BOM VIAGEM!

知らないどこかに行くのが好き。初めてのものを食べるのが好き。ちゃんと覚えておかなくちゃ!

北東北へ2泊3日の旅 4

2006-05-20 23:45:21 | 青森県
朝食のバイキングはノーコメント

10:30に貸切タクシーを頼んであったので、それまでの間、十和田湖の写真を撮りに行きました。

とはいえ、小雨。寒い

まだ桜も咲いている・・・・。



実は今週末にある朗読教室の発表会で私、「赤神と黒神と十和田の女神」という作品をやるのです。それでイメージにあった写真を撮ってきて!と先生から言われていたので、もうどーしても十和田湖の写真を撮らなきゃいけなかったのです。

なのに・・・霧・・。




噂の乙女の像。




光っているのは湖です。(上から撮った図)


よくパンフレットに載っているアングル。ああ、晴れてたらなあ。

でも、十和田湖はとってもキレイです。こんなに静かでキレイな湖ってあんまりないです。

10時半にタクシーの運転手さんと待ち合わせ。
方言満載の温かみのある運転手さんでした
タクシーだと、融通がきくのでバスよりもいいですね~。
でも、値段は実はバスと一緒・・・・。

運転手さんの間では、奥入瀬渓流は「庭」と言っているそうです。
なんて贅沢!羨ましい。
だってだって・・・・・・


尋常じゃなく美しすぎる!!!









この緑と渓流のコントラストは言葉ではあらわせないから、写真ばっか載せてみました。
全部の写真を載せたいくらいだけど、それもなんなので、一部だけ。

それでも、このマイナスイオンの雰囲気、分かりますか??

タクシーでは、いい景色のところで下ろしてくれて、そこで10分くらい散策して・・・というのを繰り返しやってくれました。

全部を歩くとかなりな距離ですが、これなら楽チン。
なんせ祖母がいるので・・・。あまり歩くのはね。

十二分に奥入瀬を堪能したら、八戸へ。八戸までの間で、道の駅に寄ってくれました。私は、普通のお土産やさんよりも、こういう地元密着型のところが好きです。
野菜が新鮮で、しかも激安。こういうとこに住んでたら、毎日こんな野菜が食べれるんだなあ。

やっと晴れました。
八甲田山が見えました。



八戸の駅はものすごくきれいでした。
さすが開業して間もないだけあります。

帰りにホタテ弁当買いました。
美味。


途中、大宮あたりで雷雨
今回の旅行は、ずっと雨に付きまとわれた気がします。



北東北へ2泊3日の旅 3

2006-05-20 23:44:47 | 青森県
ウェスパ発10:35のリゾートしらかみ。

すでにチェックアウトも済ませて、待ってました。

そしたら・・・「強風のため、30分遅れで到着予定です」

そこにいたお客はそれはもうものすごい騒ぎに
乗り継ぎの人とか、これでもうアウトだしちょっと可哀想。
でも、この雨と風じゃ仕方ないと思うんだけど・・・

私は、余裕をみて青森でバスへの乗り継ぎ時間を2時間とっておいたので、
「30分くらいなら平気」と思ってました。よかったー。

ウェスパは無人駅なので、殆どお土産やさんの店員さんが駅員代わりに苦情の対応とかしていて、すごいなあと思いました。もし自分がお土産やでバイトして、こういう役目までするんだったらやだなあ・・・

ところが・・・・

30分過ぎても電車は来ない。
ますます客はイライライライラ。私もだんだんイライラしてきた

結局1時間遅れで電車が来ました。
乗るころには、疲れちゃって、行きの様に写真バチバチ撮る気力なし。
今回もボックス席だったんだけど、車両の端だったから、トイレの臭いがすごくて最初のような感動は薄れました。


雨の日本海はますます寂しい・・・。

最初の計画は狂ったけど、それでも青森で1時間あるし、ラッキーなんて思っていたのも束の間、検札に来た車掌が一言

「この列車、今日は弘前で打ち切りですから」

は???
なに当たり前のように言ってんのーーー!!!

大変なことになりました。
どうしても次の目的地に行くのに、青森を15:20発のバスに乗らなくちゃいけない。
当初青森に13:30に到着予定だったのに、遅れた上に途中駅の弘前で運転中止。

・・・・・やばい。どうしよう。でもなんだか西村京太郎ぽい

こういうときに携帯がものすごく役にたちます。
携帯で調べたら、弘前~青森までの特急が丁度あるらしい!
でも、これには多分、リゾートしらかみに乗ってる人が詰め掛ける可能性あり。

というわけで、弘前に着いたらみどりの窓口にダッシュ
案の定、てんやわんやになる前に、指定席を買えましたラッキー。


マニアぽい・・・・。でも、順調にいって嬉しかったから撮った。

バスの出発20分前にちゃんと青森に到着。
青森での自由時間はなくなったけど、たいした影響もなくてよかったー!

