長崎県の最高峰 普賢岳  

2015-01-19 | 長崎県の山
 2015-01-18 大寒を二日後に控えた本日、山の会平成27年度一月例会登山を
           地元長崎県最高峰の普賢岳に行って来ました。
    振り返れば昨年の例会は青空が広がる下、九重の星生山で雪と山頂での強い寒風を楽しんだ。
          今年も昨年同様に雪山を予定していた。
        東日本以北には大雪を注意報が出されているが、この九州地方には寒波が届かない。
     元旦にこそ新たなる年の初めに相応しく
          佐世保の街や山に雪が降り白い薄化粧を見せてくれた。
   その後少しは冷え込む日が有るのだが、時折小春日和が顔を覗かせ暖冬気味で
        例会を心配する私の気持ちは青息吐息である
   それに会員の方々も、確実に年を重ね山行きの体力が落ち始めてきたのだろうか?
         昨年に比べ七十歳台の数名が山行をリタイヤされた。
   今回の参加者が少人数の為一週間前にバスをキャンセルし、十人乗りレンタカーを手配
           私の運転で、雪のない雲仙に向かう事にした。 
       

      雲仙池の原公園駐車場を  09:07 スタート
    

       澄み切った青空が待つ仁田峠駐車場に 
                  09:40登山道から飛び出した
      
         小春日和に誘われて、観光客や登山者の車がすでに多数止り
              登山の準備中の4~5名のパーテの横を静かに通り               

         大きな樅の木に出迎えられて、妙見岳に通じる登山道に入り込む
      

             妙見岳中腹より、眼下の仁田峠駐車場と
                 ゴルファーのいない雲仙ゴルフ場を見下ろす
          

         妙見神社着 10:36
           雪や風は全くなく、穏やかな陽ざしを浴びています
       
              雪の妙見神社 のブログ

            今日は少人数なので行動に時間を然程取られないので
                 予定外の国見岳に登り上がる 11:12
          
              急斜面の岩場がある為、吉さんは安全策の取付点で待機

         岩場の斜面を下る仲間達
       

             国見分れより鬼人谷へ下りる 11:41
          

           鬼人谷より国見岳を振り返る
       
             春にはミヤマキリシマの花で山肌が一色に染まり、
                         それはそれは美しい限りです 

           岩を支える 氷柱???
        

                登山道一部崩壊の為
                   これより先は【 ○○禁止 】です
                         自己責任で・・・   


            静ちゃんと美佐ちゃんが
                ヤマオグルマの説明版を熱心に読み「成る程^そうなんだ~」
          
          
            垂直の岩肌にタコの足の様に力強く根を張るヤマオグルマ

        多良山系や目の前に噴煙を上げる阿蘇の山を眺め
      
         北の風穴前ベンチに腰掛け、仲良くランチタイム 12:15~12:40
                 

          昼食後 鳩穴分れより
             立岩の峰に向かう急斜面の階段を有明海を背にして登る
       

         立岩の峰展望所には寄らず、一旦鞍部に下り
            霧氷沢分れに向かう仲間達を遠くに見る 
        

        普賢岳山頂 13:26
      
      
         山頂には佐世保のアウトドアーショップが募集ツアーの
                   一行が先着していた

       身を震わせる冬の強い風は勿論吹かず、頬を撫でるそよ風さえも吹かず
         小春日和の陽の光を浴び山頂からの展望を楽しむ
      
       
         「ね~噴煙を上げてる阿蘇の左は確か久住山よね
           「ふぁ~久住の頂きは白くしているよ」
          「ほら見て、その奥に遠く小さく見えるのは、由布岳でしょう
            弾む会話を
          傍らで聞いていた私は、これ程までに遠望する山を特定するなんて
           十分に山の楽しさを味わっているなと嬉しく思い、
                 私は頬を緩ませ微笑んだ

         本日はPM2.5の影響もなく360度展望が利き、
               遠く熊本の天主山や国見岳の山々も確認出来た     

          さぁ~ 下山です 13:47 薊谷に向かいます
       
           一部ガレ場の凍りついた部分を滑らない様に注意深く下りて行く
       
           アザミ谷で休憩中の募集ツアーを通り過ごし    
        
            平坦な登山道を仁田峠へと静かな足取りで進む

         普賢神社拝殿  14:46   参拝
       
            仁田峠名物の観光馬は寒い時期の休業か?一頭もいない
             雲仙ツツジがまだ遠い春に備える観光路を
              家族連れの観光客と混じりながら仁田峠を通り過ぎた

            スタート地点の池の原駐車場に下山 15:18 
         

            みなさんお疲れ様でした 
                今日の例会は 
         距離 9.6km 高低差 ±1000m 行程時間 6時間11分(休憩含む)
          
          さすが、佐世保山の会の皆様です。健脚に脱帽です
            一部氷結した風穴への登山道をアイゼンの装着せず
             山を痛める事無く山に優しく接し、無事通過
                  少人数ながら充実した例会でした。

              雲仙のお山と皆様に感謝です 

                   では 又お会いしましょう

                       

  

 


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