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ワッツ(1月29日)

「2010年も、もう1月29日。
 29日ってことは、僕がトマト生活をやらされた
 去年12月29日から、ちょうど1か月が経ったんですね。

 そういえば、まだワッツでは話していなかったんですけど
 僕、あのトマト生活に入った日の前日にですね、
 トラヴィス・ペインに会っているんです。
 12月28日。
 トラヴィス・ペインといえば、マイケル・ジャクソンの振付師として、
 最後の「THIS IS IT」のツアーも
 担当してた方なんですけども。

 そんな振り付けの方がですね、日本に来てくれて
 紅白で僕らがやるマイケル・ジャクソン追悼コーナーの
 お手伝いをしてくれたんですけども。

 紅白って、そこまでスゲエのって思ったんですけど
 だって、NHKに来てんだよ。
 NHKの喫煙ルームで、タバコ吸ってんだよ、だって。
 一緒に、トラヴィスとタバコ吸ってたんですけど。

 いろいろね、コミュニケーションとらしてもらって
 トラヴィスが「ビリー・ジーン」に関しては
 『TAKUYA、コミュニケーションをとりながら
  TAKUYAが好きな、マイケル・ジャクソンのパフォーマンスの中で
  TAKUYA自身が、好きなものを入れたらどうだ。』と
 言ってくれて
 だから、振り付けは無かったんですよ。

 二人で一緒に、鏡の前で曲流しながら
 トラヴィスも横で、いろんなステップ踏むんだけど
 自分もマイケルのパフォーマンスの中で、好きな動きってあるから
 それを、こうやるんです。

 そうすると、トラヴィスが僕の動きを見て
 『あ~それいいよね』
 みたいな感じで、
 『あ、それやろうよ、やろうよ。』みたいな。
 それで、あの『ビリー・ジーン』の構成を考えて。

 お高くとまってる人では、一切無いので
 海外のね、振り付けだってなると、いろんな人がいるんですよ。
 『いや、私はちょっと人に見られてると
  振りとか考え付かないから、こっち見ないで。』みたいな
 そういう人もいるんですよ、中には。
 いたんです。
 お前、振り付けの人が、なんでこっち見ないでって、
 おかしくねえかって。
 だって、人にそれを伝えるのが、あんたの仕事だろって
 思ったんですけど。
 見られてるとちょっと私、振り思いつかないから
 見ないでこっちっていう人もいたんです。

 でもトラヴィスさんは、ぜんぜん。
 だから、2人で考えて。
 で、結構ね忘れやすいんですよ、トラヴィス。
 振付師なんですけど、トラヴィスが全て考えた振りじゃないじゃない。
 『ビリー・ジーン』に関しては。

 リハーサルやってて、『あれ、ここTAKUYAどうだっけ?次』
 (笑)
 いや、それは覚えといてよ、みたいな感じで言ったら
 『ごめん、ごめん』とか言って。
 楽しかったよ作業は、だから。

 2009年って、いろんなことがあったんですけど
 僕が中学生の時、初めてレコードを買ったアーティスト、A-Ha
 なんと解散を発表したんですね。
 ノルウェーのグループで、もう30年近く活動してきたんですけど
 今年、2010年のライブツアーで、解散なんだって。
 ってことで、この曲聴いてもらいましょう。
 1984年のヒット
 これ、僕が生まれて初めてレコードを買った曲です。
 『Take On Me 』」

    木村さんが、初めて買ったレコードがこれとは、少し意外。
    もっと、ハードロックぽいものかと思ってました。
    最近も、マイケル・シェンカー・グループのライブに
    行かれたようですが。
    私も、この方と兄弟のルドルフさんのいるスコーピオンズなら
    ライブに行ったことがあります。

「さて、今日は1月最後のワッツですねぇ。
 1月最後と言えば、長年この番組を聴いてくれるリスナーは
 おわかりですね。
 今年も、この日が、やってまいりました。

 今日は、1カ月経ったから、全部話しちゃいます紅白裏話スペシャル。

 紅白裏話、今日は、しちゃいます。
 今更な紅白、今日は、しちゃいます。
 
 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の打ち上げが終わった今なのに
 なのにもかかわらず、紅白裏話です。
 打ち上げ話じゃないんです。

 紅白の事で質問です。
  紅白って、司会のナカイクンは、別の楽屋なんですか?
  この間、テレビで放送されたトマト生活のVTRのときに
  ナカイクンは、全然映らなかったので、もしかしたら
  司会の人だけ、別の部屋なのかな?