ここから次の目的地、十和田湖までバスで3時間
ものすごく長い道のりだから、正直ぐったりしてた。

でも、このバスが意外にとてもよかったです
3時間の道のりで、ずっとガイドをしてくれるのでまず飽きません。
そして、有名な温泉をたどっていくし、途中でトイレ休憩で降りることもできます。

バスからの景色が見事です。



最初に立ち寄った萱野茶屋。
ここの麦茶を飲むと、長生きできるらしい。ほんとに美味しい長生きできる、これは!


まだこんなに雪残っています。


車窓からはブナ林。雪の白と緑と茶色のコントラストが幻想的。


秘湯の谷地温泉。


蔦温泉。一度泊まってみたい。

そして、18:20に十和田湖到着

今日の宿は十和田荘
インターネットで、超格安(1泊2食付で5980円)だったとこ

宿自体はものすごいでかい。
で、ロビーに入ったらものすごい騒音

修学旅行で200名。台湾からの旅行団体2組・・・。

すごいことになっている・・・・。
そして、お風呂は団体貸切の時間あり

チェックインの時点でげんなりしてしまったんだけど、案内してもらったお部屋は、新館の12畳、きれいで静かなお部屋でした


こんな感じ。

案内してくれた人、仲居さん、他のスタッフの人・・・なんだかとても愛想がよくて、状況としては団体宿でいまいちなんだけど、この接客で一気にいい宿だなあと思えました。
そう思うと、社員教育って大事ですね・・・

夕食は、個室の食事処。
この値段なのに、料理も量がちょうどよくって美味しかった!




これが一番美味しかったきりたんぽ。

そして最終日に、とうとう初めてあの奥入瀬渓流に足を踏み入れました!

北東北へ2泊3日の旅 2

2006-05-20 23:44:01 | 秋田県
最初の宿泊はウェスパ椿山

不思議な名前ですが、ほんとにここの施設の前に椿山があるんだそうです。

ここは宿泊施設(コテージ)とレストラン・温泉・ガラス工房・売店・虫の博物館などなどが揃ったリゾート施設。
とはいえ、シーズンオフだったのでものすごく閑散としてました。

私達は3人だけど、コテージは6人用。

最初「広ーい」とはしゃいでたけど、だんだんと「リング(映画)みたいなことがおきたらどうしよう・・・・」と不安な気持ちに・・・。
結局一人一部屋使うことにしました。
2階に誰もいないって、なんとなく怖いから・・・。


こんな感じのツインルームが3つと・・・・


キッチン・ダイニング・お風呂(温泉が出る)・トイレ。
このダイニングに飾られていた演歌歌手のカレンダーが物悲しい

本当はチェックインした後に、レンタサイクルで近くの不老不死温泉に行くはずだったんだけど、あまりに風が強いので諦めました。
不老不死は、ひょうたん型の露天風呂が日本海に面していてとっても有名
でも、混浴なのでものすごく見たい放題(見られたい放題)だそうです。
気になる・・・・

ほんとに風がきつかったのだけど、やることもないので展望台に上ることにしました。


このスロープカーで上ります。片道10分。


あれは男鹿半島・・・・?


曇ってなければ、沈んでいく夕陽が見えるのに!残念・・・。

コテージから歩いて5分くらいのところに温泉があります。
名前は「鍋石温泉」。源泉かけ流し。
とってもしょっぱい温泉で、蛇口のところには塩のかたまりがついてました。
だから、ものすごくぽかぽかに身体があったまります。



曇ってなければ(しつこいけど)、このお風呂から夕陽が見えるんだそうです。
でも、。そして風のすごさで窓も閉められてしまってました。

お風呂の帰りにレストランに寄りました。
ここは宿泊客以外でも立ち寄れるレストランで、本格的なピザ釜とかあって、お料理も美味しかったです。




海の幸と山の幸が半々くらい。贅沢な土地ですね~!



次の日、朝起きたら大雨+強風
冗談かと思いました。

そう。ここはコテージ・・・。
ということは、レストランまで朝食食べに外歩いていかなきゃならないのです。

びしょ濡れになって、朝食会場へ
実は送迎のバスがコテージ前まで迎えに来てくれるみたいでした。
それならそうと、早く言ってくれればいいのにーーーー!!!

