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特になにもないですが

遠慮する

今朝、出かける支度をしていたら

「何時頃出るの?どこの駅から行くの?駅まで送ろうか?」と家主。


9時には出るけど
駅までバスに乗るからいい、と断りました。

遠慮の気持ちもありますが、
家主の言う“駅まで”というのは
家主にとって都合の良い駅までなら、という意味なので

自分の利用したい駅まで
バスで出た方が良い、そんな気持ちもあるのです。


しばらくすると
また家主が部屋から出てきて

「駅まで車で行こうか?」と。


私は先程と同じようにもう一度
バスで行けるから大丈夫、と答えました。


それから20分程たったでしょうか。

家を出る時間が近づいてきた頃、
家主は薄手のジャンパーを着て

「そろそろ出るの?駅まで行くよ」


…伝わりますでしょうか。

ここまでくると
今度は、断ることを遠慮しなくてはいけない空気になっています。


結局、
家主の得意とする駅まで
車に乗せてもらいました。

「ありがとう」と言って駅で降りました。

ありがたくない訳ではないです。
バス停での待ち時間も
駅まで立ったままバスに揺られることもなく
駅に到着です。

ただ、

遠慮に遠慮を重ねることとなった私は
なんだか押し負かされたような気持ちにもなり


いやいや、
せっかく送ってもらってるのに
ありがたいと思っておかないと


なんて
自分の正直な感情を打ち殺す作業も加わることで

自分を大事に出来てないように感じているのです。


最初から遠慮せずに
『私の利用したい駅は、少し離れた向こうの駅だからそっちに送って』


もしそう言っていたら

「えぇっ!?なんで?」

きっと不機嫌そうな返事を
浴びせられていたことでしょう、

以前言われた時のように。











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