セビッチのつぶやき

主にバス釣りに関する日記
傲慢な弟子を持つ師匠の独り言・・・

2014年 8月21日(木) ヒラメ釣行

2014-08-23 00:15:52 | 釣り
四国遠征から帰ってきた最初の釣りはバス釣りではなく、海釣りとなった。

1月に今年の初釣りとしてヒラメ釣りに行き、船酔いでキツイ思いをしたがヒラメ釣りそのものはかなり面白く、またやってみたいと思っていた。

そこでヒラメ釣りに再挑戦することとなった。

今回も上司とタロー先輩との釣行である。

船の場合、前日に船宿に行って釣座を確保する必要があるので早めに出発。

19時ごろに飯岡の幸丸の船宿に到着。

座席表にはまだ誰も記入されていなかったので、左右のトモ(最後方)を確保。

当然のごとく片方にはタロー先輩が自分の名前を書き込んでいた。

夕食はタロー先輩お勧めの「鈴女(すずめ)」という銚子にある海鮮の店でとることになった。



自分は車海老天丼とアジのなめろうを注文。

ともに美味しかった。

その後、銚子にある「りらく」でマッサージをして飯岡漁港で仮眠をとる。

AM3:00。コンビニで朝食と船用の飲み物を購入し、釣り宿へ。

上司と合流し、朝食を済ませる。

結局ヒラメ船は11名なので、隣とは余裕をもって座れる。

港について、乗船開始。

タロ「トモはジャンケンな」

一応は譲歩しているつもりなのだろう。

しかし前回は無条件でトモに陣取り、天罰なのか船酔いでダウンして5分しかやっていない。

タロ「オレ様は前回5分しかやっていないから、今回もやる権利はある」

無茶苦茶な論理だ。前回は譲っているんだから譲るべきだろう。

そもそも車も「オレ様の高級車を海っぺたに置くわけにはいかない。どうせセビッチの車はポンコツなんだから潮風で錆びても問題ないだろう」という傲慢な理論で車を出させ、運転もさせられ、自分にとってはメリットは一つもない。

