近、ほんの10分~20分くらい、夜ごはんの前に時間があったので近所の公園に出かけた時の写真。 このちょっとした間だけでも「めっちゃ仲よし兄弟」~「めっちゃ大げんか」の繰り返しで、それで何んら不都合のない二人だった。 





かくもマイペースな二人は”常に意気投合”しながら、”常に骨肉の争い”を繰り返し、


親がヘトヘトになるまで元気いっぱいだ。



 


この散歩の時の、みなみ撮影のお父ちゃん&ゆかお母ちゃん。 「も~~、おれがとったるわ!!」とあきれたように撮影してくれた。


たばこ吸うてる写真ばっか



 


これもみなみ撮影。 タイトル・・・・「おれの”あちぃ(足)”」。



 


「ごはんは残さず食べよう」。 「ウソをつかない」。 「すずが階段に出てきたら、みんな集中(落ちるから)」。 「おやつは夜ごはんを食べた後だけ」・・・・等々のわが家のルール。 ただこれは徹底されている様で、あまり徹底されていない。 しかし、徹底している時は、一応徹底している。 表現がむつかしいが、「”ゆるいめ”に徹底」している・・という感じ。 このルールに犯する事が10回あったとしたら、そのうち2~3回は「お父ちゃん」が”めっちゃ怒る”・・・。 いつもおふざけモードのみなみは、お父ちゃんが真剣に怒りだすと案外キチンと言う事を聞いてくれるのだが、すずはたいがい反抗的だ。 そんな中で、ついこの前ちょっとした事があった。


お父ちゃん 「すず!ちゃんと食べなさい(ちょっとこわい言い方)!」。


すず 「・・・・・・」(普通に無視)。


みなみ (無言で「おれはちゃんと食べてるで・・」というしぐさ)。


お父ちゃん 「すず、あとちょっとやから、これだけ食べたら、おかしOK やで!!」。


すず (さらに強く無視)。


お父ちゃん 「すず!!」。


すず (持っていたスプーンを投げて、なをかつ無視)。


一歩も譲らないお父ちゃんとずずを見ていて、ついつい何か言わずにおれないみなみが、このあたりで入ってくる。


みなみ 「(お父ちゃんの側で)すず!ちゃ~んと食べたら、おかちOKやで!!」と、お兄ちゃんらしく、優しく言う。


すず (”敵が増えた”とばかりに、お兄ちゃんもにらむ)。


みなみ (ここで双方の譲渡案に出る)「ほんなら~、ちょっとごはん残ちたからぁ、おかちは、ちょっとだけやったらOKやな!!」。


お父ちゃん 「あか~んっ!!ちょっとでも残したら、おかしはなしっ!!」。


すず 「わあああ(泣く)」。


 お父ちゃん 「泣いてもあかん!!ちゃんと食べなさいっ!!」。


すず (さらにでっかい声で)「うううわあああああ!!!!」。


 


ごはんをキチンと食べたみなみは”とばっちり”が来ない様に、スゴスゴと「・・・おかち持ってくるう・・・」と、ちょっと控えめに言って、部屋をでて行こうとする。


お父ちゃん 「みなみ!!おかし、持ってきたらあかんで!!あっちで食べてきなさいっ!!すずが欲しくなるやろ?!!おまえはちゃんと残さんと食べたから”おかしOK”でも、すずは”ちょっとだけ残したから、おかし無し””やねんで!!」。


みなみはお父ちゃんが”徹底モード”の時はどうあがいても”徹底モード”をゆるめる事はないのを知っているので、小さな声で「はあ~い・・」。と言って、部屋から出ていく。


この後、「すずの悲劇」はまだしばらく続く・・・。


その後の、おかしを食べに部屋から出たみなみ。 「おかし」の入っている食器棚を指さし、そこで一服中のお母ちゃんに「おかーちゃん、おかち取って~」。 食器棚の「おかち置場」には、おやつを買い忘れた時様のどうでもいいスナック菓子と、みなみ達本命のチョコレート菓子が、二人分そろえてある。 いつもそのチョコレート菓子を開けて、すずの分と自分の分をお皿に分けるのがみなみの定例の役割。  みなみがチョコレート菓子を「黒いのはおれ~赤いのはすず~」と一つづつ分けて行くのを、すずはわくわくしながら待つ。 いつもみなみは「赤やピンクや黄色」といった明るい色のものはすずで、黒や水色は自分が食べる。


しかしこの日のみなみは一味違っていた。 「チョコレート菓子」と「どうでもいいスナック」とをしばらく交互に見てから「これ~・・」と指さしたのは、「どうでもいい方」だった。 お母ちゃんが「みなみ、チョコレートあるで!」といっても、「うん、こっちにする~」と「どうでもいい方」。 常日頃、「食べてもいい”おかち”」を「がまん」する事なんてない彼。 この辺の”微妙なお兄ちゃんの気持ち”に、何んら気づかないおかーちゃんは「はい!どうぞ!」と「どうでもいいスナック」を渡した。



