「PRICELE$S」第８話

初っ端から、社長さんごっこで
何事かと思いました。
模合さんまで、ノっちゃってるし。
小さな事務所でも、嬉しいのでしょうね。
自分たちの力で、ここまで来たのですから。

でも、工場の機械が壊れたと連絡があり・・・

たくさんの荷物を持って、トボトボ歩く彩矢さん。
行く当ては、あるのかなぁ。

機会を購入するのは、最低でも３０００万必要とのことで
広瀬社長を、訪ねます。
ふみ君は、まだまだ野球のユニフォームなのね。

模合さんとふみ君
居心地が悪くて、腹話術の様に話し合うのが可笑しいです。

その広瀬社長から、ベトナムの大企業が
日本企業との業務提携を希望しているとの情報を得ました。
早速、乗り気でやる気満々のふみ君と
相変わらず慎重派で弱気の模合さんの対比が、面白いですね。
もう、半分決まったかのように『スゲ～！』って、無邪気なふみ君ですね。

『やってみなきゃ、分かんない』
ふみ君の信条です。
木村さんも、『やる前から、出来ないって言うな』って言いますものね。

早く、彩矢さんに報告したくて
模合さんの腕を組んで走るのが、可笑しかった。

その頃、彩矢さんは、ミラクルの社長と会っていて
スパッと言い切ったのが、気持ちよかったです。

彩矢さんが出て行ったのを知る・・・
全然、心当たりのないふみ君ですけど。

『このおじさんに、変な事をされたとか！？』って
模合さんオタオタしてます。
子ども達とも言い合いして、面白かった！

朝の食卓、みんな寂しそうです。
ふみ君も、元気ないね。
半分心配で、半分は怒りと不信、なんで？？って感じでしょうか。
探しにも行きたいけど、仕事はあるし。

ホットドッグ屋さんの前で、彩矢さんと再会。

瑶子ちゃんも足細いけど
ふみ君も、足細いね～

本音を言わない２人・・
弱い所を見せない彩矢さん・・
『もう一度一緒に』って言わないふみ君。
茫然と見送るふみ君ですけど。
こんな場面を見ていて
瑶子ちゃんは、ふみ君の心の内を知ってしまうのですね。

ハピネス魔法瓶の事務所も、だんだんと形が出来てきましたね。

業者さんに、もう１つのお願い。
これは、彩矢さんの机も用意する事だったんですね。
戻ってくると確信しているのか
自分が、連れ戻すと決めていたのか。

彩矢さんは、再びミラクルへ。
どうしちゃったんでしょう。
表情は、硬いままです。

レセプションパーティで、ミラクル社員としての彩矢さんと再会。
みんなビックリ！
社長と専務は、してやったりの表情です。
ふみ君の瞳には、哀しみの色も見えました。

すぐに、気を取り直して
今度は、ご馳走に夢中のふみ君が可愛いです。
無理してんのかな？

表裏も無く、邪心も無く、ありのまんまを見せたふみ君。
自分では、好感触だと感じていますけど。
こういうふみ君、私も好きですねぇ。

模合さん曰く
『接待で、大事なの思いやり』
ふみ君には、十分備わっていますね。
少し天然気味ですが。

『それですよ、それ』で、接待はバッティングセンターへ。
シンさん、からきし駄目でしたが、
最後には、ホームラン！
シンさん、楽しそうでしたね。
でも、これは、ふみ君の勘違い。
『ゴルフ』と聞いた時の、ふみ君の表情が面白かった！
模合さんの『終わったな』で、うちは大爆笑でしたよ。

網越しに『最悪』と言われてるけど
シンさんは、なんだか満足そうです。
こんな可笑しな接待は、初めてでしょうね。

キングスコート内での、会話も楽しかったですね。

模合さんと彩矢さんの２人のシーンも、良かったです。
模合さんの地味だけど堅実な生き方から出てくる言葉は
胸に届きますね。
『今を必死で生きるって、楽しい・・
　金田一は、結果よりも人との繋がりや思いを大事にする男』
まんま、木村さんの生き様を感じます。

最初の頃のふみ君からは、あんまり感じられなかった生き様ですけど
苦難に陥って、人と触れ合いながら、色んな事を経験して
心の奥に眠っていた本質が、ジワジワと出てきた気がします。
本当は、こういう男性だったんですね。
能天気でお気楽だけじゃない、人として大切なものを
しっかりと持っていると思います。

『君も、しっかり遣り甲斐見つけて』
出て行った彩矢さんを責めもせず
優しく話す言葉には、ジーンとしました。

瑶子ちゃんの手違いで、接待のお店の予約ミスがあり焦る３人。
『木曽路・木曽路・・』とささやくふみ君が可笑しい。
シンさんは
『あなたが一番美味しいと思ったお店に、連れてって欲しい』と。
私は、ホットドッグの屋台かなと思ったんですが
行きついた場所は、炊き出しの公園でした。

今日は、温かいうどん。
「○」が、可愛い～！
シンさんの貧しかった昔を思い出させる温かい味でした。

眼鏡がくもる演出も、良かったですね。

シンさんは、夜はミラクルの接待です。
『彼は、変わっているけど、とても素晴らしい人だ。』
そう聞いて、彩矢さんに久々の笑顔が戻りました。

ふみ君の行き当たりばったりでなく・・思い付きのような接待でもなく
気持ちの籠った接待で、業務提携は、ハピネスに決まりましたが。

ミラクルの横やりが入ってしまいました。
残念。

シンさんも、謝りに来社されました。
恨み言も言わず、笑顔のふみ君。
財前専務の、物真似最高！
また１つレパートリーが増えましたね。

彩矢さん『私は、あの人のやり方が好きです。』
真っ直ぐな瞳ですね。
もう、ふみ君ともう一度やっていこうと心に決めた瞳です。

瑶子ちゃんが『私は、あなたをフリます。』
最大の強がりと、最上級の思いやり・・・
健気で可愛い女性です。
ふみ君の周りにいると、みんな気持ちも浄化されちゃうのかしら。

この時、ふみ君は後姿で、表情は見えなかったけれど
その心情は、伝わってきました。

『ふみ君が、一番分かっているでしょ。
　これから自分が行くべき所』
『ありがとう』
瑶子ちゃんにも、幸せになってほしいですね。

瑶子ちゃんに、後押しされて行くべきところへ。

『あんまり居ないんじゃない？
　同じ会社、２回クビになる人』
これには、笑っちゃいました。

イルミネーションが綺麗で、ムード満点なのに
この会話が、ふみ君たちらしいです。

長い沈黙のあとに、『飯行く？』
『どうせ、ホットドッグでしょ？』
これで、元の２人に戻れましたね。
さりげなく荷物も持ってあげたけど、叩かれました。

新しい事務所に、彩矢さんらしい厳しいチェック。
無駄使いは、出来ませんね～
でも、自分の机には大満足でした。
ふみ君の、指の差し方が良かったな～
『お帰り』って、大きな瞳で覗き込むように言うのが
何か胸がキュンキュン（古い？）しました。

そして、オフィスに、やっと３人の写真が飾られましたね。
笑顔が、最高です。

来週も楽しみですね～