前回は試合の観戦スタイルについて不満や疑問、自分の決意を書いたのですが同じ「羽生くんファン」の中でも当然応援スタイルや求めるもの、羽生くんに対する欲のベクトルは様々であり、何が正しいかなど私に決める権利は無い。私はただ、自分の信じる道や正直な気持ちを書いていくだけである!
…ある羽生くんファンの方々から見れば、サラ枕は邪道なファンに見えるに違いない…
そして、世の中は様々な考えを持つ者の集まりである、ということで、お互いを認め合える世界になったらいいですね←突然スケールをでかくして終了するスタイル
羽生くんに対する欲というのは絶対誰しも持っていると私は断言する。
例えば「一つでも多くの演技を見たい!」「こんな曲で演技をしてほしい!」とかいう欲はファンなら当然持っているし、持って当然な欲だと思います
しかし、悪い欲というのもありまして…
その悪い欲について実は色々書いていたのだが(自分も含めて)それはまたにします
それよりも、私は今朝、泣きそうになった。
羽生くんの試合を観て「悔しいー!」とか思えるのも今シーズンだけかもしれない。という悲しい予感
予定構成表を見て興奮したり、試合を見て一喜一憂して、心配したり祈ったり、羽生くんの戦闘モードに心震えたり、羽生くんの頭脳に痺れたり、ライバル選手の演技中に「こけろーー!」とか心の中で叫んだり、ジャッジに怒ったり、日本の地でアメリカ国家が流れる表彰式を見て悔しさ全開になったり、羽生くんに感謝したり、感謝したり…
そんな経験もあと何試合なんだろう
アイスショーならこの先いくらでも見れるかもしれない。でも、試合は違う。
写真集やグッズやイベントはこの先もあるかもしれない。でも、試合は違う。
だから私はこれから特に試合に焦点を当てていきたい。これまで以上に!!!!!!試合に集中したい!!!!!
そんな時、私は羽生くんがワールドのスモメダで言った言葉を思い出します
「これからも一緒に戦って頂けたら嬉しいです。」
そして、先日更新されたスケ連の選手プロフィールのひとことコメント。
羽生くんのひとことコメントはこうです。
「これからも全力で戦っていきます!よろしくお願いします!」
これから「も」全力で戦っていきます。この「も」の意味は大きい。羽生くんは昔も今もこの先もずっと変わらない。そんな羽生くんの一本道をこの短い言葉から感じました。羽生くんのこのコメントは他の誰よりも短い。しかし誰よりも深い。私は他の強化選手約30人、全員のコメントを読みました。
https://www.skatingjapan.or.jp/figure/player/
その中で、「戦う」「戦います」と書いた選手は羽生くん以外にいなかった。(だから悪いと言いたい訳ではないが。)
「戦」という文字だけに注目すると、「戦」を書いた選手は他に二人いた。島田くんと佐藤君である。
と書いていた。不思議な事に、フォントはみんな同じなのに、島田君のコメントだけ綺麗な文字に見えた。雅に見えた
これは、「島田君は字が上手」という情報がインプットされている上に文章が上品だったので、島田君の文字だけ綺麗な文字のフォントに私の脳が勝手に変換したのだ!脳の不思議な能力に、今、感動している…
…完全に話がずれている…
とにかく!私は戦う人を見るのが好きだ。勝利の為に真剣になって熱くなるアスリートを応援するのが好きだ。羽生くんのような自分とは真逆な素晴らしい選手、理想の選手、妄想でしかいなかった選手を応援できる幸運。ありがとう!羽生くん!!!!!
しかし、自分が戦うのは好きでは無い…できれば戦いたくない…戦ってみてわかる戦いの大変さ…
私は息子と少し戦っただけで心身共に疲れ果てる…そして、この何億倍も大変な戦いに挑み続けている羽生くんへの尊敬が増すばかりである。
そんなサラ枕の戦いの記録…息子のテスト返しで勃発した戦いについて簡潔に書いて終わりとします。勿体ぶった訳では無いが、結果的に書くのが遅くなってすみません…そして、くだらなくてすみません…
常に色々な戦いが繰り広げられているこの世界よ…
先週は息子の定期テストの「テスト返し」の週でした。中学3年生になって2回目です。その際に予想以上の点数たちに眩暈がし、これはヤバイ…かなりヤバい…本当に何とかしないとヤバい…
と、心の底からのヤバさを実感し、正念場の夏休みの計画を綿密に立てつづけている状態のサラ枕であります…逃げることはできない。過去を悔やんでも仕方が無い。やるしかない
そんな今から約一か月ちょっと前…それは息子が中3になて初めての定期テストのテスト返しの頃であります…
今まで、悪い点数の時はギリギリまで隠し通そうとしてきた息子ですがさすがに受験生になったのですから、それは通用しないと説明しました。「どんなに悪い点数でも怒らないから、返してもらったらすぐに正直に見せる」という約束をしました。確かに約束したのです…
しかし、息子は英語の答案しか私に見せませんでした…英語だけだったのです…私に堂々と見せることのできた答案は…
