バルセロナ旧市街の北東部分、ボルン地区の北側にサンタ・カテリーナという市場があります。
ここは昨年リフォームオープンしたキレイな市場。15cmのタイルを20万枚敷き詰めてあり、
これは果物と野菜をイメージしているそうです。使用された色は実に67色。
鮮やかな色彩が目を引きます。
最近のバルセロナ近代建築はガウディに負けず劣らず個性的なものが多く、
この市場は水道会社のオフィスが入っている
アグバルタワーとともに、ニューヨーク近代美術館の企画展でも紹介されるんだとか。
野菜屋さんに野菜らしからぬもの。カタツムリです!!
と、そこの魚屋さんでサシが光り輝くトロを発見!
お寿司大好きな私は迷わず即購入です。
実はスペインは世界でも有数のまぐろ大国。
日系の漁業会社もカナリア諸島などに駐在所を構えていて、日本への輸出も相当なものだったと聞きます。
ところが近年の日本の経済落ち込み、スペインの人件費高騰、ユーロ高などで日本向けの採算が悪くなって、
スペイン市場に出回る機会が増えたそうです。
2000年の日本向けまぐろはスペイン産が半分以上を占めていたのに、2005年には2割以下に減っています。
なので市場ではこんな風にまぐろをどかんと売っているのをよく目にします。
お店の人も日本人はまぐろのお得意さんだと分かってきているので、新鮮なよい部分買い物をすることができました。
久しぶりのトロを目の前に平常心を失って、思わず奮発しちゃいました。
トロにぎりとネギトロ軍艦にしていただきました。
おいしーーー!!
よめ