BCNネタ!

旅行だけでは味わえないバルセロナ生活の醍醐味をたっぷりお届けします。

2005年も終わり

2005年12月31日 | ふだんのBCN!
新しい年を目前にしてブログのデザインも一新。バルセロナで過ごす正月は2回目どす。

この時期、お互い楽しく過ごせるように、との願いを込めてベソ(ホッペ2回キス)や握手やら
してから休みに入ります。今日が仕事納めだっただんなもやってきましたよ。カヴァ(シャンパンと似た発泡ワイン)でお疲れ様、の乾杯したし。先週、クリスマスに入る前にも挨拶したのに、こればっか。

同じようによく行くお店やスーパーに行っても、「良いお年を」って必ず声を掛けてくれます。こちらも「ありがとう、あなたにとっても」と気持ちよく挨拶を交わします。

季節の行事ごとを日本以上に大事にしようという姿勢、見習いたいな。


では、これまでこのブログを読んでくれた全ての方にありがとう。
みなさまの2006年がよい年でありますように!

だんな・よめ




禁煙法

2005年12月29日 | ふだんのBCN!
お世辞にもお上品とは言えないスペインのタバコマナー。歩きタバコは当たり前やし、火がついたまま捨てるし、子供がいようが妊婦がいようがお構いなし、で禁煙派のわしら夫婦にとって閉口することが多かった。

が、そんなわしらにはグッドニュース!! 来年1月1日から禁煙法が施行され、基本的に公共の場での喫煙ができなくなる。一定以上の大きさのレストランやらバルやらは場所全体を完全喫煙とするか完全禁煙とするかを決めなくてはならない。

職場でもこれまで喫煙コーナーを設けて吸うことが認められていたけど、これからは会社施設の一切の場所で喫煙が許されなくなった。これに違反した場合は会社が罰せられる。

スモーカーには厳しいかもしれんけど、個人的にはとっても喜んでいる。同僚も極端なときは1時間に1回はタバコに行き、少なくとも20分は帰ってこないので仕事になりゃぁしない。まさか会社の敷地から出てもっと長い時間をタバコに費やすようなことはないだろう、と祈っとります…(甘いか?) そういえば先日の忘年会でも「来年からどこで吸うよ…」と途方に暮れる声があちこちから聞こえてたなぁ。早く来い2006年!




だんな




欲望バトン

2005年12月27日 | BCN!じゃない話
旦那の弟夫婦「choose-life」のなつこさんから欲望バトンが回ってきました。

◆◇Q1.今やりたい事◇◆

カット。
日本の美容院に行きたい。ヨダレの垂れるほど気持ちのいい頭皮マッサージを
してもらい、いつも通っていた美容師Sさんにカットしてもらいたい。

◆◇Q2.今欲しい物◇◆

包丁研ぎ。主婦ですから。
1年間毎日同じものを使い続けてるのでもう全然切れない。
キャベツの千切りがつながってしまって・・

◆◇Q3.現実的に考えて今買ってもいい物◇◆

パソコン。
購入当初から相性最悪。もう限界です。でもかれこれ6年の付き合い(古ッ)。

◆◇Q4.現実的に考えて欲しいし買えるけど買ってない物◇◆

ガリレオとかロケフリTVなどの
外国で日本のテレビがリアルタイムで見れるPCサーバー。
何より驚いたのは、紅白出場メンバーを知って。「Def Tech」って??
「WaT」は誰?うーん、進んでしまってます。浦島太郎化が。

◆◇Q5.今欲しい物で高くて買えそうに無い物◇◆

アティコの家。
マンションの最上階の部屋。太陽の光を部屋にたくさん取り入れたい。
広いベランダに友人と集まって、ワイワイゆっくり食事して休日をくつろぎたい。

そういう貴重な時間はお金じゃ買えないねー。
でもそんな夢見る空間はやっぱりお金がないと整わないよね・・

◆◇Q6.タダで手に入れたい物◇◆

水。
週末は水の買出しが大変です。
バルセロナの水はカルシウム等のミネラル分が非常に多く、洗ったグラスについた水滴も白く残るほど。
洗濯機、食洗機、アイロン、加湿器なども詰まって故障してしまいます。

◆◇Q7.恋人(だんな)から貰いたい物◇◆

結婚2年目にして記念日を忘れていただんなさま。
10年目の記念日には「スィートテンダイヤモンド」期待しております。

◆◇Q8.恋人(だんな)にあげるとしたら◇◆

毎年クリスマスにはカカティオをあげようか?1つずつ。(参照

◆◇Q9.このバトンを5人に回す◇◆

これを見てくださってる方に。
ぜひおねがいします。


よめ




続・クリマのおいしいもの

2005年12月26日 | BCN!から旅行(国外)
やっぱり旅においしいものはかかせません。

ドイツといえば、ソーセージ!!
ここニュルンベルグでは小指ほどの小さいニュルンベルガーソーセージ。
カリカリに焼いてあり、いくつでも食べられる。とまりません。
添えてあるザワークラウトがまた格別です。すっぱいだけのものでなく
いろんなスパイスでコトコト煮込んであり、口の中でとろけます。



