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交換法則

2018-12-03 18:26:14 | Weblog

自然数の加法について、

<+. 1>  0+n=n

<+. 2>  (m+1)+n=(m+n)+1

のみを前提として、交換法則 m+n=n+mの成り立つことを証明するのに、数学的帰納法を使う場合、

1+n=n+1は <+. 2>においてm=0とすれば<+. 1>により成り立つ。

m=kのとき成り立つ、すなわち k+n=n+kが成り立つとして、(k+1)+n=n+(k+1)

を示すには、

(k+1)+n=(k+n)+1  <+.2>

             =(n+k)+1  (帰納法の仮定)

             =n+(k+1)  (ここでの結合法則は一般法則ではなく特別なものであること)

kの直後の元にnを加えたものは、k+nの直後の元であり、

またn+kの直後の元はnにkの直後の元を加えたものであり

それらはすべて同じである。