母の知り合いのご子息が
耳鼻科を開院することときき
アレルギー体質の我が家は
親子で通った。
結婚して、子供を持ってからも
家族で通い
アレルギー性鼻炎や
上気道炎や喘息、中耳炎
感音性難聴など
いろんな病気を診ていただいた。
子供達も巣立ち
私もアレルギーが酷い時以外は
風邪を引くこともなく
元気に暮らしていたので
しばらく間隔が空く様になった
ある日
たまたま、喘息が悪くなって
病院にいくと
閉院のお知らせが貼ってあり
まもなく閉院するとの知らせに
驚いた。
まだまだお若いですし
ご自宅の敷地に開院していたし
それより何より
今後、どこの病院へ行ったらよいのか
その日から路頭に迷った。
市内に耳鼻科は
数軒あるものの
はっきり言って
頼りになる様な病院はない。
行ってはみたものの
人の話を聞かない
検査はするが治療が伴わず
薬はないのですか?と
たずねると
じゃあ、アレルギーの薬でも飲む?
と言った状況。
私が慢性副鼻腔炎とさらに伴う後鼻漏、アレルギー性鼻炎で治療をしていたと話ているのにも関わらず
ハウスダストに反応があると言う結果を知らせただけ。
患者に簡単に話をしたあとは
患者が診察室にまだいるうちに
看護師たちと私語を交わして
あはははと楽しそうに
している。
診察の前に呼ばれる前も
診察室の中から笑い声が聞こえていた。
他はざーっと
吸入やら点鼻やらをして
薬を処方。
1週間程度の処方では
どうにもならない。
急性期の治療をする病院は
あるけれど
元にある慢性副鼻腔炎の
治療をしてくれる病院がなく
いつのまにか
後鼻漏がひどくなり
他の疾患まで出てしまい
信頼して受診できる病院が
無いのだ。
総合病院の医師も
どんどん辞めて
診療科が閉鎖されていく。
病院も学校も会社も
都会に集中して
治る病気も治らないのが地方。
寿命が短いと言われても
医師の水準とか病院設備とか
生活習慣だけじゃない
問題がありそう。
とにかく
今のこの不調から
早く脱せねば
今月から大きな仕事が
控えているのに…。