赤いランドセルを背負ったブルドッグが向こうから二足歩行でやって来てあまりにも周りに馴染んでるその姿に笑いを堪える僕と美秀ちゃん。
そのまますれ違うのかと耐えて目だけで見送ろうとするとなんとそれはこちらに向かってきて「もうダメだ」と言う。それだけ言って哀しいのか諦めたのかわからないような表情のまままた行ってしまった。
箸が転げてもおかしなお年頃、僕と美秀ちゃんそいつが去るのを無言で見守ったのち爆笑。突っ込みどころありすぎだろ。
僕が通っている美容室はビルの1階と2階にあってお店の名前はそれぞれ違う名前なのだが好きな店舗のほうで指名予約すればいいのだと美秀ちゃんが教えてくれる。
へー。もう3年通っているのに知らなかった。
いつも予約をする1階の店舗はカラフルポップな内装で若い美容師が多く、それはそれで色々可愛いのだけど2階のガラス張り越しに見えるシックなお店も気になってはいたのだ。
いつか2階のほうで予約してみよう。
学校に着くといつの間にか豪雨。
駐輪場で名前は知らんがめっちゃ可愛い子に話しかけられる。
さっき○○寄ったら(聞き取れなかった)車検屋さんが今から見に来るって言うけん、まだ上に上がれんのよね。
上とは屋上のバイク置き場のことで数が少ないからいつも争奪戦なのだ。
ふーん、難儀やね、と言いながらエレベーター前の庇の下に逃げ込み体の雨をはらう。
ビニール製の頼りない庇に雨は容赦無く叩きつける。
僕はたまたま気分で今日は徒歩で来ていてバイクはちゃんと今頃車庫の中で雨に濡れることもなく置かれてることを思って心から安堵する。
止みそうにない雨を美秀ちゃんと並んで眺めているとふと思う。
百人一首カルタ欲しい。
真面目に。
雨とか風とか星や月や、
こんな自然を昔の人たちはどんなふうに見てどんなふうに感じたのだろう?と思う。
いくつか知っている歌もあるけれどいざとなると割と曖昧なものだ。
頭は人間、下半身馬、みたいな。
げに雨の露げく様ほどかなしけれ
千々におもうものこそなれど
みたいな。
なんか今朝は異様にさぶっ。
そろそろ薄い毛布一枚で寝るのはどうかと思います俺。
寒くなってきた寒くなってきたと無駄に慌ててみるものの、コタツで雪見だいふくが楽しみな今日この頃。
ちなみにコタツで雪見だいふくとはコタツに潜って雪見だいふくアイスがあればいいということではなく、窓から見える外には雪が降っていないといけないということである。
外は寒いね外は寒いぞと無駄に言いながら暖かい部屋で猫たちとコタツムリで食べる「雪見」だいふくはきっと最高だろう。
そのまますれ違うのかと耐えて目だけで見送ろうとするとなんとそれはこちらに向かってきて「もうダメだ」と言う。それだけ言って哀しいのか諦めたのかわからないような表情のまままた行ってしまった。
箸が転げてもおかしなお年頃、僕と美秀ちゃんそいつが去るのを無言で見守ったのち爆笑。突っ込みどころありすぎだろ。
僕が通っている美容室はビルの1階と2階にあってお店の名前はそれぞれ違う名前なのだが好きな店舗のほうで指名予約すればいいのだと美秀ちゃんが教えてくれる。
へー。もう3年通っているのに知らなかった。
いつも予約をする1階の店舗はカラフルポップな内装で若い美容師が多く、それはそれで色々可愛いのだけど2階のガラス張り越しに見えるシックなお店も気になってはいたのだ。
いつか2階のほうで予約してみよう。
学校に着くといつの間にか豪雨。
駐輪場で名前は知らんがめっちゃ可愛い子に話しかけられる。
さっき○○寄ったら(聞き取れなかった)車検屋さんが今から見に来るって言うけん、まだ上に上がれんのよね。
上とは屋上のバイク置き場のことで数が少ないからいつも争奪戦なのだ。
ふーん、難儀やね、と言いながらエレベーター前の庇の下に逃げ込み体の雨をはらう。
ビニール製の頼りない庇に雨は容赦無く叩きつける。
僕はたまたま気分で今日は徒歩で来ていてバイクはちゃんと今頃車庫の中で雨に濡れることもなく置かれてることを思って心から安堵する。
止みそうにない雨を美秀ちゃんと並んで眺めているとふと思う。
百人一首カルタ欲しい。
真面目に。
雨とか風とか星や月や、
こんな自然を昔の人たちはどんなふうに見てどんなふうに感じたのだろう?と思う。
いくつか知っている歌もあるけれどいざとなると割と曖昧なものだ。
頭は人間、下半身馬、みたいな。
げに雨の露げく様ほどかなしけれ
千々におもうものこそなれど
みたいな。
なんか今朝は異様にさぶっ。
そろそろ薄い毛布一枚で寝るのはどうかと思います俺。
寒くなってきた寒くなってきたと無駄に慌ててみるものの、コタツで雪見だいふくが楽しみな今日この頃。
ちなみにコタツで雪見だいふくとはコタツに潜って雪見だいふくアイスがあればいいということではなく、窓から見える外には雪が降っていないといけないということである。
外は寒いね外は寒いぞと無駄に言いながら暖かい部屋で猫たちとコタツムリで食べる「雪見」だいふくはきっと最高だろう。