という映画を観た
ネタバレあり
原作があるらしいけど未読
かもめ食堂系の内容と夏らしさを味わえる映画を求めてチョイス
結果、求めていたものは得られました
日本の海と水音と寂れた観光地とか緑とかかき氷とか、思っていたよりずっと湿っぽい感じだったけど日本っぽくてよかった
お店がかわいいんだけどなんというかかわいすぎて作り物の世界でよくある感じになっちゃってるというか大家さん?にもらった船がむしろいいアクセントになってるんじゃないかというか、ぶっちゃけサンドイッチとかシーチキンとかおにぎりとか作ってる人たちと何も変わらないという意味でありがちと言うかで、それが狙っているのかすてきなお店として描かれているのかわからなかった
ヒロインになんかモヤモヤしてて「逃げるな」でイラッが爆発して「これは愛せんヒロインだなー」と思ってでも最後の苺はじめましたで「ちょっと妥協したのかな」と思ってモヤモヤが薄れた。という感じでした
思い切りファンタジーか、逆にたくましく生きてく女性が見たいと思っていたのにヒロインが中途半端で、この町でずーっと頑張ってきた人の前で都会から戻って趣味みたいなお店やってる人間が「寂れた寂れた」とか「どうしてこうなっちゃったんだろう」とか無神経なことをしょっちゅう言っていて、しかも言ってる本人はお客を町に下ろさず山に留めているおそらく町で一人勝ちのホテルの経営者の娘で、その親元で今は暮らしていて、なのに「お金の使い方を間違えたんだよ」とか無責任に言ってるし何だかなー、と思わずにいられなかった
はじめちゃんは強くて優しくてかわいかった
ヒロインよりずっと大人だった
最後のぬいぐるみは、アフリカから帰ったあとに作ったんだろうか?
おさむは役者さんがとても魅力的だった。そのうち名前を憶えられるようになるだろうか