愚か者の船

~V・ファーレン長崎の航海を生温く見守るブログ~
もしかしたら、あなたもここに乗ってるかもしれないですぞ

重工戦

2008-07-14 14:33:00 | Weblog

重工との試合はやはり特別です。
地元での開催でありながら、相手の重工にも応援があったり、叱咤激励が響くのはダービーマッチならではですね。

その声も基本的にメインスタンドの最上段あたりから聞こえてくるんで、関係者なんでしょうね。
もっとも、叫んでる人は『いつも同じ人』だと思いますがw

この声が近くで響くことを加味すれば、長崎県選手権などで対戦する時も重工戦はメイン観戦する方が個人的には気分が上がってきます。
今のV・ファーレン長崎を冷静に観たいと思ったことも理由のひとつではありますが…

試合の方は~
伝庄のゴール後に着いたのでそこまでの流れはよく判らないのですが、
「一体どうしたいのか判らない重工
         vs
「先にやりたいことをやれたV・ファーレン長崎
という感じの前半だったのではないでしょうか。

重工はもっと速い積極的な寄せで、ボールを奪うとシンプルにサイドなり中央なりから速攻を仕掛けてくるイメージだったのですが、渉・竹村・元気が左サイドを制圧していたおかげで結局何もできませんでした。

中でも竹村のハードワークには頭が下がりますね。
ボールを奪われても自分で追いかけて奪い返すし、暑さをものともしないスピードとスタミナは圧巻でした。ほんと素晴らしい。

メンバーが大きく替わった後半はうってかわってなんだか落ち着かない展開に。
緩急が足りない。

そもそもタイプの違う選手をそのままポジションに入れるってのはどうなんだろう?
元気あってのトップ下だと思うんだけど…?
ディフェンスはかなり成熟してきたと思うけど、人が変わると途端に攻撃がチグハグになった気がする。
で、指示が「速く!速く!」だけ?
その単純な言葉に深い意味があったのかもしれないけど、重工の状態が悪くなければどうなってたやら。

それでも鶉野・清次の若手2人が得点を挙げたのは好材料だと思います。
しかしながら、次節の沖縄かりゆし戦に元気が出られないのは痛いですね。
あのカードを受けたシーン、なんでまた最終ライン付近に元気がいたのかが謎なんですが…。
とにかく上位決戦が続くので無駄なカードを受けないプレーを心がけて欲しいものですね。