結局この日すずは、かなりロングな”お父ちゃんとのバトル”の末、夜ごはんを「残さず」完食した。 「食べる事」がキライになってはいけないので、いつも「完食」を徹底している訳ではない。 しかし折々に「キライなものでも全部食べたらとっても良い子なんや」と分かるようにしている。 みなみはその辺が上手くいってて、たいがい何んでも食べてくれるが、すずはいよいよこれからで、自分の意思を相手に伝える”仕方”も分かってきたところ。 「わたし、これ、食べたくない」・・その意思が”ちゃんと通じている感”を持たせてあげる事も大事・・。 難しいところだ。


 


「全部食べれた感」でちょっとテンション上がり気味のすずに、さらなるご褒美が待っていた。


みなみ 「よちっ(よしっ)!!おれがすずのぶんの、チョコレート分けたるわ!! おかーちゃん、取ってぇ~!!」。



 


 


 


 


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みなみとすずの毎日大冒険・8 「わが家の異変?」

2011-05-18 09:10:26 | みなみとすずの毎日大冒険

     


  


  みなみすずの毎日大冒険 


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「わが家の異変?」


わが家に”異変”が起こっている。 というのも、まずは下の写真。



んん??冷蔵庫・・・。この”異変”、分かります?? もっとわかりやすく・・・



冷蔵庫に・・・・ミニカー・・。 だれや??と、考えるまでもなく、犯人はこの人。



で、何をしようとしてるのか考えると、ちょっとおもしろくなって来た僕は、取りあえず「犯人」には何も言わずに、放っておいた。 すると・・・



きんぎょ・・・・・。


これは「犯人」に”仲間”ができた事を意味している。 「きんぎょ」の持主はこの人。



このまま放っておいて冷蔵庫がおもちゃだらけになるのもアレだと思い、みなみに「これはいったい何をしてるのか?」と聞いてみると、


みなみ 「かわかちてんねん」。


すず 「#●×△ねん」。


お父ちゃん 「かわ・・・・・」。


ゆかお母ちゃん「(ゲラゲラ笑う)」。


 


子どもには子どもの”つもり”がある。 特にここ最近のみなみの発言は、親バカかもしれないが、「想像力」を感じてしまう。 そのせいか「ウソ」も上手くなってきた・・・。 「ウソ」というよりは「テキトーに話しを作る」・・。 保育所で先生に、「みなみ君は昨日何を食べたのかな?」と聞かれて、「カレーライス」と答えたそうだ。 それも「お父ちゃんが作って」くれておいしくて、全部食べたから「ごほうびのおやつ」はチョコレートだったらしいのだが、実際は「ラーメン」で、「お父さん」は仕事でいなかったので作ったのはお母さん。 ものすごい「テキトー」に言ってるのに、何気に”具体的”だ。 僕はこれを”みなみ物語”と呼んでいる。  この「みなみ物語」がだんだんエスカレートしていて、一番最新なのが上の冷蔵庫を使っての「みなみ物語」。 あと、保育所の行き帰りに自転車から見えるものの順に「物語」を作ってくれる。


ー みなみ物語 ー


ゴミちゅうちゅうしゃは(ゴミ収集車)~


あっちにいってな~ も~いらんで~


かいだんのぼったら~


ちんどい(しんどい)で~ ほんならな~


おじさんがな~ おうちつくってな~ おもろいで~


おばけがでてきてな~ ビョーっと行ってな~


ゴチンッ(身振り付き)ってぶつかってな~


ちィ~でるでぇ~ うっわあ、こりゃあイタイ イタイやで~


ほんならな~・・・・・・・


と、保育所につくまで延々続く(笑)。 おもしろいのが、見たものを並べて言うだけでなしに、その中に「おばけ」とか「仮面ライダー」とか「ネコバス」とか、そこには見えていない記憶の中にあるものを”織り交ぜて”、物語ってくれる所だ。 現実と空想がごぉぉっちゃごちゃになって、区別できてるトコと出来ていないトコとの微妙な間で、想像力が爆発している。 「わが家の異変」とはこの事。


この、みなみの言葉の暴走に引っ張られる様に、すずの言葉もどんどん増えて来た。


 



すずの写真を見せると「ちゅじゅ(すず)~」。 「とっちゃん(父)」。 「かあちゃん(母)」。 何かいる時はちゃんと物を指さして「いるぅ~」。 おなかが減って来たら「ごあん!ごあん!」の連呼。 「ぎゅうにゅう」とかはハッキリと発音できるようになった。 あと、「はいっ!どーぞ!!」も。 すずに取って「みなみお兄ちゃん効果」は絶大だ。 


 



これはつい今朝がた、まだそう暑くもないのに扇風機をつけて意味深長な笑顔のみなみ。 ゆかお母ちゃんが「みなみィ~!!寒いって!切って!」。 というと 、「さむいとか ちゃうで~!せんぷうきが本読んでんねやんか!!」。 確かに、イスの上の本が扇風機の風邪でペラペラと・・。 それにしてもこの写真のバックに写っている冷蔵庫が大変な事になっているが、これもみなみ・・・。


 


勢いの止まらないみなみとお母ちゃんが衝突する場面も増えて来た。 お父ちゃんはまだ強敵すぎる様で、今の所衝突はないが・・取りあえず覚悟はしている。 ある朝、僕とゆかお母ちゃんの二人でコーヒーを飲んでいると、そこへみなみが来て「みなみもいるぅ~!!」。 で、そのあと・・・ 


