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5期鬼太郎中心、鬼猫を愛でるブログ。
※管理人、(現実世界の)夢追い人につき、夏頃まで更新停滞中。

ゲゲゲの鬼太郎第62話「くびれ鬼が死を招く」感想。

2008-06-18 00:40:45 | 5期鬼太郎感想



考えさせられる内容でした。


今回はメッセージが強烈でしたね。5期スタッフさんが意図していなくても、ある意味タイムリーなお話・・・だなあと。また後に記述します。
個人的な話になりますが、アマビエ中心回だっただけに、かわうそとの絡みを期待した私。笑  でも、終始相方はバケローさんでした。このコンビも結構いいですねww夫婦漫才みたいな感じで、いいノリでした♪ しかし、バケローさんはたまらん!w


今回の前フリ。さっそく鬼太郎さんの登場、かと思いきや。今回は違います。怯える男性の姿。足もとに落とされた携帯の画面には、あるアイドルの映像が。しかし、その男性に、それを見る余裕などありません。彼の目の前にいる、黒い影。
「あなた今、死にたいとおっしゃいましたね?」
問いかける影・くびれ鬼に、男性は怯えながらも反論しますが、そのまま襲われてしまいます。
一方、夜の街を走る鬼太郎さん。どうやら、くびれ鬼を追っていたようですが、捕まえようとするものの、気配が消えてしまいます。「また間に合わんかったか」とおやじ様が言うあたり、この攻防は一度や二度ではない様子。そこで、振り返る鬼太郎さんが一言。
「冗談でも死にたいとか言わないでくださいね」
この言葉が指し示す事とは───?


住宅街を走る車が、あるマンションの前で立ち止まります。その車から降りてきたのは、今をときめくアイドル・AYAさん。連日の仕事の疲れか、表情が暗いです。辛さから思わず、「息が詰まりそう」と零してしまいます。家に戻ろうとする彼女でしたが、ふと目に入った派手なテントに惹かれます。
そのテント、ねずみ男に「占い界のニュースターになれる」なんて唆されて、占いを始めたアマビエのお店なのでした。バケローさんも一緒にお店にいるようですが、お客が頻繁に来るわけでもなく、閑古鳥状態。それでも、いつもの閃きで「今日は来るよ!」と宣言するアマビエ。その様子を、そっとテントの隙間から覗き見、AYAさんはそっと中に入ります。よもやのトップアイドルの突然の来店に思わずびっくりするアマビエでしたが、当然嬉しいお客さん。アマビエも大ファンなようで、感激もひとしお。AYAの存在はネコちゃんに教えてもらったみたいです。やっぱり仲良しさんなんだなあw可愛いw
一度は帰ろうとするAYAさんでしたが、アマビエに仕事運を占ってほしいのだと言います。夢を追ってアイドルになったはいいものの、思い描いていた世界とは違うギャップに苦しみ、悩んでいるとのことでした。アマビエは、そんなAYAさんの心境を汲み取るように口を開きます。「よく見えるよ。辞めたくないから、何かにすがってでも続けたい。」そう、表現します。
「あんたが疲れちゃうのは、みんなに力をあげてるからだよ!」とAYAを励まします。負けちゃ駄目だよ。」とも付け加えて。この言葉に、AYAさんは多少なり救われたようです。と、突然ひらめくアマビエ。彼女にお告げしたこととは一体?

一方、バイトの男子大学生にくびれ鬼の影が近づいていました。バイトも休めないわ、彼女にも振られるわで、ちょっと疲れてしまったこの男子学生は、何の気なしに「死にたい」と呟きます。しかし、その言葉に反応したのはくびれ鬼。実はこの妖怪、「死にたい」と口にした人間を狙い、自身の異空間へと誘い込む、というのが能力のよう。先程の男性のように、彼もまた引きこもうとした時、今度は間に合った鬼太郎さんが現れます。すぐさま下駄を放ちますが、跳ね返され、まんまとくびれ鬼には逃げられてしまいます。これに珍しく、「くそ!」と地面を叩き、感情的に怒る鬼太郎さん。これにきゅんとした私。← いやさ、普段あんだけグダグダ生活のくせに、こんな時ばかり熱血漢なんですものこの子!
いつもこうだとかっこいいのに。


次の日、横丁メンバーが集まり、くびれ鬼の対策に打って出るようです。どうやら、くびれ鬼の異空間へ続く出入り口がどこかにあるようで、それを探して直接叩くしかないみたい。役割を確認し合い、解散するメンバー。そこへ、昨日の出来事を話したいアマビエがやってきますが、くびれ鬼のことで忙しい皆は付き合ってはくれません。ネコちゃんに断られ、頼みの綱のかわうそにも逃げられ、拗ねるアマビエ。
っていうか、そのメンバーの中にさりげなく、死神がいたんですけどwwww仕事はどうしたお前wwwwwww暇でも出されt(ry)