 これ、別に真相もなにも違いますよ、部屋は。
 そりゃそうです。司会だよ。
 司会が、俺らの部屋にいたら、おかしいでしょ。
 ずっと出てないといけないんだよ。
 司会はね、NHKホールの中にある、凄い近い部屋らしい。

 俺ら? 俺ら半端ないよ。
 俺らの楽屋、だってNHKホールに行くまで、10分ぐらいかかるもん(ゴ~ン)
 別、別、別の建物。
 移動が寒いのよ、また、外歩くから。
 エレベーター乗って、すんげえ歩いて、表に1回出て
 NHKホールに入って、結構距離あります。

 今年の紅白裏話って、こんなんでいいの?
 こんなに軽い感じの質問に答えるだけで、いいんですか?
 厳しいのとか読まなくていいの? 
 厳しいのは、まだこの後にあるんだ。
 は~ん、聞かなきゃよかった・・」

「なぜか毎年、1カ月ぐらい経ってから、紅白裏話をする番組。
 厳しいメッセージを読まされそうな気配が、あります。

 さて、ワッツ恒例、1カ月経ったから全部話しちゃいます紅白裏話スペシャル
  
 SMAPは紅白で、出演者がみんなで歌うコーナーに出ましたよね。
  あの時、キャプテンは自分の番が来た時、
  歌いそびれてましたよね?
  なんで、歌いそびれちゃったんですか?

 あの~あれでしょ?
 久石譲さんが、ピアノを弾いて、オーケストラがバーと後ろにいて
 その演奏にのって、出演者みんなで順番に歌った、あのコーナーでしょ?
 『歌の力』っていうね。
 紅白のテーマソングでしょ、あれ。
 
 アン・サリーさんが1人目を、こう歌って
 2人目の部分が、うちらSMAPになっていたんですけど
 あれは、歌いそびれました。(ゴ~ン)
 あ、胸張って言うことじゃないですね。
 見事にね、歌いそびれてね、
 マイクも、俺ら4人いるのに1本しか渡されないんですよ。
 音声さんが、マイク持ってくるときに
 なんで俺なんだろと思ってたんだけど。

 楽屋で何回も聴いてるわけ。
 『歌の力』を練習してるわけ。
 リハーサルのときとかは、スラスラできたんですけど
 本番って凄いね。
 真っ白になってやがんの。
 俺らさ、久石さんのピアノの前だったじゃん。
 位置はいいんだけど、他の歌う人たちは前にいたじゃん。

 前にいた人たちが、一瞬『あれ?もう歌じゃねえの?』みたいな感じで
 一瞬、何人か俺らの方を見たんですよ。
 そんで、『あ、間違いねえ』て感じで、やっちゃったなっていう。
 なんの言い訳も、なんもないですね。
 あれは、ただ単に飛んだだけですね。

 紅白でキャプテンは、スーザン・ボイルさんをエスコートしましたよね。
  あの時、キャプテンは英語で
  『Thank you for coming all the way to Japan』と言ったけど
  スーザンに、聴こえていませんでしたよね。
  私は、テレビで見ていましたが、キャプテンの英語は
  そんなにわかりにくいものではなかったと思います。
  スーザンさんが、緊張していて話しかけたのを聴いていなかったのでしょうか?

 これは~反響ありましたね、非常に。
 これは、絶対に届く質問だとは思ってました。
 『歌の力』に続いて、紅白でやっちまったと思いましたね。
 今回やべえなっていう。

 僕の個人的な見解を言わしてもらうと
 彼女はね、相当緊張してたと思うんです。
 ね、ほんとにね、この間までね、ごく一般だった女性が
 いきなりプロになって、遠い外国まで連れてこられて
 あんな人数の前で、ライト浴びたら
 緊張しないわけないよね。

 冷静に振り返ってみれば、最初に
 『ミス、ボイル』って言って、ちゃんとこっち向かせて
 そんで、話をしてけば良かったかなと思いますね。

 彼女ね、ステージの真ん中に立てられているスタンドマイクの前に立った瞬間に
 両手を広げちゃったの。
 客席も、ワ~と拍手で迎え入れたから
 彼女も拍手に応えるって感じで、両手広げちゃったわけ。

 『やべっえな、俺絶対忘れられてるな~何この空間』って
 思ったんだけど
 とりあえず、これ歌行く前にMCしろって言われたから
 言っといたほうがいいかな~と思って
 普通に『Thank you for coming 』って言ってもさあ
 違うなって感じしません?
 だからちょっと『 all the way 』を入れて
 はるばる来てくれてありがとね、と言おうと思ったんですけど
 まったく彼女には、聴いてもらえず
 超うけたのが、俺、その伝わってない感じが
 そのNHKホールの中全部に充満して
 客席とかでも、何人か笑ったんですよ。(笑)

 わ、これ最悪だなと思って
 『日本の印象は、どんな感じですか?』みたいな
 初めて日本に来たと言ってたんで
 日本の印象とか聞いてみようかなみたいな感じで
 それも、ちょっと考えていたの。
 英語で聞いちゃったりしようかなぁみたいな感じで。

 でも、もうこの空気で2発目は、ちょっとやばいなと思って 
 日本語で、ガッツリ聞かしてもらって
 彼女は、お茶目ですね。
 僕が、アレ今の英語聞いてなかったのみたいな感じで
 ずっこけるポーズをしたじゃない。
 したら、彼女もリアクションで、僕と同じずっこける感じを
 やってくれてましたからね。
 そういうのは、伝わったんだね。」

一旦送信します。


 

 
 
 
 


 

 
  
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