朝食食べた後も暇だったので、ウェスパ内にあるガラス工房でガラス作り体験をすることに。

私はトンボ玉作りに挑戦。


ベースになる色を選びます。


模様に入れる色を2色選びます。


ベースの太いガラスをバーナーで溶かし、この白い棒に巻きつけて球にしていきます。

細い模様の色も熱で溶かして、球に重ねていき、棒を回しながらマーブル状にします。

30分、灰の中で冷やして・・・・



出来上がり!

いや~、プロっぽい仕上がり

母は、一輪挿し作りに挑戦してました。


プーって膨らます、あれです、あれ。
顔、真っ赤になってやっていました

で、後日宅急便で送ってきてくれた完成品は・・・・

これ!


なかなか、売れそうな感じ。

こんなことをして遊んでいる間に、外は大変なことになっていたのです・・・

北東北へ2泊3日の旅 1

2006-05-20 23:43:07 | 秋田県
今回の目的は
リゾートしらかみに乗ること!
白神山地の青池を見ること!(駅のポスターで宣伝中)
十和田湖の写真を撮ること!(事情あり)

という、一見年寄りじみたものでした。
案の定、道すがら、若い人は全くといっていいくらい出会いませんでしたしね・・・・

初日は6時56分のこまちです。
これに乗らないとしらかみに間に合わないのです。



ぐっすりと寝た後に、秋田到着。
すぐにリゾートしらかみに乗りました。



この電車は3両編成なんですが、1両目と3両目は普通の座席で、2両目が半個室席になってます。向かい合わせの椅子と机があるのを、レバーを引っ張るとフラットに ゴロゴロできるようになってるんです。

しかも、窓はものすごく大きいので、ゴロゴロしながら風景が見れて移動もできるというすごい贅沢な電車だと思います
でも、ボックス席なので4人用ですから、4人以下でその席を買うと他の人と相席になる可能性あります。
案の定、となりのボックス席からはよーく喋るおっちゃんが見知らぬ夫婦の席に入っており、自分の自慢話とご夫婦の必死の相槌が切なく聞こえてきてました



これは2両目。計8室しかないです。



こんなのもありました。リゾートに乗った人対象に施設で割引があったりもしますよ。

途中、景色のいいところでは徐行してくれます。まさにシャッターチャンスだったんですけど、私はいまいちいいのが撮れませんでした。
お菓子食べてたし、そっちに夢中だったんだよね・・・・



日本海って、なんだかとっても寂しい気持ちになる・・・

丁度お昼だったからお弁当を買おうと思ったら秋田の駅で殺到してたので、電車の中で買いました。でも!正直イマイチでした。母のお弁当に入ってた煮物からはすっぱい匂いがこれは、お酢で煮たのかな・・・・と思いつつ怖くて食べられず

目的地の十二湖駅は、小さな駅で目の前にはバス停と小さな小さなお土産や(ここで荷物を預かってくれる。ただし有料)以外にはなーんにもありませんでした。



駅前からバスで15分。奥十二湖に着きます。
このバスがちょっと曲者で乗るバスによって早く着いたり遅く着いたりします。
(この日は2台出てました)
混んでるともちろん座れないですし、ほんとに普通の路線バスです。
早くバス停に並んだ方がいいですね~。

奥十二湖のバス停前には、挑戦館というお土産やさん&トイレがありました。
ロッカーもここにあるから、何も十二湖駅で荷物置かなくてもここでもいいんだなーと思いました。

この挑戦館から先、青池までの道のりは約10分。
排気ガスがNGのため、車で入ることもできません。

十二湖には実は12以上の湖があるそうです。歩いている途中の湖も、噂の青池に負けず劣らずものすごくキレイなグリーンでした

見て見て!!



私のような素人が撮っても、絵になるくらいなのですから!

特に新緑がすごーくキレイでした。

そして、そして、目的の青池は・・・・・



青い!



相当青い・・・

初め「え・・・ここ?」って言うくらい、小さな池だったんですけど(しかも落ち葉が落ちてて最初青さがよく分からず)、見ているうちに不思議な雰囲気な池だなと思い始めました。

透き通ってるし、青いし。
でも、いまだになぜ青いのかは不明だそうです。
そして、なぜか、この青池の水の成分とシャネルの香水の成分が一致するそうです!!(←先輩がガイドさんから聞いたそうです。真相は不明)

謎が謎をよぶ青池・・・・

すごーくキレイなんですが、すごーく虫がいますよ、ここ。
刺さない虫だけど、もうブンブンブンブンしてます。
虫嫌いな人には大変です。私は、だいじょぶです。

来た道を戻り、挑戦館からまたバスに乗り、宿泊するウェスパ椿山まで55分。これもバスに座れないとかなり辛い道のりなので、注意です。