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5期鬼太郎中心、鬼猫を愛でるブログ。
※管理人、(現実世界の)夢追い人につき、夏頃まで更新停滞中。

ゲゲゲの鬼太郎第68話「地獄超決戦! 西洋妖怪総登場」感想。

2008-08-04 23:06:35 | 5期鬼太郎感想


展開の速さに吹きました。


久々の鬼太郎がこれなのか、と心の中でちょっとツッコミ。タイトルがやけに仰々しい割に、その西洋妖怪はあっさりやられるし、ちょっと肩透かしくらった気分でした。こんな分厚いストーリー、よく一話にまとめましたね、三条さーん!!
黒→猫とか、ネズネコとか個人的萌え要素もたっぷりで、面白かったんですけどね。前回からに比べて、だいぶ強引な展開な気が・・・・・・。このエピソード自体はもうちょっと後でも良かったんじゃないかというのが、正直個人的な見解です。


さて、さっそくストーリーを。
樹木子の一件から、人間界には、立て続けに死んだ人間の魂が蘇っては、人々を襲う事件が日本全国各地で起こっていました。東京は勿論、大阪、はたまた沖縄にまで。途中で、別府が出てきましたけど、ここが、三条さんの地元なんですかね・・・だとしたらテラ私情じゃないかwwwwまあ、個人的には嬉しかったですけどね。まさか、地元が同じだったとは思いませんもん。笑
この事態を、鬼太郎さんは地獄に異変が起こっているからだと言います。地獄───それは、全ての人間の生と死を司る所。その異変とは一体?


その頃、地獄には、ネコちゃんとねずみ男、そして黒鴉さんの姿がありました。それというのも、ネコちゃんとねずみ男が名指しで閻魔大王に呼ばれてしまったとこのこと。黒鴉さんは、その付添人のようです。あまりにも心当たりがありすぎるねずたんは、まだ会ってもいないのに、すっかり委縮してます。それを見て、「泣くな! 情けない!」と黒鴉さんに怒られてしまいます。しかし、ネコちゃんは、何故自分たち2人が呼ばれたのか、腑に落ちない様子。それに、自分にはねずみ男のようなやましいことなど一つもないはずなのに。そうやって、不安になっているネコちゃんに、黒鴉さんは「ネコ娘さんのような純真な方が!」「きっとお目付け役としてですよ!」と必死すぎるほどのフォロー!笑  ねずたんと対応違いすぎててワロタwwほんと黒鴉さん、ネコちゃんのこと好きなんだなー! いいね、いいね! そして、いつの間にか「ネコ娘殿」→「ネコ娘さん」と呼び方がフランクになっているのも個人的にはニヤニヤですたwwネコちゃんも、黒鴉さんの気持ちに全く気付いてないのも見てて微笑ましい。見事なまでに、妄想せずとも公式で鬼←猫←黒という方程式が出来上がってます。そして、あまりの対応の違いに、ねずたんに「ナンパガラス」とか言われてる黒鴉さんが大好きだ。←
そんな3人の前に、宋帝王が現れます。一体何の用件で、という彼に対し、3人は閻魔大王に呼ばれてやって来たのだと答えます。しかし、宋帝王が言うには、「閻魔大王には謁見できない」とのこと。
しかし、事態は悠長なものではありませんでした。窓から外の様子を伺うと、空には輪の形状をした装置が現れ、そこから西洋妖怪軍団が地獄に一斉に押し寄せてきているのでした。その中には、ドラキュラ3世、ザンビア、ワイルドなどの新勢力が装置を造ったグレムリンたちを引き連れていました。それに対し、地獄の十三王たちが力を合わせ、結界を張り、地獄を守ろうと応戦していました。しかし、この結界が崩れてしまえば、地獄は完全に西洋妖怪軍の手に落ちてしまうとのことでした。
それに加え、宋帝王は、この事態を招いた人物がいるのだと告白します。その人物は、邪魅を逃がし、また前回の事件で地獄に侵入したグレムリンを意図的に逃がした、とのこと。その人物の名は、衝撃的でした。それは、五官王だというのです。その彼は、裏切り者として、今は牢に入れられ、緊縛されているようです。
で、そのシーンが出るんですが・・・ちょ、えええええ!!!!!∑(゜□゜;)
あの五官王が完膚なきまで束縛
されてる!!!!! 男前な彼がここまでやられるなんて、意外すぎます。ああなんてことを・・・。