トモに座るのにふさわしい理由を持っているのはこちらだ。

海の釣りではタロー先輩の方が先にやっているからオレ様の方が師匠だと思っているらしいが、海釣りの専門用語をあれこれと弟子に聞く師匠など聞いたことはない。

と、いうことで今回は自分がトモに座る。

出船は4:20。前回の反省を生かし、酔い止めの薬も飲んでおく。

港から出ると前回ほどではないが、結構うねりが出ている。

冬場と違い、今回は近いポイントからやっていくようで20分ほどで最初のポイントに到着。

タロー先輩が前回同様第一投で釣り上げる。

自分にもアタリがある。しかしなかなか食いこまない。

待ちきれずに合わせるとすっぽ抜け。ヒラメ釣りは焦りは禁物だ。

と、言っても同じミスを次のポイントでもしてしまう。

さすがに3回目のアタリはじっくりと竿先が絞り込むまで待ち、合わせを入れる。

ギュイーン!と竿が絞り込まれる。この引き味がたまらない。

ようやく1枚目が釣れるが、サイズがイマイチ。1kgもないサイズだ。

その後、コンスタントに釣れ続く。

ただしサイズが上がらない。他ではキロアップの大きいのも結構上がっているのに・・・。

最後まで諦めずに集中して底取りと仕掛けの誘導を繰り返すが、大きいのは釣れなかった。



しかし枚数は5枚釣れたので、十分楽しめた。

船酔いもせずに済んだし。

バス釣りとは違う楽しみが船の釣りにはある。

今度はまた別の魚種にチャレンジをしてみたい。

西へ ~夏の遠征’14 Day4~

2014-08-09 23:09:56 | 釣り
8月7日(木)遠征最終日。

この日の釣りもオカッパリで観音寺市エリアからやり始める。

今日、40upを釣らねば、あまり遠征の意味がない。

ファーストポイントは今回初の財田川である。

ここも釣りビジョンの番組ではメジャーポイントである。

流れ込みをビッグベイトで狙ってみる。



流れも落ち着き、雰囲気はある。

足場も草が倒れこみやりやすくなっている。しかしこの倒れこんでいるのはつい2日前まで大増水で激流であったからである。

そうなるとまだまだバスは戻りきっていないのだろうか。

結局反応は得られなかった。

その後安定ポイントの1番池でまずは釣っておくことにする。




ここでもタブジグでポンポンと5匹くらい釣って移動。

次に向かったのはカバー池でテキサスでの釣り。

前回と同じようなガリバスがやはりポンポンと釣れる。

次に向かうのは山間部にある野池群。

2日前に小バスをデカバスが食ってくるという池をメインに、周囲にも池を見つけていおいた。

その1か所で事件は起こる。

しっかりとしたインレットがあり、見えバスもいる池でどちらかというとここも小バス主体の池であろうと思っていたところである。

そしてタロー先輩がスピニングでネチネチと流れ込みを直撃していると、少し離れていた自分に叫び始める。

タロ「やばい!でかい!頼む、ネット持ってきてくれ!」

念のために持ってきておいたネットは車の中である。

自分は慌ててネットを取り出す。こえモタモタしてバラシでもされたらまたしてもすべて自分のせいにされるからだ。

幸いにネットを持って戻った時にはまだ格闘していた。たしかにロッドは大きくしなり、強烈な引き味を見せている。

タロ「魚体が見えた時、確実に50upだ!でもラインがやばいかもしれない!」

流れ込みは斜め護岸のコンクリの脇にあるので、そこですられている可能性もある。

そしてその心配は的中した。プツンとラインブレイクである。

タロー先輩は意気消沈である。今度は老将ではなく、確実な猛将であったからだ。

タロ「昔、広島遠征でセビッチ師匠のデカバスをバラすことを願った天罰ですかね・・・」

そう、忘れもしない第1回目の遠征で広島の野池で推定55upのバスを自分がばらした時のことだ。

魚体を寄せてきて見えたバスの姿はモンスタークラスであった。

その魚体を見たタロー先輩が「ばれろ!」と叫んだ瞬間、ラインがプツリといったのだ。

天に向かって吐いた唾は自分に降りかかる・・・。まさしくその通りであろう。

天は老将の首は獲らしても、猛将の首は獲らしてくれなかったのだ。

午前はそのような出来事があり、午後は府中湖方面へと向かう。

途中、麺輝屋という店で讃岐うどんの昼食をとる。



最終日の昼も、カレー丼やらをつけてバルキーにしてしまった。

府中湖に流れる綾川のポイントを巡るも、回復傾向にある綾川には釣り人も戻ってきていた。

目ぼしいポイントは全て先行者あり。メジャースポットだけに霞水系と変わらない。

途中、初日にやった本湖のワンドでやることにする。

そこで灼熱の道路にカメが歩いているのを発見する。




タロー先輩が浦島タローとなって、カメを助ける。

果たしてカメのお礼はあるのであろうか・・・。



自分としては最後の40up期待する場所として、綾川のビッグベイトポイントに賭ける。

2日前と比べて水量も落ち着いている。しかしノーフィッシュに終わる。




その後、再び観音寺方面へと戻り、テキサス池やデカバスバラシ池などやるも、相変わらずのサイズが連発で結局ストップフィッシングとなった。

タロー先輩はカメの恩返しなのか、最後の池で連発させ喜んでいた。

帰りは丸亀ぽかぽか温泉で汗を流し、瀬戸大橋にある与島PAでお土産を購入し、帰路につく。

東京には6時過ぎに到着。

今年の遠征も無事に終了したが、結果的にデカバスのゲットはならなかった。