夜になり、再び占い屋の店に就くアマビエ。そこへ、AYAさんがやって来ます。どうやら、アマビエがお告げしたこと、「ステージの真ん中にいると危ない」という助言が当たったんだそう。それに笑顔を見せますが、やはり仕事は辛いようです。
アマビエの「お仕事そんなに大変かい?」と聞かれ、ポツポツと話し始めます。
友人のアイドルまでもが失踪したこと。
一体何のために歌っているのか?
大好きでしているはずの仕事なのに、言われるまま、求められるままであること。
彼女は最後に、「死んじゃいたい」と呟いてしまいます。

しかし、それが奴を呼んでしまうことに。テントの隙間から現れたのは、くびれ鬼!
AYAさんは異空間へと連れて行かれてしまいます。バケローの制止も訊かず、咄嗟に後を追うアマビエ。
その中は、絶望に溢れかえっていました。この陰気臭い雰囲気の中にいる人々は、全員絶望に伏し、何かをボソボソと呟く人もいます。その中には、失踪したはずのアイドル・みどりの姿も。「どうしてAYAに勝てないの!?」と、実力も上であるはずの自分よりもブレイクしているAYAさんへの嫉妬を露にしていました。それを見て、ショックを受けるAYAさん。そこへ、くびれ鬼から吐き出される緑色の煙が・・・どうやらこれが体内に入ると、同じように絶望に伏すようで、AYAさんも同様ににひっかかってしまいます。
AYAさんの姿を見つけたアマビエが彼女に駆け寄りますが、くびれ鬼に囚われた彼女にはアマビエの必死の声は届きません。彼女は心の中で、次々に彼女から背を向けていく幻覚を見せられ、どんどん絶望へと追いやられていきます。ついに、「私なんて、いらない・・・!」と呟くAYAさん。
しかし、アマビエは決して諦めませんでした「何言ってんだい! あたいはあんたが大好きだよ!」そう言い切り、初めて横町に来た頃のアマビエに、元気をくれたのは、AYAさんの曲だたことを切々と語るアマビエ「あの時の歌、あたいは忘れないよ。」アマビエの言葉は続きます「あの歌、もう一度歌ってよ!」
このアマビエの必死の訴えに、AYAさんは目覚めていきます。アマビエが彼女の歌を歌い始めると、徐々にAYAさんも歌い始めます。この歌が、くびれ鬼の世界に歌が響くころ、AYAさんには笑顔が戻っていました。絶望の世界が揺らぎ、人々をも解放していきます。

この事態にくびれ鬼が許すはずもなく、アマビエを捕まえ、叩きつけようとします。しかし、そこを助けたのは一反もめん! そしてようやく、くびれ鬼の世界への出入り口を見つけた鬼太郎さんが登場! 対峙するくびれ鬼と鬼太郎さん。絶望の淵へ追いやる緑煙を吹きつけますが、鬼太郎さんはちゃんちゃんこに下駄を巻きつけ、振り回して対抗します。最後はちゃんちゃんこで縛りつけられて、くびれ鬼の万事休す!
鬼太郎さんが勝利を収めます。
そして、AYAさんは、正気に戻ったみどりさんの手を取り、一緒に現世に戻ります。この2人の関係もいい方向に向かいそうです。

その後日、AYAさんは元気な姿でステージで歌を披露していました。絶望の姿など微塵も感じられません。そして、アマビエと歌った「Sweet Magic」で、ステージを盛り上げます。その客席には、変装したアマビエの姿もありました。彼女の姿を見て、微笑むアマビエが可愛かったですw


来週、チーがきたああああああああ!!!!!!!←落ち着け
サブタイトルは「日本妖怪全滅!? 妖怪反物!」です。さりげなく、チー大好きですwwキャラクターもさることながら、彼の能力で、反物になる鬼太郎さんが面白いんです。(ちょお前)


最後にちょっと真面目な話を。なんとなく反転です。
今回のメッセージ。冒頭の鬼太郎さんの言葉。
「冗談でも死にたいとか言わないでくださいね」
これは、作中の意図を示すだけではないですよね、もちろん。今の時代、私の友人も仕事が重なって辛くなると、「死にたい」と口にすることがあります。私も例外なくそうです。でも、冗談だとしても、そうやって何の気なしにこの言葉を発するのは、あまりにも軽率すぎると思いました。今の世の中、「死」という言葉はどこにでも溢れかえっています。いつでも目にする言葉です。それ故に、「死」という言葉は普段使う言葉としてあまりにも私たちに馴染み過ぎている気がします。その言葉の重みを気を留めることもなく、簡単にその言葉を、自分に、他人に、投げかける。その言葉の本当の価値が失われていることに、気付きもしないで。
いろいろと、反省しました。なんかもう支離滅裂ですね・・・orz

なんかまた湿っぽく・・・あわわ、すいませ・・・!
一旦落ちます! 毎日の拍手ありがとうございますww励まされていますww


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