焼き栗の屋台。
自然なクリの甘さでホクホク。アッという間に食べてしまいました。

お菓子の屋台も多く、ドイツの伝統菓子にも触れられます。

「レープクーヘン」はニュルンベルグの名物で、ナッツとシナモンなどの香辛料が
たっぷり使っていて、やみつきになる味です。
店先にはハート型がチョコでコーティングされていて”アイシテル”なんて
メッセージが。



ドライフルーツのみっちり詰まった「フリュヒテブロート」というパンもクリスマス名物

手作りのクッキーはサンタクロース、テディベアー、雪だるま。
ずっと飾っておきたくなるような可愛さ。







冷えてきたらアツアツのグリューワインをまた飲んで温まったら
さあ!もうひとまわりよー。



よめ




ドイツ一有名なクリマ

2005年12月25日 | BCN!から旅行(国外)
」どうしても世界一有名なドイツのクリスマスマーケットが見ておきたくてニュルンベルグへ。
駅からフラウン教会に続く道には、ツリーの飾りを中心とした様々な屋台が連なります。





ガラス細工、陶器やろうそく、ろうそく立てはドイツらしい家の形。



顔がクルミ、体がプラムで作られた人形の屋台も目につきました。
いろいろな衣装で、今にも歌いだしそうに表情豊かで一つに絞れません。



小さくてかわいいものがいっぱい。目移りして選ぶのがもう大変!!





もっともよく見かけたオーナメント屋さんはワラや木で作られた素朴なもの。
迷いに迷って私もこのタイプのものを選びました。



小高い丘にあるカイザーブルグ(城)から見たニュルンベルグの旧市街。
第二次世界大戦では大きな被害をうけ、この地は暗い歴史が続きましたが
現在はこのように昔ながらの街並みに復興されよみがえっています。



ちょうどお昼時だったので、家々の煙突からは昼食を用意するケムリがモクモク。
う~ん・・イイ匂いも流れてくるネェ~

マーケットには、ほんとに多くの家族連れでいっぱい。
あー、ドイツの人たちはいったい家でどんなふうに準備しているんだろうな。




 (長くなったので、食べ物編は次回に。)


よめ


ドイツ二日目は・・・

2005年12月24日 | BCN!から旅行(国外)
ドイツ二日目はローテンブルグに到着。
中世の雰囲気をそのまま残し、ドイツらしいカワイイ街に気分もワクワク。
城壁に囲まれた街並みは、子供の頃絵本の中でみたおとぎの世界そのもの。







とんがり屋根にピンクやグリーンの壁の家のドアの飾りつけや
出窓の明かりの灯し方には、我が家にも取り入れたいヒントがいっぱい。

マルクト広場の仕掛け時計は、時間になると将軍と市長が両脇に現れ
手に持ったワインを飲みほします。見過ごしてしまいそうな微妙な動きですが
すごく素朴でホノボノしました。



名物は「シュネーバル」、スノーボールという意味のお菓子です。
脳みそのようなグニャぐにゃした見た目には一瞬引きましたが、
サクサクして意外においしい!シュークリームの皮を揚げたようなお味。
男性の握りこぶし大の大きさで、1個食べたら充分の食べ応え。
シンプルな粉砂糖かけから、チョコレート、ナッツなどがありました。



有名なプレーンライン。



看板がとてもお洒落♪





街はクリスマスのイルミネーションで彩られ、
ほんとうにおとぎの国へまよいこんでしまったよう・・




よめ





ドイツのクリスマス市に行ってきたさ

2005年12月20日 | BCN!から旅行(国外)
バルセロナのクリスマス模様を少しお届けしてきたけど、実はドイツのクリスマスマーケットも見てきたよ。3日間滞在したけど、まずはシュトゥットガルトから行ってみよう!

