
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問してくださりありがとうございます。
今回は「住宅の断熱化で健康住宅」ということで、住宅と健康の結びつきについて考えたいと思います。
国土交通省が発表した断熱改修等による居住者の健康への影響調査では、断熱した住宅に住むと血圧が下がるという中間報告がまとめられています。
言い換えれば、断熱の不十分な寒い家に住む人は血圧が上がり、健康へのリスクが高く、十分に断熱された暖かい家に住む人は血圧が下がり健康へのリスクが低い。ということです。
特に65歳以上の高齢者ほど注意が必要と指摘しています。
興味深いのは脱衣場の室温です。
脱衣場が18℃以上あれば湯船のお湯の温度はぬるめで、浸かる時間も短いのに対して、脱衣場が18℃未満であれば、熱めのお湯に長く浸かるという調査結果です。
確かに、脱衣場の断熱は不十分で、寒い部屋のひとつですが、多少寒くても脱衣に要する時間は短いため、あらかじめ脱衣場を暖めることはなく、そのぶん熱めのお湯にじっくり浸かりたくなります。
そこで注意を呼び掛けているのは入浴中の事故です。
42℃以上の湯船に10分以上浸かると死亡事故につながりやすいというのです。
消費者庁ニュースリリース平成28年1月20日では、
家庭の浴槽での溺死者数は10年間で約7割増加し、平成26年には、4,866人(65歳以上が約9割)となり、交通事故死数4,113人を上回っている。
という記事があります。
高齢化が進んでいるからこそ、目をそむけるわけにはいきません。
自分が暮らす住まいに命を奪われることほど悲しいことはありません。
高齢者だけでなく、体調の優れない時は抵抗力も弱まっているので気を付けましょう。
断熱効果の高い発泡ウレタンは、断熱材の欠点であるすき間のない工事ができ、性能がじゅうぶんに発揮できる断熱材として信頼されています。
発泡ウレタンの記事はこちら。
以上で終わります。
最後までお読みくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
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今回は「住宅の断熱化で健康住宅」ということで、住宅と健康の結びつきについて考えたいと思います。
国土交通省が発表した断熱改修等による居住者の健康への影響調査では、断熱した住宅に住むと血圧が下がるという中間報告がまとめられています。
言い換えれば、断熱の不十分な寒い家に住む人は血圧が上がり、健康へのリスクが高く、十分に断熱された暖かい家に住む人は血圧が下がり健康へのリスクが低い。ということです。
特に65歳以上の高齢者ほど注意が必要と指摘しています。
興味深いのは脱衣場の室温です。
脱衣場が18℃以上あれば湯船のお湯の温度はぬるめで、浸かる時間も短いのに対して、脱衣場が18℃未満であれば、熱めのお湯に長く浸かるという調査結果です。
確かに、脱衣場の断熱は不十分で、寒い部屋のひとつですが、多少寒くても脱衣に要する時間は短いため、あらかじめ脱衣場を暖めることはなく、そのぶん熱めのお湯にじっくり浸かりたくなります。
そこで注意を呼び掛けているのは入浴中の事故です。
42℃以上の湯船に10分以上浸かると死亡事故につながりやすいというのです。
消費者庁ニュースリリース平成28年1月20日では、
家庭の浴槽での溺死者数は10年間で約7割増加し、平成26年には、4,866人(65歳以上が約9割)となり、交通事故死数4,113人を上回っている。
という記事があります。
高齢化が進んでいるからこそ、目をそむけるわけにはいきません。
自分が暮らす住まいに命を奪われることほど悲しいことはありません。
高齢者だけでなく、体調の優れない時は抵抗力も弱まっているので気を付けましょう。
断熱効果の高い発泡ウレタンは、断熱材の欠点であるすき間のない工事ができ、性能がじゅうぶんに発揮できる断熱材として信頼されています。
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