やはり真夏という時期が小バス天国になってしまうのだろうか。

と、いっても大きな連休をとれるのはこの時しかないので、来年再チャレンジとなるであろう・・・。

西へ ~夏の遠征’14 Day3~

2014-08-09 22:32:07 | 釣り
8月6日(水)遠征実釣3日目。

この日は田淵プロのボートで愛媛県野村ダムガイドとなる。

野村ダムの釣りもこれまで釣りビジョンの番組で何度か見てきたが、あまりイメージのわかないダムであった。

今回も急遽、早明浦ダムからの変更となったので、何の下調べもしては来ていない。

田淵プロも野村ダム自体がかなり久しぶりの為、手探りで魚の状態を掴んでいかなくてはならない。

とりあえず初めてのフィールドはテンションだけは上がる。

しかしこの日の天候は雨。しかも小降りではなく本降りの雨であった。

愛媛も香川同様、四国山脈に雲が阻まれて高知や徳島ほどの大雨の影響はない場所ではあるが、本流筋はやはりそれなりに流れも速いし、濁りも出ている。

まずはスロープ付近の目ぼしいインレットや岩場などを探っていく。

タロー先輩は当然のごとく、いきなりのスピニングでフィネスで展開する。

やはりロッドを持ってくるのはスピニングとベイトフィネスだけでよかったのではないだろうか・・・。

自分はとりあえずベイトフィッシュも多く見られるので、クランクなどの巻きものを試していく。



しかしどのような状況であっても強いのか、そのタロー先輩がファーストフィッシュ。

自分は岩場をタブジグに変えて攻めてみる。



ここでも20up主体のバスが多い。

ベイトフィッシュに合わせて釣りを考えていた田淵プロが悩み始める。

少し組み立てを考える間、タロー先輩が操船を担当する。



田淵プロと違い、真っ先に自分が投入できるポジション取りをするので、後ろにいる自分はできない。



その後もしばらくインレットや岩場を見つけてはそのあたりを攻めていく。

写真には撮りきれていないが、とにかく本数は稼いでいく。すべて30cm以下といった感じであるが・・・

田淵プロが釣り上げたバスの胃の中をポンプを使って食っているものを調べると、どうやら手長エビをメインに捕食しているとのこと。

結果的に釣りも手長エビを想定したリグでやる必要があった。

自分はタブジグに変えてから反応がすこぶるよくなったので、正解であったのだろう。

しばらくして自分的には本日のメイン、ビッグベイトで流れ込み直撃の釣りをする場所に向かう。



激しい流れ込みから発生するしぶきで周囲には霧が立ち込めており、雰囲気は抜群である。

サイレントキラーを流れに乗せてドリフト、大岩や流れのよどみでジャークをかける。

それを繰り返すもビッグバスのチェイスすらない。

ビッグベイトの特徴は集魚力も兼ねているので、この場所にはバスはいないのか・・・。

しかしアユロイドをやっていた田淵プロに40upのバスがヒット。見事にビッグベイトで仕留める。

それを見ていた我々も俄然やる気を示すも、結果は出なかった。

その後、バスをヒットさせる解答を得た田淵プロのイメージする場所を次々と撃っていくと、小さなバスは次々と釣れる。



ヒットするルアーはタブジグである。ある種タブジグの扱い方はマスターしたと言えるほど、次々と釣れる。

しかしながらサイズはでない・・・。



午後になり、雨も止んで釣り自体も快適にできるようになった。

湖面を疾走するバスボートで風を受けるのも気持ちがいい。

結果的に30匹以上は釣ったと思えるが、40upは釣れなかった。

3日間の釣りを終えても40upゼロとは・・・。

翌日の最終日に賭けるしかない。

西へ ~夏の遠征’14 Day2~

2014-08-09 09:32:29 | 釣り
8月5日(火)遠征実釣2日目。

この日は早明浦ガイドから、オカッパリガイドの半日コースへと変更となった。

田淵プロの店に5:00集合。

今回は色々と新規の池に案内してくれるとのことであった。

まずはインレットのある中規模の池に。

雰囲気は抜群であったが、あまり反応がなかった。

続いて、別の池に。

この池には地元の先行者がやっており、奥のどん詰まりを田淵プロ考案のタブジグで狙う。



すると35cmクラスのまずまずのサイズが釣れた。

午前中だけのガイドなので、次々へと移動していく。

次はカバーフィッシングができる池へと向かう。

流れ込みがあり、その周辺はリリーパッドで覆われている。

その下にバスがいるので、7gのシンカーを直リグにして田淵プロお勧めの「フォールクロー」で攻めてみる。




最近はフィネスの釣りが中心でテキサスで釣りのは久しぶりであったので、このカバーから引っこ抜く感覚は懐かしい。

しかし期待に反して上がってくるのはガリガリなバスばかりであった。

こういうパワーフィッシングでは是非ともデカいパワーフィッシュを獲りたい。

そして事件は起こる。

インレットを挟み、隣でやっていたタロー先輩のロッドが大きくしなる。

タロ「お、来た!結構デカいぞ!」

ロッドのしなりを見ると確かに大きそうだ。

しかし魚は抵抗もなくずるずるとタロー先輩に引き上げられていく。

そして伝説の時はやってきた。



タロー先輩、人生初の50upのバスをゲット。

歓喜の瞬間であった。

これまでデカバスを求めて西へ遠征を繰り返してきたが、ようやくそれが叶った瞬間であった。

サイズを測ると51cm。

タロ「なんか、オタマジャクシみたいな体型だな・・・」