ここはドイツ南部の街で、ポルシェやメルセデスの本社があることでも知られる経済都市っす。とは言うものの、街はキレイそのもので普段バルセロナに住んでいることを考えると何でも手に入るこの国はサイコーって感じ。

クリスマスマーケットの華やかさでも知られていて、屋台の屋根には工夫を凝らしたディスプレイが雰囲気を盛り上げてくれる。









赤ワインにスパイスやら砂糖やら入れて暖めたグリューバインを飲むととっても暖まる。子供でも飲んでいる子がおったから日本の甘酒的な感覚かな。アルコール度数はワインと同じやけど。街それぞれでマグカップのデザインが違っていて、飲み終わったあと返却するとカップ分が返金されるシステムになっている。リサイクルの国やからね。





今回はグリューバインとソーセージにハマった。だんなはソーセージが大好物やけど、本場のソーセージのプキプキ感にはシャウエッセンもびっくり。(余談:後日ドイツ語を知らぬだんながドイツ人の友人にシャウエッセンの意味を聞いたら、「見る・食べる」ということで意味として成立しないとか。発音が悪かったのかな?)

実はシュトゥットガルトは学生時代の思い出の地。しんしんと雪の降るシュバルツバルトの森の中でパスポートを落としていたこと気づいたのがシュトゥットガルトの駅前。青い顔をしてこの街のメインストリートを歩いたことを思い出した。数時間後、奇跡が起きて無事パスポートは手元に戻ってきたのでした。


だんな




イルミネーション

2005年12月19日 | ふだんのBCN!
梅田スカイビルにあるような
大きな大きな目を見張るようなツリーはないけれど
通り通りには、かわいいイルミネーションで彩られてます。
うちのピソ(マンション)のロビーにもツリーがお目見えしました。





ああ
クリスマスが待ち遠しいなー。


よめ







バルセロナで過ごすクリスマス

2005年12月12日 | 観光的BCN!
ヨーロッパで過ごすクリスマス、さぞかしキレイだろうと思ったら実際は拍子抜けで最初は戸惑った。けど、家族で過ごすイベントだからこれでいいのだ。日本のクリスマスのほうがよっぽど華やかでうきうき感があるね。

スペインで特徴的なのはこのベレン人形。キリスト生誕のシーンを模型で再現したものらしいけど、これがやたらにリアルな人形のオンパレード。で、毎年これの材料を売る屋台でクリスマス市は大賑わい。そんな毎年買い替えるものでもないやろうに。



で、そのシーンのどっか端っこに必ずおるのがカカティオと呼ばれるその名も「うんこおじさん」。何か知らんけど大真面目できばってはる。写真じゃ分かりにくいけどひつじさんの横でこっちに背中を向けてるのが彼。



リアルバージョンのカカティオの他にこのように丸太をベースにしたんもある。言い伝えでは子供が棒でカカティオをバシバシ叩くとこりゃたまらん、とおじさん、うんこ漏らしてしまう。で、これがトゥロンと呼ばれるクリスマス菓子に化けるそうな… ウソのようなほんまの話。そんな歌詞の童謡もあると聞いたことあるし。



昨年はよめの(猛)反対で叶わんかったけど、今年はついにカカティオ買いました。リアル版と丸太版の二種類。カタルーニャ人は下ネタが大好きです。よく見るとこの人形、ほんまにリアル。





素敵なクリスマスのお話。汚い話でごめん。

だんな






サラゴサへおこしやす

2005年12月03日 | BCN!から旅行(スペイン)
テルエルへ行く前にサラゴサという街へ寄ってきた。実はスペイン第5の都市で大きい街なのに観光ガイドでの扱いは本当に申し訳程度。あまりぱっとしないイメージなので何かのついでがないと行かないなぁ、とこれまでほったらかしにしていた感がある。

ここはアラゴン州。カタルーニャの隣なのに景色が全然違う。何というか「スペイン」ですわ。



この牛さんが中央の影響下にあることを物語っている。この看板、スペインのあちこちで見かけることがあるけど、
カタルーニャにだけは絶対にない。

さてサラゴサの街、アラブの影響が多く残されているムデハル様式の建物が多く見られる。青や黄、緑などのタイルをちりばめてできた
幾何学模様がとても美しい。州ごとに風景が全く違ってくるのが面白い。



最初の期待が小さかった分、いい意味で裏切られた気分。どの建物もとってもきれい(美しく、清潔感がある、かといって真新しいわけではない)で、広場もとっても落ち着いた雰囲気。あまり観光客もいないし、のんびり散歩するにはもってこい。



圧巻はこのバシリカ(聖母教会)。同じ広場にカテドラル(大聖堂)もあるけど、「教会」のほうが圧倒的に規模がでかいという逆転現象。
バシリカから望むサラゴサからの眺めも素晴らしかった。






(前の週にたくさん雨降ったので川が濁ってるな)


で、画家のゴヤはここの出身。



このナヨナヨした人たちは誰か分からん。



サラゴサよ、今までバカにしててごめん。ここいいよ、ホンマに。
2008年には万博もあるってことなのでみんな行ってみよう!!


だんな