25日に久方ぶりに東京秋葉原に行きました。朝から寒々とした小雨。秋葉原の電気街には数年ぶりです。前にいつ来たのか失念しています。JR秋葉原駅には「つくばエクスプレス」も接続していて、駅の構内はすっかり様変わりしています。なんだか東北への玄関口の雰囲気。しかし、もっと驚いたのは電気街の変貌です。秋葉原といえば、ごった返しの電気屋専門街でそれなりの雰囲気がありました。でもすっかりきれいな街並みになっています。
さらに神田寄りの「万世橋」横には、昔の国鉄万世橋の跡がきれいに整備されています。もちろん駅舎ではありませんが、赤煉瓦の建物はすっかりこの付近の景観を一新しています。万世橋駅は中央線の神田駅と御茶ノ水駅の間にありました。明治45年(1912年)に開業したといわれています。初代の駅舎は東京駅と同じように赤煉瓦の豪華なものでしたが、大正12年(1923年)の関東大震災で焼失しました。昭和18年(1943年)に駅の機能は止まりました。
そして、平成25年(2013年)に新しく「マーチエキュート神田万世橋」が開業しました。プラットホームにあたる屋上には「カフェレストラン」があり、窓越しに中央線の電車が両脇を行き交う独特な空間となっています。