ゆかお母ちゃん 「コーヒーは子どもが飲んだらあかんのや!!」。


みなみ 「こどもは飲んだらええのや!!」。


ゆかお母ちゃん 「子どもがコーヒー飲んだら・・飲んだらな・・・・ ・ ・えっと・・


爆発するで!!」。


みなみ 「おかーちゃんがばくはつしろっ!!」。


ゆかお母ちゃん 「爆発するのは おまえやっ!!! 」。


みなみ 「ばくはつせえへんわ!!!」。


ゆかお母ちゃん 「子どもが爆発するって言うてんねやろ!!!」。


みなみ 「おかーちゃんがこどもじゃ!!!!」。


ゆかお母ちゃん 「ほんなら、おまえは大人じゃ!!!!」。


お父ちゃん(転げまわって笑う)・・・。


 


このバトルは毎日の様に行われているのだった


 


 


 


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みなみとすずの毎日大冒険・7 「 おかやまOF!」

2010-10-30 06:06:41 | みなみとすずの毎日大冒険

                       



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「おかやまOF!」


 


いよいよ待ちに待った「おかやまOF」を数日後に控え、僕は”間に合わせ”の散髪をする事にした。


ああでもない、こでもないと言いつつ、夫婦で力の限り頑張ってみた結果が・・・


これ・・・・



な・・なんじゃこれは???


まるで「爆発か何かに巻き込まれた」ような・・・スッキリしたというか・・激しくなったというか・・。みなみ曰く「おとーちゃん、すごいなぁ  うん、たしかに「すご」く・・なった ただ、これ以上いじる勇気が二人とも無く、自分の頭なので僕からは見えない事だし、それに・・・ちょっとおもしろい


という事で、このままの「体制」での出発となった


「おかやまOF」!!


これは某コミュで知り合ったBlog友達のココさん&Tomoyukiさんとの間で持ち上がった企画で、今回はその第2弾「岡山バージョン」!!



みなみにとっては「岡山」だか何んだか知らないけども、「しんかんせんに のぉるぅ~!!」というのが全ての出発であり、すずにとってもどこで何をどうしても、特に何んでもいい・・そんな感じだったので、実質ワクワク感いっぱいだったのは「おとーちゃん&おかーちゃん」だった



 


・・・・・と、ゆっくりと書こうと思っていたのに、急に仕事が忙しくなった


なんで、いつでも急やねん


もおおおおおおおおっ怒るでええ!!!


 


・・・・・・


と・・・・・いう事で、Tomoyukiさんに頂いた「おかやまOF」当日の写真を紹介するくらいしかできなくなったので、ちょっとキレ気味にこれをかいています



 これは岡山についてすぐの風景。これで落ち着こう・・・。


 



こんな感じで、ココさんがバーベキューのだんどりをして下さった


 



初公開!!これがTomoyukiさん!!


ココさんが用意して下さった車を汚してはいけないと、いちいち軍手。さすが、丁寧だ。


 


あかん・・・時間がなくなってしまった


 


もっといっぱい書きたかったのにぃぃぃ!!!!!


めっちゃ ちゅうとはんぱやんかああああああああ


 


 


詳細はココさんのBlogにて・・・・・・


  


http://blog.goo.ne.jp/koko_honey/e/4442327ce0af7ea1f6c35a3abc5faf5f


なんちゅう こっちゃ・・・


 


 


 


みなみとすずの毎日大冒険・6 「しゃしん」

2010-09-22 15:16:50 | みなみとすずの毎日大冒険

       



みなみすずの毎日大冒険


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「しゃしん」


 


妙な時間の更新・・・。 実は今、仕事を途中で抜けて帰っている・・・。 仕事が嫌になったのか??ちゃうちゃう・・。Blogの更新の為??・・では、もちろない。ついさっきの昼休み、保育所から電話があり、「すずちゃんが熱を出した!!」との事だったので、急きょお迎えに行き、病院に連れていく為に帰って来た。 今すずは安らかに横で寝ている。 突然に今日半日ぶんの日当を失った僕は、すずの”冷やピタ”を変える以外仕事がなく、さりとてすずのそばから離れる訳にもいかず、ジィッとしてるのも何だし・・・という事で・・・とりあえずこれを書いている。 すずの”お熱”は緊急という程でもないのだが、一応いつも行く近所の病院に夕方くらいに連れていく予定だ。


 


この記事は、みなみとすずの「いい感じに撮れた」と僕が勝手に思っている写真で、簡単なアルバムにしてみようと思う。 



すずの一人旅(笑)。 ほっとくとどんどん行ってしまう  自転車が止まっているそばには、お母ちゃんがいる。そこを目がけて疾走するすずの雄姿だ


 



ちょっと前まではこんな赤ちゃん赤ちゃんしていた。 僕とすず。 ちょっと”パパ”らしい・・?? この頃はみなみお兄ちゃんも、今ほど”うるさく”はなかった


 



この素朴な少年が、素朴さはそのままに、今は・・・



”やんちゃぼうず”まっしぐら


あっ! そうそう、みなみ&「生き物たち」。


 



”ぶっぶー”に乗せられた「生き物」は、どこへ走らされるのか、不安顔だ(笑)。


 



