「カーズ」

ピクサーとディズニーとのすったもんだ劇のおかげで(汗)
公開が延び延び～になってしまい…すごーく待った作品^^;
良かったっ♪無事に公開にこぎ着けて。。
一番最初に予告を観たのってかなり前でしたもんねぇ。
これだけ待たせたんだから…いい作品になっているわよねっ！？
…と半ば、脅しモードで(!)観にいってしまいました。

大丈夫でした！(^。^)期待は裏切られずに済んだ♪
アニメにしてはちょっと上映時間が長いんですけどねー。
ここ削れたでしょー？って箇所もあるにはありましたけど
さすが大御所Ｊ・ラセター節が炸裂♪ストーリーが充実してます。
今回はお車が主役なので(しかもアメ車のビンテージもの？）
そっち系に詳しい方なら…涙モノ？なのかなぁ(^_^;)
私は車には詳しくないので、よく分からないのですが…
ただ、主人公がマックィーン☆ってのが気に入りましたね～。
もしも、彼が生きていたなら…絶対声優をやって欲しかった！！
きっと喜んで引き受けてくれたでしょう…彼ならば。
代打でＰ・ニューマンがやってくれたけど、彼もカーマニア♪
役名がハドソン…だったので、ん？ロック・ハドソン？？(謎)
だったんだけど、これは車種がハドソン・ホーネットというらしい。
鑑賞後に特番を観たら、細かいところまで忠実に再現してるって。
観る前にアメ車の歴史＆ルート66について知っておくといいかも。

最近邦画でも、昭和の歴史を振り返るような作品(アニメでも)
多いと思う…とこないだ書いたけれど、実はこれもそうなんですよ。
今では忘れ去られつつある…ルート66に捧げる復興万歳映画なのだ。
ラセターは実際に訪ね歩いた先で、その車のモデル人物を探し当て、
彼らを役のイメージとして使っているらしい。
高速道路が出来るまでの、華々しいドライブルートの歴史と音楽、
その後の人々が短距離短時間を求めて、どう変わっていったか…。
スピードが命のカーレーサーとそれを引っかけて、比べさせている。
新旧交代の時代の波。それは車でも街でも道路でも…そして人でも、
逆らいようのない、どうしようもないことなのかもしれません。
だけどそこに育った人々には、そこを愛してやまない人々には、
究極のオアシスとして…ずーっと心に残り続けるものなんですよね。
猛ダッシュで駆け抜けたら、たった５分で着いてしまう道のりも
ゆっくりと散歩してみたら…たくさんの発見があるのと同じように。
急ぎ過ぎている現代人に、ラセターはそれを訴えたかったんだろうな。

そういったストーリー性の充実はもちろんなんですが、
今回は絵の方もかなり気合を入れたそうです。錆の部分に至るまで。
遠くに見下ろす風景や町並み、サーキットと田舎道の色合いまでも
見事に表現しています。アスファルトの仕上がりなんて絶妙♪♪
レースのシーンでは音響もかなりのものでした。スピード感もグー☆
私は最初字幕版で観たので、まさにレースの臨場感そのもの♪という
感じが味わえました。実況も車がやってるのね(爆)観客も車だし^^;
さらには車の目の色まで、声をあてた声優の目の色を使ってるらしい。
長らく公開を延期したおかげで(?)細かく気合いが入ってますねっ。

とにかく今回は車しか出てこないんで(^_^;)
可愛いモンスターキャラとか(まぁそれも実体はないんだけど）
期待している子供たちにはどうなんだろう。顔はユニークでぇす♪
大人たちには文句なく入り込める内容です。特に…
毎日忙しく頑張っているアナタ！！田舎で親友を作りませんか！？
…って、そういう宣伝は間違ってるかなぁ(^_^;)

(カチャウ♪カチーカ♪の意味を知りたいわぁ～。キラリっ(￣ー￣)☆）

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