生活クラブ 朝霞支部

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パス乳のレンネット実験

2011-06-13 11:05:09 | 報告
こんにちは、支部委員のモチヅキです
すっきりしないお天気が続いていますね
暑くなったり肌寒くなったり・・・
みなさん、体調管理を十分になさってくださいね

さてさて、前記事にも書いたとおり、先日の支部委員会の最後に牛乳の
レンネット実験
を行いました。
レンネットというのは、簡単に言うと母乳の消化のために胃で作られる酵素で、
この実験では体温程度に温めた牛乳にレンネットを加えることで、
胃の中で牛乳がどのような状態になるのかを見ることができます


今回使ったのは、
○生活クラブのパスチャライズド牛乳(72℃15秒間殺菌)と、
○市販の牛乳(130度2秒間殺菌)です。

これ、パッケージの置き方が逆になっていて左側のコップにパス乳、右側のコップに市販の牛乳が入っていますスミマセン

それぞれを38℃に温め、レンネットを加えてかき混ぜ、少々おきます・・・。

すると・・・・

ジャジャーン

パス乳の方は、ご覧の通り、プルプルに固まっていき、傾けてもこぼれません
固まり始めるまでの時間は、1分ほど。


なんとなく、分離しているような、ヨーグルトのように固まっているような感じが分かりますか?
う~ん、分かりづらいですよね


一方、市販の牛乳は写真にさらさらのままで、変化なし


10分ほど経っても固まる姿は拝めず、結局そのまま支部会はお開きとなったのでした


「でも、パス乳が固まるからって、何がいいの?」
と思った方、ごもっとも
モチヅキも同じ疑問がわきました。

胃の中でどろどろになるということは、
それだけ胃にとどまる時間が長くなり、ゆっくり消化・吸収される
という事なのです
さらさらだと、すぐに体外に出て行ってしまうのですね。

牛乳の殺菌は加熱で行います。
殺菌の方法で、熱変性の度合いが変わります。
このテストでは、どれがより生乳に近いかが分かるんですね


今回の実験は、支部委員しか見ることができませんでしたが、いつか組合員の皆さんが見ることができる場で、また実験できたらいいな~、とモチヅキの独り言



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