今まで以上の超展開でしたww
いやあ、もう普通に面白かったです!展開の速さにもだいぶ慣れましたし。やっぱりノイタミナって、かなり駆け足になっちゃうんですね・・・。○やしもんもすぐに終っちゃいましたし。あれからだったのになあ。
とりあえず原作読んでから見ているので、なんとか付いて来れてますけど、未読の方はだいぶしんどいんじゃないかなあ・・・とか思ってしまいます。それでも、キャラクターがいきいきしているので、見ててすごく面白いですww水木先生のキャラクターは本当に個性があって、動かしやすいです。
初っ端から人魂を連れて歩いている鬼太郎さん。素敵すぎる。そりゃあ、警察官もビビりますわな。
しかし、街は今、厳戒態勢。なんと、イギリスから人狼がやってきており、被害が出ているんだそう。危ないからと、おっちゃんは鬼太郎さんに家に帰りなさいと促します。
しかし、鬼太郎さんの帰るのは、家は家でも、ある長屋の一角にあるねずみ男宅。しかも、親父様を人質にとられ、あの大海原から助けた事をかさにされ、鬼太郎さんは秘書、偽鬼太郎さんはメイドとして働かされているのでした・・・。おやじ様の事もあり、反発しようにも出来ない状態。仕方なく、ねずみ男に仕える日々なのでした。
そんな折、隣の部屋に「ガマ令嬢」なる女性が越してきます。彼女は口がなんとチャックというなんとも不思議な女性ですが、ねずみ男はなんと一目惚れ!彼女がチャックを開け閉めする音に、人生の希望を見出すんだそうwwまさに君にメロロンですな。鬼太郎さんも「相当重症だな」というほどです。すごい趣味だなww
彼女を家に上げ、もてなそうとするねずみ男。偽鬼太郎さんはメイドとして(笑)紅茶を淹れるのですが、その紅茶を失敬して、飲んでしまいます。しかし、その中には水神が潜んでおり、あっという間に溶けてしまう偽鬼太郎さん。その時の物音に、鬼太郎さんが駆けつけますが、時既に遅し。服だけを残し、偽鬼太郎さんは水になってしまいました。
っていうか、開始5分程度で偽鬼太郎さんがご臨終というorz
もっと見てたかったよ・・・偽鬼太郎さん・・・!せっかく寝子さんに生かしてもらったのに・・・!いい声だったのになあ・・・。(そこかい)
この有り様に、鬼太郎さんは震え上がります。恐怖に家を飛び出し、水のないところに逃げようとしますが、そんなところなどあるはずもなく、結局家に後戻りすることに。扉を開けると、そこには美味しそうなターキーが!鬼太郎さんはねずみ男が自分に用意してくれたものだと思い込み、さっそく食べ始めてしまいます。もちろんあのねずみ男がそんなことをするはずがありません。鬼太郎さんが座ったテーブルの向かい側に、人狼がひっそりと座っていました。なんと、人狼はねずみ男の隣の隣に住んでいる長屋の住人なのでした。黙って勝手にターキーを食べてしまったことに、鬼太郎さんが素直に謝ると、意外にもあっさり許してくれたのですが、そのかわりに条件付き。
なんとこの人狼もガマ令嬢に一目惚れしており、ラブレターを届けて欲しいと言います。
でも、水神に追われ、明日をも知れない命だからそんな暇はないと鬼太郎さんは断ります。一方、人狼は水神を退治してやると言い出します。イギリスの大学出を鼻にかけ、不可能はない、となにやら自信有り気。
その自信は本物で、湖に潜む水神を、小型飛行機で上から石油を撒き、そのまま火をつけて蒸発させるという荒業であっさり水神を退治。鬼太郎さん曰く、火葬だそうで。っていうか、人狼の権力にびっくり。私物なのか、あの小型飛行機はwwそういう変な所が気になりますww
しかし、喜ぶ鬼太郎さんをよそに、人狼は満月を見て、狼に変化!鬼太郎さんを襲おうとしてきます。なんとか鬼太郎さんは逃げ出します。
家に戻った鬼太郎さんを、待っていたのは、でろんでろんになったねずみ男。ガマ令嬢への愛をしたためたラブレターを渡して欲しいとまたもや頼まれます。自分と彼女の間を取り持ってくれれば、親父様を返すとの文句に吊られ、鬼太郎さんは引き受けます。しかし、ガマ令嬢は先ほど変化してしまった人狼に鼻をかじられていました。見境のなくなる人狼に呆れ、鬼太郎さんは危ないから逃げた方がいいとガマ令嬢に勧めます。彼女はそれを受け入れ、そっと引っ越す事に。