「自分で歩きたいすず」と「すずのめんどうを見たいみなみ」のモメながらのお散歩(笑)後ろでうろちょろしているのは、奔放初公開!!我が家の「毒ちわわ」


 



公園に行くと「まるむし」をいっぱいとって来る。


 



横の変なおじさんは僕


 



すず、「トーマス」は食べるな・・・・


 



近くにある、大きな公園。けっこうでかい「ため池」とかあり、そこにはいろんな種類の鳥が集まってくる。ちょっとした動物園でもある


 



おとーちゃん弁当!!はりきってボリューム満点にして、その公園に持って行く。 のに、みなみもすずも遊びに夢中であまり食べてくれない


 



みなみ画伯の最新作!!しかし画伯、これはキャンバスではなく・・・冷蔵庫なんですが・・・


 


さて・・そろそろすずの”冷やピタ”をかえてやろう



 


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みなみとすずの毎日大冒険・5 「みなみの主張」

2010-09-12 08:30:59 | みなみとすずの毎日大冒険

    



みなみすずの毎日大冒険


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「みなみの主張」



これはみなみ画伯作「おばけ」。


ちゃんと髪の毛もあり、手も足もある「おばけ」。 ひとつひとつ指さして「これは何?」と聞くと、”お父ちゃんのくせにそんな事もわからんのか”と言わんばかりのあきれたような口ぶりで「それはめぇや!!それはてぇやん!!」と説明してくれる。 これの作成中はとっても3歳児らしいプリティーな「みなみ画伯」なのだが、そうでもない所も出てきた。いっぱい出てきた


そう、最近のみなみの特徴は・・・・・親に指図をする・・・・。


夜の就寝時、もう電気も消して”さあ、寝よか”という時に、「ぎゅーにゅーいる~!!」。 「もう寝よう」という時の僕は、たいがい半分爆睡に近い態勢で動きが悪い。 再度「なあなあ!おとーちゃん!ぎゅーにゅーいる~」。 お父ちゃんは依然として動きなし。「おーとーちゃん!!ぎゅーにゅーいる~」。しびれを切らせたお母ちゃんが取りに行こうとすると、「ちゃうやん!!おとーちゃんが入れて来るんやん!!」。 でしぶしぶ「よっしゃ、みなみ、ほんなら牛乳とコップ持っといで!」と言うと、「おーとーちゃんが持っといでぇ!!!」。 と、こう来る。 


あと、他にも説教をする・・・。


我が家にフラフラと入ってきた「蚊」。それを目ざとく見つけたみなみの、説教。 「ああああ~っ!!!こらあっ!!勝手に入ったらあかんやろ~!ちゃんとおじゃまちますってゆうて、ピンポ~んてちてから、ほんでから、あがって来なあかんねんで~!!」


”蚊”は言われたい邦題だ。その後「”おと~ちゃんがちんぶん(新聞)”でパシッとやっつけられなあかんねんで~!!も~!!」と続く。 んっ??おと~ちゃんがやっつけられなあかん(笑)???。



 これは僕が気をつけないといけない事でもある。というのが、よく僕はいろんな「物」や「虫」に無意識に説教をするクセがあるからだ。 嫁はそれを聞いてゲラゲラ笑うだけ。  それに関連した最近の傾向は僕のことばを自分バージョンにしてまねる。しかも、悪いことばほど、すぐにまねる ・・・・。


ある朝、家族4人で保育所に向かっていた。保育所までは川沿いの遊歩道を通っていく。 みなみは「保育所に行きたいモード」の時と、「行きたくないモード」の時があるが、この日は「行きたくないモード全開」。 朝ごはんから苦戦していた。 おにぎりを出すと「みなみ、パンいるぅ~!」・・で、パンを出すと「みなみ、卵焼きいる~!!」・・・・。で、急きょ卵焼きを作ったら「みなみ、牛乳いるぅ~!!」・・・。結局ごはんもパンも卵焼きも牛乳も手をつけないで最終的に「みなみ、おなか痛い~!!」・・・。 しまいに怒るで・・。


保育所へ向かう行き道、みなみは僕の方の自転車、すずは嫁が押すベビーカーで進んでいると、「みなみ、ベビーカーのる~!!」。朝ごはんでてこずったから時間があまりない。 で僕が「みなみ、時間がないから、このまま行こう!」とゴリ押しで向かおうとすると「「うわああああ~~っっ!!」と大音声で泣きだす


  通りすがりの人たちの”どんなひどい虐待があったのか”という視線を浴びながら、僕も「わかった!!ベビーカーで行こう!あとで、やっぱり自転車とか言うたら川に放り込むからな!!とついイラっときてしまう


しかし、ベビーカーにのってからは急にご機嫌で、みなみ物語を語り出し、いつものごとく僕は聞き役&盛り上げ役に。会話のテンポもしだいに調子が出てきて掛け合い漫才のように楽しい「ボケ・突っ込み」になってくる。 「なんでやねん!!」とかもちゃんとできる(笑)。嫁もだんだん面白くなってきて「あんたら二人で吉本行っといで(笑)!!」と言うと、みなみは「よしもとちゃうで!いかわみなみやで!!おかあちゃん、よしもとって言うたら川にほりこむで!! ・・・しまった・・・・・・・・・。おかあちゃんを川に放り込んではいけない・・。