顔だけ見ると立派な50upバスであるが、体がかなりやせ細っている。

よく見ると目もくぼみ、年老いたバスの雰囲気だ。

戦国時代でいえば、名のある老将を討ちとったりという感じであろうか。

それでも手柄首には違いない。

これでようやくタロー先輩も一人前のバサーと言えるだろう。

その後、エリアを府中湖方面へと移動し早目の昼食をとる。

今回は「田村うどん」という店に連れて行ってもらった。




うどんは他の店に比べると柔らかめであるが、これはこれで自分的には好きなのど越しである。

トッピングのコロッケもうまかった。

昼食後は自分的に今回のメインともなるビッグベイトでの釣りができる場所へと案内してもらう。

ここは以前にも連れて行ってもらった場所で、流れ込みを直撃できる場所だ。



使うビッグベイトは以前、誕生日にタロー先輩からもらった埃をかぶっていたサイレントキラーである。

しかし大雨後で流れがきつすぎるのか、反応は得られなかった。

ラストに府中湖付近の池を巡って終了となった。



田淵プロの店に戻り、翌日の打ち合わせをする。

結局今回は早明浦ダムは諦め、愛媛の野村ダム釣行と決定した。

午後は、自分たちで連れて行ってもらった池を巡る。








新しく連れて行ってもらった池も目印を覚えておいてたどり着き、ナビに登録。

Day1に比べると釣果も上がり、満足な一日となった。

ただ、デカバスが釣れない・・・。

翌日の野村ダムに期待する。

待ち合わせが3:30なので、この日の夕食はホテル近くのココイチで済まして早めに就寝となった。

西へ ~夏の遠征’14 Day1~

2014-08-08 20:35:11 | 釣り
今年も夏の遠征に出発。

場所はある意味遠征のホームグラウンドとも言える四国香川と高知県早明浦ダムで、2年前と同様である。

2年前と異なるのは、1日増やすことと8月の下旬から上旬に移したことだ。

真夏らしい釣りを楽しみたいと思っていたのだが、出発前にいきなり暗雲がたちこめる。

台風の影響で四国でかなりな大雨が降っているらしい。しかも高知県は未曽有の大雨とのことだ。

色々な不安を抱えつつも、出発日を迎えることとなった。


8月3日(日)18:30にタロー先輩の家を出発。

日曜日の為、首都高速もそれほどの渋滞もなく東名から新東名へと順調に走る。

途中海老名SA→静岡SAで小休止を取りつつ、浜松SAで夕食。

しばらくタロー先輩が運転して自分は仮眠をとる。

深夜の大阪の吹田SAで運転を交代し、阪神高速から明石海峡大橋を渡り、四国へ上陸。

すでに雨が強めに降り続いている。

最初の目的地は香川県府中湖エリア。

高松自動車道の府中湖PAに出口があるので、そこで高速を降りるのだが、雨がかなり強く降っている。

4時ごろ到着したが、しばらく様子を見つつ眠りに入る。

5時過ぎ、とりあえず現場を見てみようと府中湖エリアの実績ポイントに向かう。

しかし金曜日から降り続いているという雨は、大増水と濁流を生んでいた。

これで川筋の釣りは壊滅状態である。

近辺の野池を見て周るも、これといった反応もなく府中湖へと戻る。この時から雨は弱くなり、やんできた。

すると府中湖のとある場所で流れ込みができている。

とりあえずそこでやってみようということになった。



足場が高いのでベイトフィネスのダウンショットで流れ込み周辺をやってみるとすぐさまゲット。



同じような20upサイズが続く。

まぁとりあえず反応が得られたのはいいが、ここだけでやっていても面白くない。

早目に昼をとり、観音寺方面へと向かうことにする。




お昼は定番の「はゆか」で讃岐うどん。今回は初めて肉ぶっかけを注文したがこれもうまい。

ただ、鳥天やら穴子天なんかをつけてしまうとかなりバルキーになってしまった・・・。

午後はこれまた定番1番池。ここはとにかく安定の池田。



ただ、ここも大雨の影響でかなりな濁りが入っている。

それでもここのバスは30cmがアベレージなので、先ほどの府中湖よりかは楽しめる。

タロー先輩は流れ込みを見つけたらしく、そこで爆釣していた。

どうやら急激な濁りでそこだけにバスが集中しているのであろう。

自分は一周して周ろうと移動していたのだが、タロー先輩は少し間を空けてまたそこをやりだす。

自分だけ楽しめればそれでいいという性格の人間と釣りに行っても損するだけということを改めて実感する。



自分はもう1本おまけで追加して終了。

帰りに翌日からお世話になる田淵プロの店へと向かい、打ち合わせをする。

すると、予定していた早明浦ダム付近は相当な大雨で現段階では立ち入りができない状況。

おまけに付近も被災レベルの状況なので釣りに行けるような感じでもない。

そこでボートガイドは1日延期し、愛媛の野村ダムの釣りに変更することも考えてほしいとの提案であった。

とりあえず翌日は、新規開拓も兼ねてオカッパリガイドを半日お願いしてボートガイドは翌々日にすることにした。

そして今回の遠征では早明浦ダム終了後、高知市内のホテルに泊まり波介川をチャレンジする予定であったが、当然それもできない。

よって高知市内のホテルはキャンセルし、3泊とも丸亀に近い、善通寺グランドホテルに連泊することにした。

夕食はこれまた四国遠征の定番、「一鶴」でひなどりを食す。



現地に来て結構深刻な状況であることが判明したが、果たして翌日以降の釣りはどうなることやら・・・。