「急やけどな、カットだけでんいいんやけど…」と、
近所の高齢のおばちゃんが訪ねてきた。
僕はすぐに、
あ、店間違えてるなと思いながらも
おばちゃん、ここは違う、あっちやで…
とは言わず…話を聞いた。
何故ならおばちゃんは、
ここは100%カットしてくれる場所やと思ってる感じだったからだ。
「葬式が急に入ってな~」
あ~葬式がな…
「まぁ…これでんいいんやけどな、」
そやな、まだ大丈夫やねんかな…
「ちょいとカットしてくれるとな~」
カットな
「今日は休みなん?」
いや、休みやねんやけどな…
「むこう誰もおらんかったから…休みなん?」
むこうな…むこうはちょっとな…
「カットだけでんな…急に葬式がな…」
おばちゃんの満面な笑みと笑い声が
店先に響いているが、
僕は何とも、これは…と、ぐっときて、
おばちゃんな、入り口はな、こっちや、
あっちの車がとまっちょんとこや…と、
数件先の入り口を教えた。
近所の高齢のおばちゃんが訪ねてきた。
僕はすぐに、
あ、店間違えてるなと思いながらも
おばちゃん、ここは違う、あっちやで…
とは言わず…話を聞いた。
何故ならおばちゃんは、
ここは100%カットしてくれる場所やと思ってる感じだったからだ。
「葬式が急に入ってな~」
あ~葬式がな…
「まぁ…これでんいいんやけどな、」
そやな、まだ大丈夫やねんかな…
「ちょいとカットしてくれるとな~」
カットな
「今日は休みなん?」
いや、休みやねんやけどな…
「むこう誰もおらんかったから…休みなん?」
むこうな…むこうはちょっとな…
「カットだけでんな…急に葬式がな…」
おばちゃんの満面な笑みと笑い声が
店先に響いているが、
僕は何とも、これは…と、ぐっときて、
おばちゃんな、入り口はな、こっちや、
あっちの車がとまっちょんとこや…と、
数件先の入り口を教えた。