このあと急に無口になってしまう”おとーちゃん”でした



こんな事ばかり書いていると、みなみがわがまま邦題にしか育ってない様に見えるが、実はとってもよく気の付く、優しい”お兄ちゃん”にもなりつつある


  これはすずの手をひっぱってお散歩に連れて歩いてくれている所。 すずが「よちよち歩き真っ最中」だから、ちゃんとすずのスピードに合わせて歩いてくれている。 さすがに完全に「おまかせ」にはできないが、おとーちゃん的には感動の1シーンだ。 よく おもちゃの取り合いをするのはこの年の子供の常。しかし、みなみは一味ちがう。 というにも、「取り合い」はしょっちゅうだが、ときどき一番お気に入りおもちゃでも、いったん迷ってからそれをすずに貸してあげる。 で、「みなみおにーちゃん、すずにおもちゃかちてくれてん!!やたち~(優しい)ねんで~!」と、しっかりとアピールも忘れない(笑)。


他にも、おかーちゃんの”お手伝い”シーン。


  


”ちっこい主婦”の誕生!! 洗えてるかどうかは・・・・・この際どうでもいい!! みなみの話を書き出すと終わらなくなるので、今回はここまでにします


 


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みなみとすずの毎日大冒険・4 「すず・大暴れ」

2010-09-02 06:52:30 | みなみとすずの毎日大冒険

     



みなみすずの毎日大冒険


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「すず・大暴れ」


 


 


すずの勢いが止まらない。 下の方でのびてるのはみなみお兄ちゃん(笑)。 前回、すずの「食べる」という事について記事を書いたが、それだけでなく、感情表現も急激にはげしくなってきた。 めっちゃ笑う、めっちゃ怒る、めっちゃ泣く。 そういえば、みなみの時もそうだった。 みなみお兄ちゃんがよくすずを笑わそうと、おどけた仕草をしてくれる事がある。 それが面白くなかった時など、とりあえずの ”あいそう笑い” もするようになった。


ちょっとだけ「ことば」に近い発音もするようになっている。



「○×&#Ω◎+~~!!」としか表現できないことば。 でも何かを手でつかんで、それをこちらに差し出して言ってるので、すずの中では立派なことばなのだ。 「σ◎%●&###~~!!」。 「うわっ!!ほんまやな~(父)」という具合に。


これはすずの「初・すべりだい」。


 ちょっと不安気味なので、お兄ちゃんが”こうするんや!!”とばかりにお手本を”ひつこい”くらいに何回も見せてくれるのを見て、「これはおもしろそうだ」と、チャレンジ開始


    よっこいしょ・・。 こうして見ると、なかなか生えて来なくて心配だった髪の毛もちゃんと生えてきて、やっと女の子らしい感じになってきた。 


で、遊んだあとは恐怖の「ごはん」



これはまだまし。 なぜならデジカメで写真が撮れるゆとりがある。ふだんは「デジカメで写真を・・」などと悠長な事は言ってられない



「どれいったろか~」 と狙いを定める。はしを握った手には麺がへばりついているが”眼中になし”。


最近、我が家の食事をもっばらとする「ちゃぶ台」は、何回拭いても”ねばり気”が出てきたような気もする


 


当然、「食うたら寝る」。



 


「あ、おもしろかった?」という笑かな?



 


この夏、我が家はすず以外、全員「夏バテ」だった。 みんな「夏」よりも「冬」が好きだからだ。 「嫌だ嫌だ」ばかり言ってるから、よけいにしんどい しんどいのでクーラーはつけっぱ!!だから余計に外に出ると暑さがきつい。きついからついつい水分を取りすぎて慢性的に下痢この繰り返しのダメダメ家族の夏だった。 


しかしすずだけはこの流れとは関係なく、ただ一人元気いっぱいの大成長の夏だった。


 



お~れ~の~しゃしんは~??!!とみなみの雄叫び(笑)


 


 


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みなみとすずの毎日大冒険・3 「離乳食とみなみトーク」

2010-08-08 11:04:17 | みなみとすずの毎日大冒険

          



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「離乳食とみなみトーク」


 



それにしても、すごい勢いですずは成長している。


「離乳食」の記録を残そうと思っていたら、「離乳食」どころか「中期食」が終わり、今や大人とほとんど変わりない食事を始めてしまっている。 これは「わかめ付きのすず」。


とにかく、なんでもかんでもガンガン食べる!!


