
好評により!というのが宣伝ポスターにあったんだけど、どこで好評だったか?!と当時謎でした。あ、今でも。
後期の歌唱法スタート時期ですかね。リカットシングルという事は、アルバムで収録されてた曲だったので、個人的には新しい作品ではなかった為、なんだか複雑な心境でした。ジャケットは前作の未公開ショットぽいけど、アーティスティックな色使いで、Cool&Sexyですね。バスルームの爽やかさと微笑みも石川秀美を象徴しています。
が!最近はなんだか、とても好きです。ほんと。
イントロは一音、一音、聴き漏らしてはもったいない!と思う音が使われていて、テンポは遅いんだけど実にメロディアスなフレーズだから、
ふとした時に頭の中で流れます。
よく聴いていると、1曲の中にいくつもの巧みな歌唱法がみられます。抜いた歌い方の中にも、部分的に石川秀美節と、石川秀美の新境地が織り交ざっていて、成長し続ける姿をみせてくれる。
男性コーラスのとの絡みもイイですね。ブラコンちっくな曲(Jimmy Jam&Terry Lewisか、LA. Reid&Babyfaceぽい)で、ちょうどこの時代の大流行NewJackSwing調で、Groovyなところも好感。
このシングルから、ミディアムテンポ三部作がシングルリリースされて、更に進化する石川秀美。
歌番組も激減時代で、僕はこの曲を歌ってる秀美ちゃんを見たのは1度きり。
黒のロングドレスに髪を結わえてUPにしていたと記憶しています。
しかし、ヒット具合はちょっとツライ結果となりましたが、これはリカットでなく、先行シングルであればまだ、良かったんじゃないかな?とか。
それは「ドレスの下の狂詩曲」か。
ナンでしょう、事務所の先輩の”姉”にあたる河合奈保子も同じ手法がとられていて、惨敗な結果となってますが(バラードは食傷気味の世間だったかもしれない)、
曲は良質なんですよね。秀樹の妹>姉妹。
ちなみに、アルバムバージョンでは次曲とのNON-STOPな為、フェードアウトとフェードインが重なり面白い曲カットなんだけど、
録音して楽しむなら普通のシングルバージョンの方が良い。
昨年、ベストBOXの発売で、この曲の存在を改めて知った方も多いと思うけど、どこかでw是非アルバム”Private nude”を入手して、聴き比べてみていただきたい。
あ~!こうなってんだぁ?!と一聴瞭然でございます。
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