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少しづつ

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せめて心は籠めないで

2014年08月28日 06時19分02秒 | パンドラ(見てはならぬ)
たまにホテルやカラオケルームなどで
「この部屋は○×が心をこめて清掃しました」などと書いてある
カードが置いてあることがある

では、どこに心が感じられるか?
ホコリは取れていない、机も前の客が残した水跡そのまま
食器も水で流しただけの痕跡

組織はとにかく書類さえ提出させておけば管理していると何十年も
前からの形態を続けているのだろうか

現場の職員を順繰りに全員、一日客の立場で使用させてみると意識は
全然違うものになるだろうが余裕の無い現代社会ではそれも難しいか

毎日提出を義務づけられている日報
一言コメントを一番下に書き込む欄があった
天邪鬼な私は曜日ごとに7通りをただ事務的に書き込んでいたら
数か月後にそれがばれて呼び出しを食らった

「あぁ読んでるんだ」と思わずくちにしたら怒ること
だが今でも思う、形だけのもてなしよりは実際に現場の人間の意識を
やる気をどう引き出すか

これは会社だけに限らない、教育の場においても同様
サービス業が長い経験からすると鞍手高校が宿泊に来た時
(こんなに人間的に優れた生徒達が居るのか)と衝撃を受けた
あれこそ伝統が見事に受け継がれている良い手本だろう

自分が心から望まない事はせめて心をこめるなどと微塵も思わない様に

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