私は2日間に渡って息子と戦いました。答案を隠し通そうとする息子と戦いました。
結果的に力勝負となりました。
私は家族といえどもプライバシーを尊重してきました。部屋に入る時にはノックをするし、カバンも勝手に開けたりしない。
そして何より息子を信じた。正確には信じようとした。いや、信じるふりをした。
しかし、我慢にも限界がある。英語の答案だけ見せてから何日経っても音沙汰が無い。痺れを切らした私は、答案が入っているであろうカバンを開けようとした。
そうしたら息子は慌てて全力でそれを阻止しようとした。
…バレバレである…
そして私と息子は、カバンを挟んで綱引き状態になった。
息子は今や私より身長が20cm高くなり、180cmとなっていた。しかし私は負ける気がしなかった。
なぜなら息子の体重が軽いからである
私は丹田に力を入れ、腰を落とし、全体重をかけてカバンを引っ張った。地区の運動会での経験が役に立った。
両者動かず数分間経ち、息子が根負けして2教科の答案をしぶしぶ出した。
……その点数は私の記憶から既に抹消されている……
しかし、まだ2教科残っている。
翌日、またカバンを開けようとする私と、抵抗する息子。今度は相撲の取り組み状態になった。
私はまた丹田に力を入れた。気分は獣の巨人である。
その際、実際に「母さんは獣の巨人である~~」と叫んで威嚇しながら戦った。
しかし、勝負は五分五分のままで進み、水入り状態となった。
さすがの私も、体力気力ともに限界に来ていた。なので別の作戦に出た。
本当はこんな事はしたくは無いが、もう、充分信じた。私が息子を信じて何日も待っていた果ての最終手段である。
息子の同級生のお母様にLINEで、テスト返しについての質問メッセージを送ったのだ。有難いことに返信は直ぐにきた。
その時のLINEのやり取りのスクショを貼ります。このときの私の怒りと絶望と情けなさを誰かに共有したい。共有されても困ると思いますが
…男女平等が謳われる近年ではあるが、私はやっぱり男は男らしく堂々として欲しい。姑息な嘘を付いてごまかしたり、隠れてズルをするような男にはなって欲しく無い!!!と常々思っているし、息子にもそう伝えてきたつもりであった。
それなのに、私の思いは息子には届いていなかった。今回、姑息な嘘をついた息子に私は怒りMAXであった。点数が悪い事ではなく、姑息な嘘をついたことが腹立たしく情けなかった。
しかし、そんな怒りMAXの私に息子はこう言った。
「僕は、お母さんから怒られる自分を守る為に嘘をついたんだ!」
と…
こじらせた中学生…
呆れる言い分だが、息子はいたって真剣であるからややこしい
この口ぶりは、進撃の巨人のアルミンから影響を受けているのではなかろうか
こっちまで頭がおかしくなってくる…
そして、そんなことを真剣に言う息子に対して笑けてきてしまった。
さて、どっからこの矛盾について説明しようか…どこから手を付けようか…
私はため息をついた。
疲れる。非常に疲れた…
このときは旦那がまだ帰宅する前の出来事でありました…旦那がいたら「何アホなこと言ってるんだ!」で済んだかもしれない…
そして今、さすがの息子も自分の状況が非常にマズいと気づいたらしく夏休みはがんばる!!!と言っておりますが…
どうなるやら…
がんばるなら今から頑張れよ!って感じですがね…では、また…
羽生選手への応援スタイルや、欲望・願望は様々でも、羽生選手が好きで応援しているという大前提の共通点が一致している限り、それがとんでもない違反じゃない限り、人それぞれってことで、尊重してもらいたいなと思っています。
それでなくても、アンチや、一部メディアや、利害関係のあるライバル関連等々、辛いこと多いのに、同じ羽生選手ファン同士くらいは、意見の対立とか、お互いの主張のし合いとか、牽制とか無く、認め合えたら嬉しいんですが、これも、私の意見であって考え方は様々ですもんね!
でも、羽生選手の戦う様が好き!は、みんな共通しているんじゃないでしょうか!競技の世界にいる限り!という姿勢も、全身全霊の本気さも、そして、それを公言することからすらも逃げないところには、眩しさやら、尊さ、精神の強さ等を感じて、一層なおさら応援したい気持ちが募ります!!
息子の件は、またもや恥ずかしい事を書いてしまったと少し後悔してますが
私が理想とする羽生くんファンの世界は、いろんな考え、違う考えを持つ羽生くんファン達が、お互いを尊重しつつ、意見を交わし合えるというものです
相手がアンチなどだと喧嘩腰だったり、一方的だったり、聞く耳を持たないですが、同じ羽生くんファン同士なら、討論的な感じでいろんな意見を言い合える。そうなら良いな~!と思います!
まあ、どうしても自分と違うスタイル、思想には文句を言いたくなりますが
ただ、おっしゃる通り、羽生くんを応援するという根本はみんな一緒ですから、試合の時などはどんなファンも一緒になって、一丸となって応援できると思うので、今シーズンもその時が楽しみです♪
やっぱり、羽生くんを好きな人同士、絶対みんなどこか似てるとこがありますよね