と、そこまで来たところで、いつ間にやら、ねずたんはいなくなっていました。どうやら、この事態にビビって尻尾巻いて逃げたみたい。逃げ脚だけは早いのね。
逃げ出すねずみ男は、広場へと出ます。しかし、その目の前には暗闇の中、鎮座する閻魔大王様が! あまりの恐ろしさにビビるねずみ男。そして、「ねずみ男よ」という閻魔大王の低い声が響きます。彼が言うには、今現在、魂だけを切り離し、地獄の中心でその力をコントロールしているとのこと。しかし、その為に身動きが出来ない為、自分の代わりに五官王と宋帝王を集めてくれと命じます。西洋妖怪と結託し、血の海地獄を乗っ取ったという裏切り者がいるということも伝えます。
閻魔大王の命令です、もちろん断ることもできません。そこへ、どこからともなく、宋帝王が。ねずみ男は、違和感を覚えます。目の前にいる宋帝王の姿が、隣にある鏡に映っていないのです。まさか、との思いがねずみ男の脳裏によぎります。
「逃げろ、ねずみ男!」という閻魔大王の声に、宋帝王に屁をかまして逃げるねずみ男。そう、本当の裏切り者は、宋帝王だったのです。

その頃、横町では、地獄へと急ぐ鬼太郎さんと蒼兄さんの姿がありました。森にある地獄の入口に向かう一行の前に、西洋妖怪たちが待ち構えていました。その顔触れには、ドラキュラ2世や初代魔女、フランケンも。彼らが地獄を狙う理由には「日本はくだらぬ国だが、地獄だけはたいしたものだからね。」というベアード様の言葉を引き、この地獄の力を手に入れれば、西洋妖怪は最強になれる、とのこと。
もちろん、これを許すはずがない鬼太郎さんたち。横丁メンバーも集結し、ついに両軍が激突! 双方が激闘を繰り広げる中、蒼兄さんの手助けもあり、鬼太郎さんは一反もめんの背中に乗り、先に地獄へと向かいます。

一方、西洋妖怪の総大将(?)であるベアード様は、美女の魔女を侍らせて、先日の鬼太郎さんから受けた傷の治療中。今回は現地には赴かず、じっくり静観するつもりのようです。

地獄では、ねずみ男がネコちゃんたちのところへ戻り、先ほどの事を伝えたようですが、日頃の行いが悪い所為か、相手にされません。宋帝王が裏切り者だと訴えても、軽くあしらわれてしまいます。まるで、狼少年のようですね。笑
そんなねずみ男に、ネコちゃんは近づき、じっとねずたんの眼を見つめます。まるで、彼の心を読むかのように。彼女の下した判断は、ねずみ男を信じることでした。
「珍しく真剣な目だったから、信じてみたの」というネコちゃん。おおお! なんというネズネコ! 目で見るだけで解るとか・・・すごいぜネコちゃん! やっぱり、なんだかんだで完全に嫌っている訳ではないんですね。
何処かに囚われているはずの五官王を探し出すネコちゃんたちは、牢の中にいる彼を発見します。またしても、じっと見つめるネコちゃん。そして、以前渡した霊界符が懐に収められているのを発見したネコちゃんは、五官王は裏切り者ではないと確信! そうとなれば、助けだすのみ、なのですが、牢には頑丈そうな錠前が。しかし、ねずたんにかかればなんてことありません。ちゃっかり、黒鴉さんの目を隠して、見事なまでにあっさりと鍵を開けてしまいます。