   肉とか野菜とか、そんな事はどうでもいい  自分のものとか、お兄ちゃんのものとか、そんな事も「知ったことではない!!」という勢いだ。 「食べ物」でなくても、何ら問題はない。最近、お兄ちゃんのみなみの方が、「食べる」という事については、影が薄くなってしまい、すずが「遠征」してきた時だけ「これみなみのっ!!すずはそれ!!!」と、ちょっとだけ存在感を発揮する。 我が家の「夜ごはん」でも、すずは大暴れだ。 食卓にならんだその日のメニューの全てを食べてしまいたいすずは、それが「誰のもの」とか関係なく手をつけて来る。ので、すずがくると「わああっ!!」と言いながら「おとーたん&みなみ」でひっくり返さないようにのける。のけられた夜ごはんをあわてて追いかけるすず。 自然とすずが食卓の右側にくると夜ごはんは左側に移動。左側に来ると右側に移動。と、よるご飯とすずが食卓をぐるぐるまわりながらのあわただしい食事となる。 反射神経が問われる「夜ごはん」。反射神経というものがあるのかないのかよくわからない「おかーたん」は、その中でも平然と食べている事が多い。 「おとーたん&みなみ」は、すずがひっくり返す前に「わああっ!」で、「おかーたん」はひっくり返した後で、「わああっ!!」となる。ことが・・・多い



前回ですずがベビーベットにつかまって「立った」と、うれしそうに書いたが今や「ハイハイ・ダッシュ」を飛び越して「二足歩行」を開始している。まだまだ「3歩」がいっぱいいっぱいだが、「歩行」というよりは「走行」に近い。 すずのスピーディーな成長に押され気味のみなみはというと、「ことば」が彼の中で爆発している。今までは”何々がほしい”とか、”何々をしてくれ”という欲求を伝える言葉が多かったが、最近はかなりバージョン・アップして、こちらが言おうとする事を先回りして言ったり、”自分の事以外”の出来事を「説明」しようとする。


冷蔵庫に牛乳がない。 すると、「れいぞうこにぎゅうにゅうがないから、もう、おあーたんが買ってこなあかんな~!!」とか。 あと、今でもお気に入りの「トーマスのお弁当箱」を買ってきた時、うれしそうに開けたり閉めたりして、「べんとーばこなー、ぱちって、ち(し)めてなー、ぱちってあけてなー、ほらっ!おはち(おはし)もでてきた~!!ほらっ!!これもいれてー、◎×●#$◎でちて~、こやって、こやって、すんねんで~!、ほらっ!、あじみ(味見)ちてみ~!おいちいね~!!はいっ!おちまい!!」。・・・・・・そうなるとは思っていたが・・・やっぱり、話しが長い。ほかにも、最近のみなみトークの傾向は、「勝手に話しをつくる」・・・。保育所の帰りなどは、ほとんどみなみが一人でしゃべって、「おとーたん」はひたすらあいずちに終始。「みなみ物語」が始まってしまう。 「あっちにびゅ~っていったネコが~、おふろはいってごはんたべて、あっ!!ごはん、ぜんぶたべたら、おかちOKやで~!!ほんでからあ~ねんねちて~、かいだんのぼって、ちんどいちんどいって言うてるで~ほんで~、ちょとまってな~って言うて~、ごちんっっ!って◎#×●&%○#でなー、ち~でてちんでちまうで~!いたいいたいやで~!!ほんだらな~・・・・(ずっと続く)」。要は、自転車で移動しながら見たもの見たものが「みなみ物語」の中に組み込まれていくのである。


あと、おもしろいのが、「おかーたん」との”どんどん わからなくなる「混乱」トーク”(笑)。


母  「これ全部食べたら、おかーさんが”シンケンジャー”買ってきたるからな!」。


みなみ   「”しんけんじゃー”が、おかーたん、かってくんの?~」。


母   「ちがうちがう!!”シンケンジャー”、おかーさん が、!かってきてあげるって言うてるねん!!」。


みなみ   「ええっ!!”しんけんじゃー”、おかーたんが、かってくんの?~」。


母   「ち~が~うって!!”シンケンジャー”が、おかーさんを買ってくるって言うてるのっ!!」。


みなみ   ”えええっ!!”しんけんじゃー”におかーたんがかってくるの?~」。


父   「(笑)・・・・・」。



すずの”イケイケ”の成長もたいしたものだが、みなみの「混乱トーク」も負けず劣らずだ


 


この8月、4日間の休みを取った僕と嫁は、あまり遠出はできないまでも、


どこで何をしようか、二人の子供以上にワクワクしていたりします


 


 


 


 


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みなみとすずの毎日大冒険・2 「さつき保育所」

2010-05-12 07:20:43 | みなみとすずの毎日大冒険

          



みなみすずの毎日大冒険


Young  man  be  not  forgetful  of  prayer .



「さつき保育所」


 


みなみは今年から「黄組」。 すずは「ふじ組」。 この「さつき保育所」の話しを言い出すと、「さつき保育所の物語(笑)」が出来てしまそうな勢いで、ものすご~~~い・・・・・お世話になっているので、何から書くか迷ってしまう。 「さつき保育所」が「保育」してくれているのは、「みなみ」と「すず」のみならず、「僕とお嫁ちゃん」も・・「保育」してくれている・・・。


 これは、保育所と親が、それぞれで起こった出来事や、日々の子供の成長の様子や、細かな変化を、事細かにやり取りするノート。 毎日なので、僕が早出の時などはなかなか書けなくて、「お嫁ちゃん=おかーたん」が書く日も多い。 えっ??寝る前に書いておけばいい?? いやいや、それができないのが、「おとーたん&おかーたん」の可愛いところ・・・・。 端的に、二人とも毎日きれいに忘れてしまう・・・・。