結局、ラブレターは鬼太郎さんの手によって近くの川に捨てられましたww腹黒すぐるww
ねずみ男のところに戻った鬼太郎さんは、ラブレターを渡した事にして、親父様の入ったひょうたんを返してもらいます。「お勤めご苦労様です!」という言い方が私的にツボって可愛かったwwしかし、ひょうたんの中は空っぽ。偽モノなのでした。それに憤慨して、鬼太郎さんはひょうたんを壊します。この一連の動作の作画が可愛いんですよね~!レトロな顔つきがなんとも言えませんww
翌朝、チャックの音が聞こえないとねずみ男が隣の部屋を見に行くと、そこはもぬけの殻!ガマ令嬢はもう引っ越していたのでした。そこに人狼も居合わせ、ふたりして鬼太郎さんの所為だと憤慨します。そこで、ふたりは組んで鬼太郎さんを葬ろうと計画を企てます。
彼らの計画は、鬼太郎さんをねずみ男のフケ入りの饅頭をたべさせ、気絶した所で、棺桶につめ、重りをつけて海に沈めてやろうというもの。その作戦は順調に進み、あとは重りをつけ、沈めるだけという段階。しかし、ねずみ男にある異変が。ほほに、大きなこぶができているのです。しかし、おたふく風邪だろうと気に留めませんでした。そして、無事に海に沈め、男の純情を弄んだ(笑)報いを鬼太郎さんに施します。
家に戻った2人がトランプをしていると、夜中に訪問者が。小包が届きます。しかし、差出人を見てねずみ男は驚愕。それは海に沈めた筈の鬼太郎さんからでした。しかも、小包は彼を入れたはずの空っぽの棺桶。そこへ、たたみ掛けるように、洗濯屋がやってきて、鬼太郎さんの服と下駄を持ってきます。いよいよ、この異様な事態に2人はどうなっているのだと困惑します。真相を確かめようと、先ほどの小包に書いてある住所を尋ねてみることにします。
新宿駅で、臨時の電車に乗り、北奥多摩霊園へ向かう2人。この先に何が待っているとも知らずに・・・!
2人以外に乗っているのは骸骨ばかり。怪しむ人狼がこの電車の行き先を尋ねますが、答えません。っていうか、さりげなく水木さんが乗っている件wwあれ、絶対水木さんですよね!?こういう細かい設定見つけると面白いですよね。
先へ行く列車は、「臨終」、「火葬場」、「骨壷」と怪しい駅名ばかりに止まります・・・。「骨壷」でねずみ男が弁当を買いますが、それがまたすごい。狼が引くのも分かります。しかも100円なんだよね。当然のことながら物価が違う・・・。
「骨壷」を出ると、一気に景色が一変して、墓場のような風景になります。そして、乗客も完全に骸骨へとなりかわります。驚く2人ですが、ねずみ男の発言により、人狼は憤慨し、単独行動を取ります。そして、列車を降りようと窓から脱出しますが、もちろん走っている電車から飛び降りる、ということはそれなりの結果になるわけで。この際、自慢の大卒の教養なんて全く役に立ちません。
ねずみ男には再びあのこぶがほほに現れています。この奇妙な列車を走らせていることに怒ったねずみ男は、乗務員室に乗り込みます。しかし、そこにいたのは、海に葬った筈の鬼太郎さん。「ご乗車、ありがとうございます。」と振り向く鬼太郎さんが最高すぎる!かっこいい!
鬼太郎さんが電車を止めると、景色と列車は元の姿に戻ります。なんと、列車は最初から動いてなく、全て鬼太郎さんの仕業だったのでした。しかも、ゴミ捨て場の廃電車。人狼はというと、すぐ側にあった石で頭をぶつけ、打ち所が悪かったらしくご臨終でした。
そっと逃げ出そうとするねずみ男を、あのこぶが止めます。おたふく風邪のこぶかと思いきや、実はねずみ男に入り込んだ親父様!実は、ねずみ男が寝ている間に耳の中に入って操り、鬼太郎さんを逃がしただけでなく、列車で人狼を怒らせたのも親父様と、影のMVP並みの活躍。この恐ろしいまでの鬼太郎親子にさすがのねずみ男も従わざるをえなくなり、今度は逆に肩を揉まされたり、下駄を磨かされたりと立場が逆転するのでした。
と、来週へ続いていきます。今回は展開は速かったけど、すごい面白かったwwやっぱり鬼太郎は怖くなくちゃなあ、と思いました。5期でも幽霊列車は怖くてこれぞ鬼太郎、という感じでしたよね。ネタもほぼ同じでしたし。今思えば、5期は原作に概ね忠実だったんですね。
来週も楽しみに待ちたいと思います♪