その頃、鬼太郎さんは地獄へ到着するやいなや、グレムリンの造った奇妙な装置をさっそく壊しにかかります。その前に、宋帝王が立ちふさがります。彼はドラキュラ3世から、鬼太郎さんが地獄へ向かっていることを聞いていたのでした。地獄の十三王の一人である宋帝王がなぜ、と戸惑う鬼太郎さんに、「邪魔に決まっているだろう」と言い放つ宋帝王「割目して見よ! 栄光ある一族の始祖の姿を!」と言い、姿を現したのは、宋帝王もとい初代ドラキュラ伯爵!
彼が数十年間、宋帝王になりすまし、邪魅を解き放ち、グレムリンを招き入れた張本人。伯爵は、既に死んでいる為に不死身。親友であるベアード様の頼みでこの役を買って出たんだそう。しかも、彼は血の海地獄を手に入れた強大な力で、巨大なコウモリさえも従えるまでになっていました。そのコウモリを、結界の方へ向かわせます。
鬼太郎さんも、負けじと髪の毛バリ、髪の毛剣も、体内電気、はたまた指鉄砲さえも効きません。不死身と超回復能力を持った伯爵には、鬼太郎さんが本来持つ一切の攻撃が無意味に。仕方なく、武頼針を解き放つも、それすらもせいぜい互角という状況。

一方、五官王を助けだしたネコちゃんたちの前に、ドラキュラ3世とザンビアたんが立ちふさがります。五官王は3世と、黒鴉さんはザンビアたんと応戦。ネコちゃんとねずみ男は、血の海地獄に封じられているはずの宋帝王を助けに向かいます。
ここでも、黒鴉さんが迷活躍。ザンビアたんの女の子にしては、汚ない口調に「何と下品な! ネコ娘殿とは大違いだ!」とここでも、ラブ発言。どんだけ好きなんだ黒ちゃん^^^^^^
そんなネコちゃんといえば、ねずみ男と一緒に血の池地獄に潜り、宋帝王を助けだします。なんか、随分あっっっさり解けましたけど、宋帝王さん、自分で解けたんじゃ(ry)

伯爵と戦いを繰り広げる鬼太郎さんの前に、突如、地獄の中心で八大地獄の力をコントロールしていたはずの閻魔大王が現れます。特別な力を与えられている五官王と宋帝王に、その役目を任せてきたようです。
「今こそ奴らに地獄の罰を与える!」との仰せの通り、本家本元の獄炎乱舞を発動させ、西洋妖怪たちを装置ともども、一気に焼き払います。伯爵も、獄炎乱舞と鬼太郎さんの武頼針の攻撃を受け、倒されます。地獄での形勢が一変したことで、横町にいた西洋妖怪たちも、一旦引きあげることとなり、ともかくも地獄は侵略の危機を乗り越えたのでした。
力を使い果たし、倒れる宋帝王を、五官王が支えます。・・・・・・っていうか、何このシーン。あらぬことを考えた私は地獄流し。←

しかし、冒頭の問題はまだ解決していませんでした。それは、猫ちゃんとねずみ男が呼び出された理由。
閻魔大王は、2人に、今後両腕となって鬼太郎さんのために働くことを命じます。その通告は黒鴉さんを通して行われるとのこと。「コイツと2人で!?」と戸惑い、不安を隠せない2人。
冗談じゃない、と思うねずみ男が「俺はこれからもずる賢く儲けて気ままに生きて行くからな」に対し、ネコちゃんは「あたしたち、鬼太郎の為に何ができるの・・・?」と考え込んでしまいます。新しい伏線になるのは当然ですけど、一体どんな意図があるんでしょうか・・・そこがものすごく気になります。
一方、西洋妖怪サイドにも新たな刺客が。伯爵が倒され、空いたポジションへ、「ヨナルデパズトーリ」という妖怪が引き継ぐことに。こちらも目が離せません。


さて、来週はー? 予告で、「ああ、絶望だ。全てが虚しい」とぼやいていた鬼太郎さん。とうとう、擦れちゃったか・・・いや、元々からかもしれないが。ゲスト妖怪は、穴ぐら入道。久々に、ギャグっぽい展開で、少し楽しみです♪


今回の自分、黒鴉さんネタで盛り上がりすぎな件。だって、黒鴉さん青春してて可愛いんだもの。全くけしからん! 一途にネコちゃん想ってるし・・・まあ、ネコちゃんは鬼太郎さん以外はアウトオブ眼中(久しぶりな単語)なので、「いい人」止まりでなんとも思っちゃいないんだろうけど。黒猫いいなーネタがあったら書いてみたいものですw

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