これは、みなみの先生が書いてくれた、その日の保育所での様子。 「こだわりの人=みなみ」の様子がよくわかる(笑)。「ヘビ」は「くるくる」したら、「あかん」様だ(笑)。 僕が妙な事にこだわってしまうのに似たのか、みなみも細かな事に妙にこだわる。それを毎日見ている僕たちに、こうした保育所での様子は、とてもわかりやすく、おもしろい。 しかも、「おかーたん」が漢字が読めない事も考えて、全て「ひらかな」で書いてくれている


他にも、



これは、みなみがこのノートの新しいページに落書きをしたのだが、その落書きをちゃんとよけて、書いてくれている。 まるで、みなみの落書きをまわりから「フワッ」と包み込む様に・・・・・。”子供のおこなった事”に対して、それを大切にして下さる先生の姿勢が僕には本当に感動的だ。


 そして、それに対するのは我が家の「おかーたん」(下)。


 


・・・・・・気持ちよかった・・・・・・・・・そ、そのまんまや!!


これは、あなたの日記でしょうか?(笑)。 わかりやすい といえば、わかりやすい。 あまりに真っ直ぐな、単刀直入なお言葉です。 僕が書くと、ものすごく長~~くなるので、これが「ベスト」だったんだろう。 ここから先生は「動物園でのみなみ」をイメージして、ちゃんとお返事を書いてくれています。



「さぁ~かぁ~なぁ~!!」と集中のみなみ。



 「おかーたん&みなみ」


 


すずの出産直後に、「おかーたん」は、そのストレスから、神経症を発病し、「育児」は困難な日々が始まった。 この辺りの細かな事は、大分先になるが、「家族の本当の物語」で書こうと思う。ここでは、その我が家にとって大ピンチの時に、保育所の先生方がこれ以上ないくらい、いや、時にはゲッソリするくらい「みなみ&すず」以上に「おとーたん&おかーたん」とも 向き合って下さった、という事です。 さつき保育所の前・所長先生や、みなみの担任の先生は、僕が仕事で出た後、どうしても不安が湧き出してしまう「おかーたん」の、それこそ ”ひっきりなし” の電話を何回も取ってくださり、時には「保育」の合間に我が家に「お茶しよっかぁ!!」と来てくださったりもした。 ちなみにこの大ピンチの時の我が家の電話料金は4万円を超えていた・・・・。 実は、保育所を中心に書いているが、「おかーたんのおかーたん」、つまり、「おばーたん」の大活躍もあった。ものすご~~くあった。 これも、「家族の~」に取って置こうと思います。 


「保育」って、どこまでが「保育」なんだろう??と、つい考えてしまうくらい、「どこまでも保育」。


「さつき保育所」の、児童とその家族との関わり方は、なかなか「過激」なのだ。まさに、「みなみとすずの”まわりの人”も毎日大冒険(笑)!!!」という感じだ。「保育」というより「大冒険(笑)」!!! 


下は、家庭訪問に来て下さった事を「おかーたん」が「みなみのーと」に書いたもの。



そう、この後も何回も、「かていほんも」に来てくださった


 


あっ!!そうそう!!「すず」の「熱」の事で、僕が不用意にココに書いてしまったので、心配をおかけしてしまいましたが、おかげさまで無事、復活しました!!ありがとうございました!でも、みなみは「熱」が出ると、一発でわかるくらい、まるで「これは死体か!!」というくらいぐったりする(何んにしてもオーバーな人)のですが、「すず」は、39・0℃を過ぎても、「あうあう!!あうあう!!」っと、終始元気でした



次回はすずの「レッツ!離乳食」と、みなみの「くちごたえ」を中心に書こうと思います。


 


 


 


 


 


 


 


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「みなみとすずの 毎日大冒険」

2010-05-04 07:29:42 | みなみとすずの毎日大冒険

               


   


みなみすずの毎日大冒険


Young man  be  not  forgetful  of   prayer .


 


なんと、のどかな・・・・・blogの空気が一変している・・。


「生き物たち」の雰囲気が無くなってしまっている・・。


そう、これが、「新・コーナー(笑)」 !!息子・陽己(みなみ)と、娘・珠月(すず)の日々の成長を綴ってみよう、という、全く「普通(笑)」で、しかし僕には全く新しい取り組みなのです!! というか、普通に、子供達の毎日の事を、どっかに残したいとの ”一応・親” としてのもっともな気持ちで始めてみました。 ゆえに、ストーリーも無ければ、”オチ” も無い、時には「こんな事がありました」的な、"そのまんまBlog" で行ってみようと思います。


 


今年に入って、我が家の「大事件」と言えば・・


すずが立った!!という事だ。


 


 よいしょ!よいしょ!!  めっちゃ 踏ん張ってます。髪の毛が薄いため、まるで、この角度で見ると、 ”ちっこい おっさん”・・・。


   ベビー・ベットの上に、お兄ちゃんの「みなみ」が潜んでいる。 「すじゅ!おいで!!すじゅ!おいで!!」 と、すずがこけた時に助けてくれる気もないくせに、無責任に誘う・・・。


  無心につかまって、足を踏ん張る!助けてあげたいけど、助けない、父・・・・。


 


 はい!!出来上がり!!兄ちゃんと見事「合流」!!


 


「すず」はこんな感じで、次々と新しいチャレンジを繰り返す。それこそ ”切れ目なし”だ。 これは、見ている僕らからすると、「可愛い!」で終わりだが、「すず」からすると、「人生感が一変するほどの大変化」なのだと思う。 僕でいうと、「井川くん、今から君は、すぐに南極に行って、白くまと遊んで来なさい!」と言われて直ちに実行するのと同じ、勢いと決断と勇気を奮い立ててチャレンジするのと一緒だ。 で、それが終わったら、今度は「北極に行って、和解マンを探してきなさい」・・。 いやいや、ムリ ムリ。 しかし、「立ち上がる」という事だけでも、「すず」にとっては、まさに「大冒険」!!!。


 



これは、「こいのぼり」。 ついこのまえ、「そらの物語」の「むらさき色のかざぐるま」の話しの作成中、近所の「ジャスコ」で「みなみ」に買わされた。  「何々の節句」といったたぐいの事全般にうとい僕は、「雛人形」とか、「五月なんちゃら」とか、あまり興味が湧かない。 端的に「おもしろくない」のである。 しかし、この日のジャスコで、この「こいのぼり」に ”心奪われた” みなみは、「こいのぼり」の前から動かない・・・・・「テコ」でも動かない・・・。動かないだけならいいんだけど、 ”これが欲しいっ!” と心を定めた様子のみなみは、 「さ!みなみ!!行くでぇ~!!」と、「こいのぼり」を無視して行こうとするやいなや


「うわああぁぁぁぁ~!!みぃなぁみぃぃ、こいのぼりぃ、いぃるぅぅぅ~!!」と、まさに ”この世の終わりが来た” ような、大音声の大泣きを開始。 賑やかなジャスコの中で買い物をする人々も、この大泣きに驚いて、「どれほどの、ひどい虐待をうけている子供がいるのか」と、僕たちに集中。250円ちょい。 小さなガムがついている。 まあ、いっか・・・。


こんな感じでみなみは「こいのぼり」をGet!! 「こいのぼり」を手にしたみなみは、「ぱっ!!」とTVのチャンネルを変えたように、ご機嫌で「こいのぼりのお~、くるくる ついてんねんで~!ほんでな~・・・・」と満面笑顔で「こいのぼり」の ”解説” を始めるのだった。 そして、その ”解説” は長い・・・。 ”解説好き” は明らかに僕に似たのだろう・・・・。



「こいのぼり」を手に、家に帰ってから、更なる困難が彼を襲う。


「おかーたん!くるくるちてぇー!」と、「こいのぼり」の ”上についたかざぐるま”を、吹いて回す様にいうので「ふう~っ」と吹くと、これがまた、よく回る。 「キャハハハハ!!!」とみなみも大はしゃぎだ。 ”かたかたかた・・・・” と、音をたてて回転する「かざぐるま」は、とても美しい。 「おとーたん!!くるくる ちてぇ~!!!」。 かたかたかたかた。「キャハハハ!!」。 しばらくこれを繰り返し、今度は自分で「くるくる」したくなり、やってみる。


「ふ~っ!!」。 


もう一回「ふ~~~っ!!ふ~~~っっ・・・・・・」。


しかし、微動だにしない「かざぐるま」。 それもそのはず、彼の視線は否応無く これから回転しはじめるはずの「かざぐるま」に集中したまま息を吹きかけるので、その期待に満ちた息は「かざぐるまの下のこいのぼり」をはためかせるばかり。 「かざぐるま」には何んの影響もない・・・・。 意地になって、「かざぐるま」を睨みつけて も一回、「ふ~~~~~~っ!!」。 何回やっても、まったく動きなしの「かざぐるま」と、さらにはためく「こいのぼり」。 


彼に取って、それほどの理不尽はない。 「おかーたん、おとーたん」が吹くとくるくるする。 自分が吹くとくるくるしない。 そんな彼の心を踏みにじるように、元気いっぱいに はためく「こいのぼり」。 ゲラゲラわらい転げる「おとーたん・おかーたん」・・・・。 おもしろかったので、しばらくほっといてみると、「できへん!!できへん!!!おとーたん!ちてぇー{/hiyo_ang1.gif" width=24 height=44>!!!」 と簡単に投げ出してしまいそう。


僕は、「かざぐるま」を指差して、「みなみ、”ふー” は、ここやで!」と言って、回してみせた。


「ここに、”ふー”するの??」 「そうそう!!ここに”ふー” やで!!」


「ふぅぅ~~~っ!!!」。・・・・かたかたかたかた!


「あはは!!


できたぁぁぁぁ!!!!」。


即座にゴキゲン(笑)。



 


これは、ちょっとした事だと思う。 


今年でみなみは3歳になった。 


3歳のみなみにとって、これは世界がひっくり返るくらいの、


大発見だったのだろう。


「こいのぼり」をジャスコで発見してから、「かざぐるま」が無事、まわるまでの、


ほんの1時間くらい。 これは、みなみにとって、想像力の「大冒険」だったのだ。


もう一つ、「こいのぼり」など、何んの関心もなかった僕だったが、


「こいのぼり」が ”おもしろい” と感じた。


 


この日の夜からしばらく、みなみは、


「こいのぼり」をにぎって寝ていた。